プロテクト・ギア ver,3
(映画『人狼』より)
2002/09/27


 前回に続いて時事性もまるでない「『人狼』版プロテクト・ギア」ネタでなんですが、コンパクトドール版を作っている間に、以前作った12インチのプロテクト・ギア(以下「PG」)も改修してみました。

 以前作った物はコレです。


 おおまかな改修点は以下。

●頭部をドールヘッドに。んで、ギアのマスク&ヘルメットを着脱可能に。
●下の黒服を以前使っていた黒のファティーグシャツから、自作した
 「設定通りのロングTシャツ」のようなものに変更。

●これに合わせて、腕部装甲を取り付けているカバーを自作して改修。
●ブーツ部分をディテールアップ。
●モーゼルのホルスターを自作。
●腹巻き装甲をスリム化。


 いちおう若干の裁縫技術が身に付いたので「ロングTシャツ」を作ってみましたが、まあ、かなりぞんざいな作りです。とてもコレ単体では「シャツ」とは呼べないほどの…。
 黒布をT型に切って縫い合わせ、首回りにハイネックを付けただけです。
 ただまあ、PGを装着させると表からはほとんど見えない部分なのでイイかと。(^^;;)


※アンダーシャツ

 ファティーグシャツを止めたのは「設定と違うから」という以外にも理由があって、以前書いたようにこのシャツのせいで袖口に厚みが出てしまい「フィット感がなかったから」なんですな。
 このシャツ製作と、これにともなって腕部カバーを作り直したため、腕の印象がだいぶ変わりました。

・旧版の袖口
 隙間が大きい。
・今回改修した袖口
 隙間がほとんど無くなりました。


 旧版ではフックで固定する方法にしていましたが、今回は薄型のベロクロを使って固定するようにしました。
 「薄型ベロクロ」はオカダヤでたまたま見つけたんですが、大きさに大して多少値段は張りますけどドールには向いているかも。

 ベルトはあくまでディテールというだけの物で、貼り付け固定してあります。

 ブーツは、以前はドイツ軍のブーツをそのまま使っていましたが、それを焦げ茶に塗装。
 さらにフェイクレザーを巻き付けて覆っている高さを少し上げ、アルミ線を曲げて自作した装甲留め具などをくっつけてあります。
 ライブのベルト状態にして装甲を着脱出来るようにすることもできたんですが、強度の問題からそれは止めました。


※ブーツ


 ホルスターは設定に近い物に変更。
 フェイクレザーを切って縫い合わせただけの代物です。ベロクロで開閉できるようにしてあります。
 中にはもちろんモーゼルが入ってます。


※ホルスター

 また、以前作ったときから気になっていた胸部装甲下の「腹巻き装甲」がうわついているのを、チョコチョコといじくってスリム化しました。
 これで少しはダボついた感じが無くなりました。


 前回のコンパクトドール版と並べるとこんな感じ。


※本体とミニミーって感じ。(^^)


 んで、今回の改修の一番のウリがコレ。
 頭部のドールヘッド化・マスク&ヘルメットの着脱可能化。

 顔自体は一応「伏一貴」のつもりだけど、似ているとか似ていないとか以前の問題を感じます。(^^;;)
 なんか古谷実のマンガに出てくるヤツみたいだ…。
 NEO−GUY用の植毛済みヘッドを使いましたが「黒髪」が出ていないのでブラックブラウン・センターわけを使用。
 センターわけでも額の真ん中に隙間が出来るので追加植毛を少ししてあります。
     
 で、これにストレッチ布で作ったインナーマスクを被せます。
 なんでインナーを下に被せるのか? というと、コレがないと装着後にアゴ周りの肌が外から見えちゃうので。
     
 ギアマスクは元々のキットのヘッドパーツをレジン反転したときのシリコン型を使って「頭部前面」だけをレジン抜き。それを切ったり削ったり整形して作りました。
 ギアマスクもストレッチ布で被せるようになってます。
 頭頂部に出ているチョンマゲみたいなのはヘルメットを固定するためのベロクロ。
     
 装着完了!!

 ヘルメットはドラゴンモデルのドイツ兵の物を改造。
 左右側面に「ブチ穴」を開けて、内側から金属メッシュを貼ったりしてディテールアップ。


 元々のフィギュアでは「フィギュアとしてのバランス」で作られていたため、頭部が多少小さめだったんですが(なのでキットのヘルメットはドールヘッドに被せられない)、「ドールヘッドに被せるようにした」ことによってヘッド全体が1回りほど大きくなりました。
 このため、シルエット的には着ぐるみだった『紅い眼鏡』のPGに近い印象の物になりました。

 あ、目のレンズ部分は、マスクを外したときの小道具にもなるように「光っていない状態」の再現ってことでクリアーレッドを塗っただけにしてあります。
 写真だとカラーバランスでどうしても黒につぶれちゃうんですが、実物はわりと赤いんすよ。


 自画自賛するのもどうかと思いますが、かなり出来がいいんではないか? と。


 もちろんMG42の両手持ちも可能です。




 素体が素体なので、ポージングの幅はワリと広かったりする。
 ただ重量がスゴイので、こんなポーズでも支えがないとちとツライ。

 メディコム・トイが通販限定で出していた『人狼』版PGよりオレの作った物の方が出来はイイ! という自信はあるんですけど。(でも伏ヘッドは全然メディコムの方が似ていますが。^^;;)

 しかし重量が尋常じゃなくなってしまったのと(1kg近くある…)、可動部分が多すぎるため、ポーズ替えで動かすたびにガチャガチャとなんらかしらのパーツが落っこちる…というむちゃくちゃデリケートな難物に仕上がってしまったというのは本末転倒でした。(^^;;)
 おかげでうかつに遊べないのよ。
(そういう意味では、ムダに装甲を分割してしまっていないメディコム版の方が頑丈で、オモチャとしては遊びやすいと言えます。)

 しかも、ほぼ全ての装甲が着脱可能にも関わらず、一度脱がすと着せるのに10分以上かかるのでメンドくさいったらありゃしない。

 いいかげんこのver,3で完成品としたい! と。
 つか、もういじくるところ残ってないよ。いじれるところは全部いじったって感じです。



※あまったパーツとかSWAT服でオレ解釈の「軽装版」とか作ってみたり。


 まあ、1年前には出来なかった部分がいじれたというのを考えると、この1年の裁縫の勉強やら何やらの成果でそれなりにオレのアビリティも上がったって事なんでしょうな。



 セクト「革命オタク主義者」を追いつめた首都警特機隊。
 あ、肝心のPGが銃しか写っていない……


 オマケ。ゲバオタっ娘。
 いちおー鉄パイプとか持たせてみた。


 そいや11月にはドラゴンモデルから12インチの映画『ケルベロス』版のPG人形が発売になります。定価9800円。
 ホビーショップで写真見ましたが、メディコム・トイが通販限定品で出していた物より200%はイイ出来です。(目も赤く光る!)
 『ケルベロス』版は胸部装甲に横の厚みがないため、脱がせて女の子ドールに着せるのも可能ではないかと。(^^)

 なんか、あまり出荷数が多くないそうなので、確実に欲しい人は予約した方がいいかも。
 わたしゃ2割引の店で予約しました。


【了】

もどる