サバゲニッポン昔話
うさぴょん「みんなお待たせだぴょん。サバゲニッポン昔話のお時間だぴょん」
クマノフ「クマーーーーーー」
ネコ田さん「俺、もう降板したいにゃ〜」
うさぴょん「どうしてぴょん?」
ネコ田さん「だってヤラレ役だしにゃ〜」
クマノフ「そんなネコ田は無視してお便りコーナー行くクマ」
ネコ田さん「酷いにゃ〜」
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ハンドルネーム:グレネーダー見習い
トラ吉さん、うさぴょん師匠、お疲れ様です〜♪
う〜んっ!!!さすがとしか言いようの無い腕前ですねっ!!
僕なんて今日は1ゲットのみで、他はほとんどやられちゃいましたよ…。
でも、いいんです。
ポケットガンで戦えたんです。
大好きなクリアカラーのポケットガンで。
いつかトラ吉さんとうさぴょん師匠のようになるため、腕を磨いていこうと思いますっ☆
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エリー「好きな銃でプレイできるのが一番ね」
クマノフ「クマー」
パン太「うさぴょんが師匠になってるよ〜。僕も弟子が欲しいよ〜」
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ハンドルネーム:やまだ
いや〜すごくおもろかったです。はい。
グリ夫も借金なくなってよかったですね!
これにこりて気を付けることだな。
まぁがんばれや〜応援してるで〜
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クマノフ「いや、奴はきっとまた借金するクマ」
うさぴょん「どうして分かるぴょん?」
クマノフ「人誰しも貧しくなると藁にもすがりたくなるクマ」
ネコ田さん「クマノフさん、そうとう追いつめられてるにゃ〜」
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ハンドルネーム:さとにゃん
そーいやーハンドガンしか使えないってどっかの足だけがとりえの無計画なヤロウが言ってたんだー!
恥ずかしいことこの上ないです…((-_-;)
てなわけで、とらきちはやっぱり強かったってことですね(は?)これからも相手の裏をかき回し続けてください。
今度はボトルアクションライフル使うもちっと強くてダンディーなスナイパーをだして下さい。期待してますよ。
なんか文がめちゃくちゃですが許してください。
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クマノフ「トラ吉ファンクマ」
うさぴょん「らしいぴょん」
クマノフ「私のほうがかっこいいのに、納得いかないクマ」
ネコ田さん「最新のアンケート結果ではクマノフさんは三位に転落だにゃ」
クマノフ「クマッ!?前は二位だったクマ」
うさぴょん「トラ吉が一位で、僕が二位にあがったぴょん」
クマノフ「クマー……」
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ハンドルネーム:キュマノフ
おひさーです♪
ロシアでプ○チン大統領と秘密会談してきました。
〜秘密会談決定事項〜
・我が国の誇りであり、同士のクマノフには、 生活費の全面支給。
・クマノフの住居をスターリングラードに移転。
・トラ吉を食料として使用。
以上
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クマノフ「トラ吉が食えるクマ」
エリー「クマノフ様!スターリングラードに帰っちゃうの?」
クマノフ「私はもうロシアに帰るつもりは無いクマ」
ネコ田さん「きっとロシアでそうとう借金してきたにゃ」
エリー「あたしがいるから帰れないんでしょ?クマノフ様」
クマノフ「そうではないクマ〜」
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ハンドルネーム:yosi
トラ吉さんが帽子のつばを後ろ向きにかぶったのが見てみたい(笑
あと、最近僕の大好きなクマノフたんがでてこないです。かなしいです。クマノフたんかむばぁ〜っく。
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クマノフ「クマクマ〜」
うさぴょん「クマノフさんファンだぴょん」
ネコ田さん「俺のファンはいないのかにゃ〜」
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ハンドルネーム:エリー(偽)
「クマノフ様っ!
ダメじゃないの、トラ吉に人気奪われてっ!
ま、私だけのクマノフ様だから他人からの人気が落ちても問題ないんですけれども・・・。」
さぁ、どうするクマノフ!!
人気が落ちるに任せてエリーのものになるのか、
それとも心機一転を果たして見事一位に返り咲くのか!?
そのためには、やっぱAKをドラグノフにするしかない!!
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エリー「誰よあんたっ!」
うさぴょん「偽物だぴょん」
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ハンドルネーム:もりお
やっぱりトラ吉すごいっすね!!俺も自分もあんな風に敵を倒してみたいです・・・自分もトラ吉のマネしてスパスでサバゲやったんですけど・・・・さんざんな結果でした(^^;)
なんであんなにうまくいくのかな〜・・・とか思ったりして!
秘訣か何かあるのかな?
