サバゲニッポン昔話


うさぴょん「サバイバルゲームニッポン昔話のお時間だぴょん」
クマノフ「クマー、前回のゲームはシビアだったクマ」
ネコ田さん「サンダース強いにゃ〜」
クマノフ「歴戦の勇者だったクマ」
うさぴょん「グリ夫も怖かったぴょん」
パン太「僕何もできなかったよ〜」
ネコ田さん「何も『しなかった』んじゃないのかにゃ〜」
うさぴょん「じゃあ、お便り読むぴょん」

ハンドルネーム:でゅらはん

ナント!
悪い子のためのサバゲ講座でしたか。
すると、ここは戸○ヨットスクール?
だから、クマノフさんは目つきが悪いのか?

軍曹殿! 113歳のお誕生日おめでとうございます!( ̄- ̄)ゞ
在阪TV局によるダイバーを使って捜索にも関わらず、
眼鏡すら発見できなかった為、心配しておりましたが、
既に助け出されていたのでは見つかるはずがありませんね。
何はともあれ、お元気そうでなによりです。

阪神ファンも、20年近くに及ぶ、
軍曹殿のお怒りに怖れをなしているでしょうから、
無用な心配とは思いますが、今年も身辺にはご注意下さい。
(個人的には、阪神が勝てないのは、
 一番キツイ季節に甲子園を高校生に占拠され、
 のんびり休む間もなく旅又旅の連続だからだと思いますが)

パン太君、君もクマでないのかい?
練習の成果がでないようなので、
少し泥に漬け込んで、色だけでもクマノフさんに近づけませんか?

ドーラクには奥の手として、口にBBシャワーを仕込んで欲しい♪

ネコ田さん「パン太もしっかりするにゃ〜」
パン太「えぇ〜、でも〜」
ネコ田さん「でも、どうしたにゃ?」
パン太「疲れたくないよ〜」
クマノフ「何しにサバイバルゲームに来てるクマ……」

いや〜トラ吉かっこいいね〜〜♪
感動しましたよ!
グリ夫の気持ち・・・・なんとなくわかるな〜
サバゲーって良いっすね。ホントニw(意味不
サンダースと道頓堀川か
・・・・
いいねぇ〜染みて来るよ

クマノフ「トラ吉より私のほうがかっこいいクマー!」

ハンドルネーム:キュマノフ
拾ったものは交番へ・・・

偉い人:ちゃんと交番に届けないと、犯罪になるぞ!
偉い人の部下:キュマノフの死亡ただいまを確認しまた。犯人はクマノフです。
偉い人:そうか、新しいエージェントを探さないといけないな。
偉い人の部下:では、うさぴょんをスカウトしましょう。
偉い人:うむ。その線で行くか。では行ってくれるかね?
偉い人の部下:はい!
偉い人:頼んだぞ。

偉い人:うさぴょんさえいればクマノフにも勝てる!!

うさぴょん「恒例のキュマノフシリーズだぴょん」
パン太「キュマノフさん、死んじゃったんだ〜」
ネコ田さん「うさぴょん、目つけられてるにゃ〜」

ハンドルネーム:ひろくん

感動したぞ〜〜!!
てゆうか、こんなに、キャラパクリまくって
いいのでしょうか?w

ネコ田さん「いいのかにゃ〜?」
うさぴょん「ダメぴょん」
ネコ田さん「そんなあっさりと……」

いやー寅吉かこよかったでー(あまりの感動に関西弁)
今度は寅吉もだしたってーな。
あと、掲載してくれてほんまにありがとさんでした。

ネコ田さん「今回はトラ吉賛美が多いにゃ〜」
クマノフ「ライバルとして悔しいクマ」
パン太「クマノフさんのライバルだったんだ〜?」
クマノフ「そうクマ」
パン太「僕のライバルだと思ってたよ〜」
クマノフ「……」

ハンドルネーム:緋雲

結論
クマノフ:赤。絶対勝ち組みの人w
パン太:影が薄い天然極悪パンダ
グリ夫:消費者金融のいいカモ
うさぴょん:極悪性悪うさぎ(実は全て確信犯・・・
トラ吉:漢!!唯一いいひとw

と、まぁこんなもんですかねぇw

クマノフ「ま、またトラ吉が誉められてるクマ……」
パン太「僕なんて天然極悪だよ〜、ひどいよ〜」
うさぴょん「僕も悪者になってるぴょん……」
ネコ田さん「俺なんて忘れられてるにゃ〜!!!」

