セリオフェスタ(改修版)
2002/11/23



 これは10月13日更新でアップした物を改修。追記した物です。
 結局前回作ったヘッドはあまりにも気に入らなかったんで作り直しましたよ。


 さて、「ロボッ娘」属性のオイラはセリオ萌えであるとこれまでも何回か取り上げてきました。
 わざわざオール植毛したコレとか…



 ガチャポンもとりあえず「首すげ替え」はまずセリオがベースです。(ワタシの場合)









 ところが!
 困ったことに、コンパクトドールにセリオの頭は載せられません。
 大きさが全然違うからです。

 早い話「1/12サイズくらいのセリオヘッドがあれば、こういうのも換装が出来る」わけです。
 だけどそんなサイズのセリオヘッドは無い。

 しかし欲しい。オレは欲しい。とにかくものすごく欲しい!(><)

 さあ、こんなときアナタならどーする?!

1)あきらめる。
2)対応した大きさのセリオヘッドが出るまで何十年でも待つ。
3)サイズの違いは脳内補正でどーにかする。

 いろんな解決策がありますが、ココは一発

4)自分で作る。

 にチャレンジしてみました。

 工作手順はこんな感じ。

・海洋堂の『ラブひな』ウォーターラインガチャ第1弾「なる」ヘッドをレジン転換。
  ↓
・それをベースにひたすらパテを盛ったり削ったり。
  ↓
・素材を均一化するためにレジン転換。
  ↓
・塗装。

 海洋堂の『ラブひな』ウォーターラインガチャをベースに使ったのは理由があるんですが、それは後述。

 で、パテを盛ったり削ったりして出来た原型がコレ。


※グレーの部分はパテに下地処理をしたため。
 黄色いのはパテ。


 …………。
 ちょっとわかりづらいかもしれませんが、この時点ですでに『ラブひな』ウォーターラインガチャの原型で残っているのは「口元」だけです。(^^;;)
 いや、実はそこもビミョーに削ったりしてるんで、原型ままの部分がすでに無いという…。
 髪の毛とか結局オールパテになっちまったし。

 つか、ヘタにモールド消す作業がある分、フルスクラッチで(スカルピー粘土かなんか使って)作った方が速いし安いことに途中で気づいたんですが、そう思いつつも「なんでわざわざベースが必要だったか?」というと、「求めている明確な大きさ」があったので大きさの指標にしたかったからです。
 コレの頭部の大きさが、コンパクトドールのボディにはちょうどいいサイズなので。  また、このサイズで作ると市販のその他の1/12サイズのフィギュアのボディも使えることになりますし。


 前髪の解釈としては数バージョン作った結果「ガチャ版シリーズ6のセリオの前髪の、アップサイジング版」というイメージにしました。
 あの前髪造形は好きだったので。

 思ったよりも造形が難しく、パテをいくつか使い切ってしまったんですが、この中で今回わかったのが以下の感じ。
 造形する人は多少役に立てておくんなまし。

・タミヤエポパテ(即硬化タイプ)
 ものすごくベーシックなエポパテだから使用者も多いと思います。
 オイラも一番使っているパテで、ほとんどの模型店で入手が出来るのがいい。
 使用感も悪くないと言うというか、他のパテとの比較基準はコレになるのだろうな。
 混合後はかなりベトベトで接着性は高い。
 また、硬化後の硬さもかなりある。
 きめの細かさもまあまあ。
 硬化時間は約5〜6時間といったところ。
 が、量に対して価格が高いのが難点。

・WAVE軽量タイプ
 硬化後に軽いのはいいのだが、柔らかい。
 柔らかいのでナイフなどでの形出しは簡単だが、細かい部分はハッキリ言ってもろい。
 きめも粗く、「紙粘土」に近い感じ。
 表面を仕上げるのには向いていない? 芯にするにはいいかも。
 硬化時間は約4〜5時間といったところ。
 混合時のベタつきはかなりあるが接着性タミヤに比べると低い。
 使用後、ものすごくよく手を洗わないと、半日ほどベタつきが残る。