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クマノフ「秘訣はトラ吉に直接あって聞いてくるといいクマ」
ネコ田さん「住所は?」
クマノフ「トラ吉ってどこに住んでるクマ?どうみても今は関東に住んでるクマ」
ネコ田さん「大阪追い出されたのかにゃ〜、クマノフさんがロシアから追い出されたみたいに」
クマノフ「酷いクマ」
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ハンドルネーム:ネクロノミコン
盗聴とか素で卑怯すぎでしょう!!!!!!!
大分ゲームじゃなく戦争になってきてる・・・
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クマノフ「大分県で戦争クマ」
ネコ田さん「それ、読み方違うにゃ〜」
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ハンドルネーム:でゅらはん
レイ○エンジ○ルは賞味期限切れですか?
あぁ、親愛なら我が守護仏虚空蔵菩薩様、
そのようなジェイムソン教授モドキの義体に魔改造されていたとはおいたわしや。
ましてや、賽銭箱にあるまじき文字まで落書きされてしまっているとは涙が止まりません(つ。;)
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ネコ田さん「ジゾーについてかにゃ〜」
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ハンドルネーム:でゅらはん
グリ郎、さすがです。
地獄に落ちながらも神を信じているとは。
いや、この支離滅裂な言動から察するに、自分でも何を言っている分かってないのか!?
関係ありませんが、別府の地獄巡りでは、
「私は地獄に行ってきました」とか「毎日が地獄です」とか書かれた、
湯呑みやTシャツが売ってます。
一緒に並んでいたお子様用BDUモドキが意味不明でした。
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ネコ田さん「別府って怖いにゃ〜」
エリー「クマノフ様〜、一緒に別府温泉旅行に行きましょう」
クマノフ「それってどこクマ?歩いて行けるクマ?私は電車に乗るお金も無いクマ」
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ハンドルネーム:レイブンさん
>顔に大きな穴の開いたランナーの姿。
あぁ俺の事かぁw照れるなぁw
>「父さん!やっとよ父さん!トロフィーを取り戻したよ!借金もチャラだよ!」
違うよ!アレは俺だって!勝手に誤解しないでくれたまえ!
>ご利用は計画的に。
計画的ならご利用する羽目にはなりませんよ♪
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クマノフ「最後の一言に反論したいクマ。私はいつでも計画的クマ」
ネコ田さん「それはどうかにゃ〜」
第19話:クマVSクマ
ある日。
とってもよく晴れた日です。
クマノフたちがいつも使っているフィールドです。
カサササ……
僅かな音と共に草が揺れています。
草の隙間からトカゲ色の顔が現れました。
その首には大きなエリマキがついています。
そのトカゲ、エリーはブッシュから完全には顔を出さず、ブッシュの隙間から前方を静かに探っていきます。
「あたしのクマノフ様……今あたしが狩って差し上げますわ……」
エリーの顔には不気味な笑みが浮かんでいます。
ガサガサ……
エリーの左側、7mほどの位置にはネコ田さんがいました。
ネコ田さんはゆっくりと前方に移動している最中です。
エリーの移動に比べるとおおざっぱで、音も大きな移動です。
ネコ田さんは立ち止まり、ブッシュの上から前方を見渡しました。
完全にブッシュの上に頭が飛び出た状態です。
「クマノフさんいないにゃ〜。どこかにいるはずなんだけどにゃ〜」
そう言った瞬間。
パパン☆カチン☆
正面から飛んできた弾が、ネコ田さんのゴーグルに当たりました。
「ヒットにゃ〜。一番最初にアウトにゃ〜」
ネコ田さんが立ち上がりました。
バララララララ☆
エリーがステアーAUGを前方に向け、撃ち始めました。
「正面、20m、太い木の左側のブッシュよ!」
パパパパン☆
一瞬遅れて相手からの反撃が来ますがエリーには当たりません。
バララララララララララララララララララララララララララ☆
エリーの斜め後方から射撃音がしました。