ハンドルネーム:米軍人

毎回たのしくよませてもらっています!
よっても面白いです!
とくにグリ夫が・:・・(笑
管理人さんがんばってくださいねw

うさぴょん「正確には書いてるのは管理人さんじゃないぴょん」
ネコ田さん「え、そうなんにゃ!じゃあ誰が書いてるにゃ?」
うさぴょん「それは……」
ネコ田さん「……そ……それは?」

うさぴょん「実は僕が書いてるぴょん」

ネコ田さん「う、ウソにゃ〜!」
うさぴょん「詳しくは秘密だぴょん」

ワラかしてもらいました。
絵入りで展開もわかりやすい
というのは色々体験記を観てきましたが、中々ないものです。
この後も読ませていただきます。

メッコールかぁ・・・・・・・・・・・・

うさぴょん「誉めてくれてありがとうだぴょん」
ネコ田さん「本当にうさぴょんが作者なのかにゃぁ……」

第10話:ブル公のさんざんな日

 良く晴れた日でした。
 山中のフィールドにサバイバルゲームの用意をしている集団がいました。
 人数は30人ほど。
 その中に4人はいました。

「今日はよろしゅうたのんまっせ。わいがトラ吉や」

 トラ吉とバンパク、チンドン、グリ夫の4人は、今日はこのチームに混ぜて貰ってプレイするのでした。

「お、ようこそだトラ吉たちよ。俺がこのチームのリーダーのブル公だ。よろしくブル」

 チームリーダーはブルドッグのようです。



「レギュレーションのほうは伝わってると思うが、OKブル?」
「銃の種類に関係なく0.25g、1J、弾数無制限やな?」
 トラ吉が答えました。
「そうブル」

「ほなレジャーシート広げてや」
「バンパーーークッ!ペッ!」
 バンパクは口からレジャシートを吐き出しました。
 それをチンドンとグリ夫が広げていきます。
「やっぱりバンパクは便利やな〜」
 とチンドン。
「……濡れてる……」
 グリ夫が呟きました。

 一通り準備が整い、トラ吉たちはブル公の案内でフィールドを見て回ることになりました。
「このフィールドは北側は深いブッシュのある林、南側が見通しが聞く林ブル」
「平坦な所だ、走りやすそうだな」
 と、グリ夫。
「まあ起伏がないのは面白みに欠けるんやけどな〜」
 とチンドンが言いました。



 1ゲーム目開始前、トラ吉はSPAS12とM93Rを持ち、試射エリアに行きました。
 SPASで20メートルほど離れた木を狙います。

 バンッ☆バシッ☆

 3発同時に放たれた弾は、標的である木に全てが命中しました。

「今日も快調や」

「エアコッキングブル?」
 横で見ていたブル公が尋ねました。

「そうや、ええ銃やで」
 トラ吉が答えると。
「それしかもってないブル?」
「こっちもあるで」
 とトラ吉はM93Rの入ったホルスターを叩きました。
「ハンドガンブル……そんなのは役に立たないブル」
「けっこう役に立つもんやで、しかもこのハンドガンはフルオートやで」
「ちなみに、そのショットガンで何発撃てるブル?」
「そうやな、10ショットのシェルを4つ持ってるから40ショットやな。弾数で言うと3発ずつ撃つから120発や」
「……」
「な、なんや?」
「周り見てみるブル」
 と、ブル公に促され、トラ吉は周囲のプレイヤーの装備に目をやりました。
 全員が電動を持ち、サイドアームのハンドガンを持っているプレイヤーは少数です。
 また、ドラムマガジンや、多弾数マガジンをダブルで繋いでいるなど、とにかく弾数を重視した装備が目立ちました。
「というわけブル。うちのチームは弾数無制限ブル。みんな派手に撃ちまくるブル。ショットガンなんかじゃ太刀打ちできないブル」
「なんや、そうなんや」
 トラ吉は平然と言ってのけました。
「余ってる電動あるブル、使うブル?そうじゃないと一日やっても一人も倒せないブル」
 顔は怖いですがブル公はいい奴のようです。やはりチームリーダーと言ったところでしょう。
「いや、ええで。わいはこれで充分や」
 トラ吉は笑顔でした。
 ブル公は自分の銃であるSR16を手に持ち。
「俺の銃はこれブル。ガンショップ『フェチ小屋』のカスタムガンだブル。連射速度が速いブル。ついでに弾も1000発以上携帯してるブル」
 ブル公のマガジンポーチには300連マガジンがたくさん詰まっているようです。
「ブル公は試射エリアに向けてトリガーを引きました」