・WAVE通常タイプ
 軽量タイプと比べてしまうとまるで別物。
 重い。
 量に対して価格が安い。
 混合時にバサバサしていて、水を少し含ませないとボロボロ崩れる。
 とにかくものすごくベタつきが無い。(水分が少ない)
 使用後もちょっと手を洗うだけでベタつきが取れる。
 主剤と複剤の色が似ているので、ちゃんと混ざっているのかわかりづらい。
 手でペタペタやっただけで形は出しやすかった。
 表面を水を付けた指でこするとヌルヌルと整形できる。
 「陶芸用粘土」という感じ。
 硬化後の硬さはそれなりにあるんだけど、細かい部分を彫ったりしているとかなり崩れやすい。

・WAVE HGタイプ
 通常タイプより「キメが細かい」ちゅーことでちょっと高い。
 使い勝手は通常タイプと同じで、水気が少なく、こねていてもひび割れます。
 タミヤパテみたいにニュ〜ンと伸ばして貼り付ける…とかは不可能。(ニュ〜ンとした時点でひび割れるので)
 かといって(通常版もそうですが)指に水を付けすぎるとドロドロに溶けやがるんで、うかつに水も使えないし。
 硬化後は「ちょっと硬い紙粘土」って感じ。細かい物を作るとヤスリがけやナイフで削ったときにボロッといきます。
 上記のようにこねているときからひび割れたりなんだったりと、慣れるまでかなりクセがあります。
 ハッキリ言って、通常版からの「価格の割高分を納得できる代物」ではありません。

 こう書いていくとエポパテの使い勝手は、すこし値段が張るけどタミヤの物がやっぱ一番いいですね。(少なくともオレは)

・アルテコ瞬着パテ
 ものすげー便利ですな、これ。
 素材への食いつき・接着性は最高。PVC素材にも食いつくのでガチャ改造には必需品。
 硬化剤の量を使う状況に応じて合わせないと、使っている途中で固まっちゃう。
 硬化後はヤスリがけもしやすく、確かに便利。
 ただ、使用中に硬化し始めたときの匂いがスゴイ。モロに瞬着の匂いで鼻に来る。
 量に対する単価はとにかく高いので何でもかんでも使うわけにはいくまい。
 ちなみに普通に使っていると触媒の液を先に使い切ってしまい、主成分の「粉」がかなり余るハズなんですが、この液は成分を見る限りただの「瞬間接着剤」なので、瞬着を使えば代用できます。



 で、出来上がったのがコレ。




 …………と、コレが前回作った物です。
 とにかく気に入らなかったんでさらに改修しました。

 製作の流れは上記と同じです。
 ただ、この「バージョン1」をベースにして作り直そうと思ったんですが、思いのほか直したい箇所が多く、結果的には「また1から全部作り直し」になってしまいました。(^^;;)
 「改修」じゃないですね。









 前髪&後ろ髪はオール作り直し。
 顔もかなり手を入れたので、ベースにした『ラブひな』ガチャはもちろんですが、バージョン1の面影はすでに無いです。

 修正ポイントとしては、
・髪を全体に一回り以上小型化。&短く。
・後頭部少し上に(ホントに少し)ボリュームアップ。
・前髪の解釈をかなり変えてみた。
・耳のセンサーを小型化。
・目デカールのデザインをやり直し。

 比べてみるとこんなに違います。




※K&Mガチャ『ラブひな』2にも付けられます。

 でで、さらに海洋堂&エポックから出ている『ラブひな』ブリスターパックフィギュアにも付けることが可能!
 これは「むつみ」のボディに換装した物。


 ちょっと秋っぽく。



 小道具や他の人形とからめてみました。
 カップは「シルバニアファミリー」のもの。
 「シルバニア」は、服はさすがにムリですが、小道具類は1/12スケールの物が多いんでワリと使えます。

 野郎人形はドルギア『ARMS』。(顔を少しリペイントしてますが。)



 むううううううううう…………
 時間かけたワリにはやっぱり似ていないくて、まだ不満だなあ…(-_-;;)

【了】

もどる