その着弾は、かなり広い範囲に散らばっています。
「このへんだよね〜」
パン太が腕を振りながら前方に向けてデタラメに弾を放っているのです。
「ちゃんと狙いなさいよっ!そんなんで当たるわけないでしょっ!」
エリーがパン太に向けて叫びました。
バララララララララララララララララララララララ☆
「え〜、聞こえないよ〜。なんて言ってるの〜」
パン太は自分の射撃音でエリーの言葉が聞き取れていないようです。
「だからデタラメ撃ってたって……!あ、ヒット!」
パン太の射撃音に紛れて、敵からの反撃が来たのです。エリーもアウトになってしまいました。
「エリーちゃん、ヘボいよ〜」
セフティゾーンにむかって歩くエリーにパン太の声が届きました。
バララララララララララララララララララ。
パン太はさらに前方に向けて弾をバラ撒き続けます。
「なかなか当たらないよ〜」
敵を見えていない上に、敵の位置を確認していないのですから当然のことです。
しかし、そのことにパン太は気づいていません。
パパパン☆
「ヒットだよ〜。また撃たれたよ〜」
パン太もアウトになりました。
それから数分後。
ピピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー☆
タイムアップの笛が鳴りました。
セフティゾーンにクマノフ、うさぴょんの二人が戻ってきました。
「10分逃げ切ったから私の勝ちクマ」
クマノフがいつものように無表情で言いました。
「うさぴょんは生き残ったんだけどにゃ〜」
どうやら5人はキツネ狩りルールを楽しんでいたようです。
クマノフが先にフィールドに入り、それを残り4人が10分以内に探し出して倒すルールでした。
「一人になっちゃったから倒せなかったぴょん」
「僕もけっこういい線いったんだけどな〜」
パン太が言いました。
「どこがにゃ〜!」
「僕悪くないよ〜。ネコ田さんとエリーちゃんが最初にアウトになるから悪いんだよ〜」
「これで3戦目クマ。未だ私は一度も撃たれてないクマ」
「クマノフさん卑怯だよ〜、ずっと逃げてるんだもん〜」
「キツネ狩りルールだから当然クマー」
「せめてネコ田とパン太にも、うさぴょんやエリー並の技術を身につけてもらいたいクマ」
「パン太はともかく、俺もかにゃ〜?」
「そうクマ、さっきの移動を思い出すクマ」
「にゃ〜?」
「相手に見つかった状態で移動する時はともかく、見つからずに移動したい場合は周辺ブッシュより上に顔を上げたらいけないクマ。立ち止まって策敵する時も同様クマ、決してブッシュから顔を上げず、ブッシュの隙間から前方をうかがうクマ」
「そんなんじゃ見通し悪いにゃ〜」
「見つかっちゃうよりいいぴょん」
「はにゃ〜、これじゃきっと一回戦落ちだにゃ〜」
一週間前のことです。
ジリリリリリリリリリリリリリリリリリリ。
クマノフのアパートの部屋の中。黒電話がけたたましく音を立てました。
ガチャリ。
「クマノフだクマ」
「おう、わいやわい」
「わいさんクマ?」
「わいや」
「わいやーさんクマ?」
「わいやっ!ちゅうまんねん」
「ワイヤッチュウマンネンさんクマ?長い名前クマ」
「トラ吉やっちゅうねん」
「トラ吉やっちゅうねんさんクマ?」
「しつこいっちゅうねん、しばくで!」
「シバクデさんクマ」
「まあ、なんでもええわ。とりあえずトラ吉や」
「ああ、トリアエズさんクマ」
「なんそうなんねんっ!トラ吉やトラ吉!トー!ラー!キー!チー!」
「ああ、トラ吉クマ?」
「そうやそうや」
「分かったクマ。用件はそれだけクマ?切っていいクマ?」
「まだ何も言うてないやんか!」
「そんな気もするクマ」
「そんな気だけやないっちゅうねん。ほんでな、来月のサバゲ大会でるんか?」
「それはおいしいクマ?」
「あかん、わかってへんのやな。来月、サバゲの大会があるんや」
「知らなかったクマ」
「ほんまでっかい大会や、毎年、何十っちゅうチームが集まってサバゲ最強を決めるんや」
「知らなかったクマ」
「ほんでまあ、でぇへんのかと思ったわけや。知らなかったところをみると参加登録してないんやろけど、今ならまだ間に合うかもしれへんで」
「なるほど、面白そうクマ。どんなルールクマ?」
「レギュは1j、0.2g。ボルトアクションライフルは0.3gまでや。1チームは5人、本戦トーナメントに出場できるのは16チームや」
「本戦トーナメントクマ?ということは予選もあるクマ?」
「そうや、予選を勝ち抜かんと本戦トーナメントにはいけへん」
「それは急がないといけないクマ。今から申し込めば間に合うクマ?」
「そうやねん、はよせいや〜」
「もし間に合わなかったらトラ吉のせいクマ」