 ババババーーーーーー☆

 秒間20発をゆうにこえる連射速度のようです。
 白い弾が繋がるように飛んでいきます。
「見ての通り、これにショットガンでは絶対に勝てないブル」



 1ゲーム目。
 赤チームは東側のフラッグ、黄チームは西側のフラッグに集合しています。

 トラ吉たちは全員赤チームにしてもらいました。
 フィールド東側からスタートです。
 チームリーダーのブル公は敵チームの黄色になりました。

 周囲を見ると、やはり全員が電動を装備しています。
 その三分の一ほどのプレイヤーがドラムマガジンです。
 中にはM60やMINIMIといった分隊支援火器を装備しているメンバーもいます。
「トラ吉はん、作戦はどないするんや〜?」
 チンドンが尋ねました。
「適当や。別に勝ちが目的やない。楽しくやるでぇ」
「了解や〜」
「バンパクッ!」
「ふっ、楽しくか。それもまた良いだろう」
 グリ夫はやはりキザに決めています。



 ピーーーーーーーー。

 ゲーム開始の笛が鳴りました。

 トラ吉は早速北側のブッシュに走り込みます。
「相手に姿さらして戦うのはわいのスタイルやないんや」



 フィールド中央ではさっそく激しい撃ち合いが始まりました。
 正確にいうと敵を見つける前にトリガーを引いてるプレイヤーもいます。

「バンパクッ!」

 バラララララララララララララララ☆

 フィールド中央ルートにいるバンパクの上の顔(?)からも大量のBB弾が発射されていきます。
 普段から撃ちまくっているバンパクは弾を撒き合う戦闘は得意です。

 チンドン、グリ夫もフィールド中央ルート付近で敵と撃ちあっています。

「な、なかなか当たらない。くそう……」
 やはりグリ夫の射撃技術はまだまだのようです。



 トラ吉はフィールド北側のブッシュの中を姿勢を低くして進行中です。
 フィールド北側は比較的人数が少ないようです。皆、フィールド中央より南側の比較的見通しの利くエリアを好んでいるのでしょう。
 それでも、トラ吉の前方と後方では、敵と味方の激しいフルオート音が聞こえていました。
 一人一人の射撃弾数が多いので、常にどこかから射撃音がしている状態です。

「しかしどこ狙ってるんや……どうせ当たらん距離やし、でたらめ撃ちまくってるだけやないかい」

 トラ吉がふと西南西方向を見ると、35メートルほど先に木の陰からドラムマガジン付きのM16を撃ちまくっている敵の姿が見えました。
 真正面からの攻撃は太い木によって防いでいますが、トラ吉からはその背中が丸見えです。

「なんとかいける距離やなあ……」

 トラ吉は半分伏せた姿勢のまま、その背中にSPAS12を向ました。
 そして落差分、少し上に狙うようにしてトリガーを引きました。

 バンッ☆

 その発射音も周囲のフルオート音でうち消されぎみでした。
 3発の弾が発射され、1発はハズレ、1発は敵の隠れている木に命中。
 そしてもう1発が相手の側頭部を捕らえました。

「ヒットにゃ!」

 ドラムマガジン付きのM16を持った白と茶色のブチネコが立ち上がりました。

「まずは一人や」
 と呟くトラ吉は、素早く次のコッキングをしました。
 今、トラ吉が倒したブチネコがいた場所、太い立木の後ろに、今度は茶色の犬が張り付き正面に向けてMP5をドラムマガジン付きのMP5を連射しているのです。
「な、なんてアホの奴や」

 バンッ☆

 再びトラ吉がSPAS12を撃ちました。

 3発飛んだ弾のうち、2発が相手の背中を捕らえました。

「ヒットワンッ!」
 茶色の犬が立ち上がってセフティゾーンに向かって歩き出しました。

 トラ吉は静かにコッキングを行います。
「しかし二発も撃ってもうたわ……わいの位置もバレたかもなあ」

 トラ吉がさらに右に移動しようとした時、
「正面、敵だブー!」

 バラララララララララララララ☆

 真正面からの発射音に反応し、発射音と同時にトラ吉はその場に伏せました。

 ……しかし。

 敵の放った弾はトラ吉の上を飛んでいきます。

「……なんや……?」

 さらに敵の声がしました。

「正面40メートル、木の陰だブー!」
「オラオラ、撃てコン!撃てコン!」

 バララララ、バラララララ、バラーーーーーー☆

 正面からの発射音か激しくなりましたが、その全ての弾は伏せているトラ吉の頭上飛んでいきます。
 発射音の一つが近づいてきました。
 撃ちながら前進しているようです。