「なんでわいのせいやねん!」
「トラ吉が私に知らせるのが遅れたせいクマ」
そんなわけでクマノフたち5人は、この大会に向けてトレーニングをしているのです。
「そろそろ次のゲームをやるクマ。また私が一人隠れるクマ」
「それつまんないよ〜。だっていつも負けてるもん〜」
パン太が不満そうに言いました」
「それならどうするクマ?」
「ネコ田さんを一人にしようよ〜」
「何で俺にゃ〜!」
「だってネコ田さん相手なら倒せそうだよ〜」
「パン太に言われたくないにゃ〜」
こうして今日もトレーニングは続くのでした。
そしてついに大会当日がやってきたのです。
よく晴れた天気の中、開催地の富士の樹海に向けて赤いワンボックスカーが走っていました。
車の運転しているのはクマノフ。そして助手席にはエリー。
その後部にはパン太、うさぴょん。そしてネコ田さんが座っています。
「天気もいいし、サバゲ日和だぴょん」
笑顔でうさぴょんが言いました。
「だが試合は今日だけではないクマ」
クマノフが前を向いたまま答えました。
「泊まりこみっていうのは長いにゃ〜」
「暇人じゃなければ参加できないクマ」
「それって俺たちも暇人ってことだにゃ〜」
途中の峠道で、事件は起こりました。
「クマノフ様、あれは何?」
エリーが前方を指さしました。
そこには何人かのクマが道を塞ぐように立っていました。
近づくにつれ、彼らはこちらにむけて何か叫んでいるのが分かります。
どうやら停止するように言っているようです。
「何だクマ?死にたいクマ?」
クマノフはアクセルを踏む足をゆるめません。
速度を落とさずに走ってくる赤い車を見て、さすがに彼らもたじろいでいる様子です。
クマノフは無言でアクセルを踏み続けています。
「クマノフ様、止まらないと轢いちゃうわ!」
エリーが叫びました。
しかしクマノフは、まるで聞こえていないかのようです。
「クマノフ様っ!!」
「しかたない、止まってやるクマ」
車は急ブレーキをかけて急激に停止しました。
停止したすぐ前には道をふさいでいたクマたちがいます。
車が止まると、7匹のクマたちが車の周りを取り囲みました。
クマノフはドアの窓を開けました。
「どうしたクマ?何か用クマ?」
取り囲んでいたクマたちの胸には、白い三日月型の模様がありました。
彼らは月の輪熊のようです。
「俺達はこのあたり一帯を仕切っている者だ。ここを通るには通行税置いていってもらおうか!」
一匹の月の輪熊が言いました。
「通行税クマ?あいにく私はとても貧しいクマ。むしろ私が貰いたいぐらいクマ」
「クマノフさんは電気代も払えないほど貧しいぴょん」
「そうクマ。だからおまえたちこそ私にお金を渡すクマ。それで私は電気代を払うクマ」
「なんだとぉ!こいつが目にはいらねえぇっていうのか!」
月の輪熊の一人が上着の下から拳銃を取り出し、クマノフに向けました。
「さっさと有り金全部置いていきな!そうすりゃ命だけは助けてやる!」
銃を向けられたクマノフは、いつもどおりの無表情ののまま……
「マルイのガバだクマ」
「な、なんだと。こいつは本物だ!」
エアガンだということを見抜かれてしまった月の輪熊は、とっさに嘘を言いました。
「銃口を人に向けてはいけないクマ。それは取扱説明書に書いてあるはずクマ」
「なかなか鋭い奴だな」
別の声が聞こえました。
車を囲んでいた7匹のクマの後ろから、また別のクマが現れました。
やはり月の輪熊ですが、他の月の輪熊よりもやや体格が大きく、左目には眼帯をしています。
堂々とした態度で、いかにもボスといった雰囲気を漂わせています。
「一瞬でエアガンだと見抜くとは、なかなかの実力のようだな」
「おまえがボスクマ?」
「そうだ、俺の名はワグマン。このへんでは少しは名が知れたワルだ」
「ワルというよりチンピラクマ」
「チンピラ言うなっ、そう言われるとかっこわるいではないか!」
「チンピラはチンピラクマ」
「命知らずなクマめ」
「そんなことよりさっさとこの邪魔な者たちをどけさせるクマ」
「いや、それはできん。だが、もし俺達と勝負して勝ったら通してやってもいい」
「なんて強引な展開クマ」
「勝負はこうだ。まず我々がフィールドに隠れる。時間内にボスである俺を倒すことができればお前達の勝利だ」
「誰も勝負するとは言ってないクマ。だが……」
「だが?」
「私の電気代を払ってくれるなら勝負してもいいクマ」
「面白い。いいだろう、お前達が勝ったら電気代を払ってやる」
こうして、思いもよらない所で勝負の火蓋は切って落とされたのでした。
クマノフの電気代を賭けて……
−−−もしかするとさらに続くかもしれない−−−
あまりにあきれたのでメッセージを送ってみる。