 トラ吉がブッシュの隙間から様子をうかがうと、もう10メートルほどのところまでブタが歩いてきていました。
 ブタはFAMASを撃ちながら前進してきています。

「まあええわ、撃ったれ」

 位置がバレる覚悟でトラ吉がトリガーを引きました。

 バン☆バシッ☆

 弾はブタの顔面に3発とも着弾しました。

「ヒットだブー!」

「いくらフルオートの音に紛れてるいうても、ここまできたらさすがに位置がバレてるはずや」
 トラ吉は静かに右に移動を開始しました。
 しかし、正面からの射撃音はやみません。そして、その弾は全てトラ吉の頭上を通り過ぎていくのです。
「な、なんなんや……?」
 トラ吉がブッシュの隙間からフルオートの発射音がする場所を覗きました。
 立木の後ろからキツネがAK47を撃っています。
 トラ吉の遙か後方に向けて。

 トラ吉はさらに右に回り込み、キツネの背中が見える位置までやってきました。
 キツネは未だ遙か40メートル先の敵に向かって撃っているのでしょう、トラ吉に気づく気配はありません。

 トラ吉はSPAS12の狙いを定めて発射しました。

 バンッ☆ボスッ☆

 3発ともキツネの背中に命中しました。

「ヒットだコン!どこからコン!?」

「いつまでも撃ってるから近づかれても分かんのや!」
 つい叫んでしまいました。

 すると。

 バババーーーーーーーーーーー☆

 正面から、速い連射速度のフルオートでした。

 正面からの発射音にトラ吉は素早く横に跳びます。
 そしてすぐ近くの立木の陰に飛び込みました。
 今度の着弾はかなり近く、明らかにトラ吉を狙っての射撃のようです。

「なんや、やっとバレたんかい」
 そう言ってるうちにもトラ吉の隠れている木には大量のBB弾が当たっています。

「ま、いつまでもここにおったらいつか当たってまうな、移動や」
 トラ吉はさらに右に移動していきました。

 しかし、発射音は断続的に続いています。
 そして、その狙いは、未ださっきまでトラ吉が隠れていた木でした。

「いつまで撃ってるんや……もうあんな場所にはおらんのに」

 トラ吉は右側から大きく迂回して、静かにブッシュの中を発射音のする場所に向かっていきました。
 相手の射撃音がトラ吉の移動音を消してくれるので、トラ吉にとって移動は簡単でした。

 少しばかり移動距離が長いため、移動に1分以上かかったものの、未だに敵はさきほどの木に向かって断続的に撃っています。

「もうそこにはおらんっちゅうねん……」
 トラ吉はブッシュの中を静かに移動し、敵の側面が見える位置に来ました。

 10メートルほど南側にブル公が見えました。
 ブル公は、いまだにさっきトラ吉が隠れた木に向かって撃っています。

 トラ吉はさらに静かに近づき、ブル公の真後ろ、もう手が届く距離につきました。
 ブル公はまだ正面の木に向かって撃っています。

「どないや、敵おるんかい?」
 トラ吉が尋ねました。

「あの木の陰ブル!俺が動けないように足止めしてるブル!」
 ブル公はトラ吉のほうを振り向かないで答えました。
「ところでな、あんまり近くで撃ったらあかんと思うんや。どうや?」

「近づかれる方が未熟だブル」
「そうやなぁ……そうやろなぁ……」

 バシンッ!!☆

 後頭部を押さえながらブル公は倒れました。



 その日、8ゲームを行いました。
 トラ吉はこの一日で、のべ34人を倒し、アウト回数はゼロでした。
 前半はたくさんの敵を倒せたトラ吉でしたが、後半はいまいち倒せませんでした。

 なぜなら、後半はフィールド北側の濃いブッシュに近寄るプレイヤーが減ったからです。



 その翌週。

「今日はよろしくクマ。私がクマノフだクマ」

 クマノフとうさぴょん、パン太、ネコ田さんは、今日はこのチームに混ぜて貰ってプレイするのでした。

「お、ようこそクマノフさんよ。俺がこのチームリーダーのブル公だ。よろしくブル」


「レギュレーションのほうは伝わってると思うが、OKブル?」
「銃の種類に関係なく0.25g、1J、弾数無制限でいいクマ?」
 クマノフが答えました。
「そうブル。それともう一つあるブル」
「何だクマ?」
「ショットガンは極悪だから禁止ブル」
「変わったルールだぴょん……」



 そしてこの日の後。
 このチームには「AK47は禁止」というルールが加えられました。


−−−もしかするとさらに続くかもしれない−−−

あまりにあきれたのでメッセージを送ってみる。

なまえ

つくったひとへのメッセージ


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