ガチャポンを改造してみよう。 2
2002/08/31


 やあ、みんな。
 ガチャポンの皮(カプセルをパッケしてあるセロハン)の剥がし過ぎや、箱入りフィギュアの開封のし過ぎで指から血が出た事ってあるかな?

 オレは今週出たよ!!
 爪が少しはがれたよ!!
 ビックリだ。(いろんな意味で)
 ガチャのやりすぎで出血。もう末期的ですね。(人として)


 まあ、何を回したり買っていたのか? というと、イロイロなんですけど。
 その中でも気に入ったのがコレです。



 今日(8月31日)に出たばかりの箱入りフィギュア。C-MODEL製『ドラゴン・ヒロイン・セレクション』第2弾です。
 なんとなしにドカ買いしてきました。

 正直、顔の造形がイマイチな感じもするんですが、首の部分が前回書いたYUJINのボールジョイントと同サイズなので、セリオの頭部と換装してみました。
 両手に銃を持つセリオたん。カッチョイイです。
 ベースに薬莢が落ちているのも芸コマですな。

 あー。余談ですけど、こういう物買っているだけではなく、デジカメまで買い換えやがりまして。
 金がないから中古ですけどね。
 前のヤツは光学ズームなのはお気に入りだったんですが、いかんせん大きいし動作遅いし電池消費量が尋常ではなかったんでFUJIのファインピックスに買い換えました。
 ズームはデジタルですが、まあ、本体が小さいのと、電池2本で動くし。



 さて前回の続きです。
 こういう風に簡単に換装が出来る物ならいいんですが、当然全てのガチャがこんな簡単に換装できるわけではありません。
 今回はこういった「換装」のちょっと先行く改造をしてみます。

 まずはリペイント。
 リペイント(自分で塗装し直し)は、「ガンダムのガチャポンに汚し塗装を施してカッチョヨクしたい!」とか「フィギュアの部分的な色をちょこっと塗り替えたい」程度なら、ガチャ本体にそのまま直塗りでOKだと思います。

 しかし、「ガチャ本体の塗装を全部落として、自分で全部色を塗り替えたい!」となると、一度、ガチャの塗装を落とさなくてはいけません。
 ガチャ塗装を落とすには2つの方法があります。


 1つは、ガレージキットなどのソフトビニール素材に色を塗るための「ソフビ用塗料 Vカラー」の溶剤(シンナー)を使う方法。
 これをチマチマと塗って剥がしていくか、もしくはドボン!と浸けて落としてしまうわけです。
 もう1つは「瞬間接着剤の剥がし剤」
 ガチャファンの間では有名なんですが、この「瞬間接着剤の剥がし剤」をガチャに塗ると、塗装を剥がす事が出来るんです。

 この2つ。それぞれ一長一短がありまして、

「Vカラー溶剤(シンナー)」
●いいところ
 ・流動性が高いので、筆につけて細かい部分だけ剥がすことがし易い。
●悪いとこ
 ・入手が難しい。大きなホビーショップなどでないと扱っていない。
 ・シンナー臭がものすごい。(普通のプラモ用塗料よりシンナー成分が強いので。プラスティックへの使用は厳禁。溶けます。)

「瞬間接着剤の剥がし剤」
●いいところ
 ・入手が容易。文具屋で入手可能。100円ショップで扱っている場合も。文具屋で買っても200円チョット。
 ・臭くない。
●悪いとこ
 ・流動性がとにかく無いので、ドボッと着けて落とすのにはいいが、細かい部分だけを落とすとかには余り向いていない。


 でもまあ、入手の容易さと、臭いがしないという点で、今回は「瞬間接着剤の剥がし剤」を使ってみました。(考えてみりゃ「Vシンナー」も家にあったのに…)


 素材として選んだのは先頃発売された『セーラームーンワールド』第2弾の「セーラープルート」です。
 そうです。信州に行ってまでオレがドカ回ししたヤツです。

 これのスカートなどを少しオリジナル色に変えてみました。
 まず、「瞬着剥がし剤」で丁寧に塗り替えたい部分(この場合はスカートと襟の部分)に塗って、綿棒などで色を落としていきます。

 こうなりました。



※塗装状態(左)→塗装を剥がした状態(右)


 で、塗りたい色にもよりますが、今回オレは明るめの色にしたかったので、下地にホワイトを塗り、その上から塗装しました。(下地が透けない暗い色の場合はそのまま塗ってもいいと思います。)

 あ、今回はボディの色はそのままにしたので行いませんでしたが、全体を塗り替えたい場合は、「ソフビサーヴァー」などのソフビ用下地剤を全体に軽く吹いた方がいいと思います。

 また、これは重要な部分ですが、塗装には必ず「ラッカー系塗料」(グンゼのMrカラーとか)を使うこと
 ラッカー塗装した上からとか、すでに塗装されている買ってきた状態のガチャの塗装面に簡単なレタッチで使う…という分には大丈夫だと思いますが、ガチャの素材であるPVCの本体にエナメル塗料を直塗りすると、1年経ってもベタつきが取れません。(で、捨てるハメになる…と)

 で、こういう風にしてみました。



※リペイント後 「セーラーセリオ」
 スカート・襟・リボンを明るい色にしてみた。
 あと、杖の部分をビームサーベル風に。あんま意味がない改造だが、両足とサーベルの先の三点で支えているので自立できるのだ。

 頭部はもちろん「セーラープルート」じゃありません。セリオです。
 で、前回
「YUJINのガチャフィギュアは、基本的に首の部分というか頭部の固定にボールジョイントを使っていて、この大きさは統一されている物ですから、早い話、YUJIN製のガチャフィギュアの多くが首のすげ替えが簡単に出来る」
 と書きましたが、「セーラームーンワールド」はバンダイのガチャなので、頭部固定がYUJINのようなボールジョイント式ではありません。
 上の塗装を剥がした状態の画像を見ればわかるように、頭部のジョイント部分が根本的に違うカタチなので、そのままではセリオの頭を載せた時に「首がない」事になってしまいます。

 この問題をクリアするために、このような改造をしてみました。



※首の部分の改造

 元のプルートのヘッドパーツ(左)を、デザインナイフで丁寧に「首の部分を抽出するような形」でカッティングします。
 この首部分をボディに付ければ「その上に別のガチャのヘッドを載せても、首があるように見える」ようになるわけです。
(まあ、あくまで「載せているだけ」なので固定はされていないんですが。)


 同じ様な工作を行って『セーラームーンワールド1』のセーラーマーズもリペイント&首改造をしてみました。



※画像 セーラーセリオ(ピンク)


 若干手間はかかりますが、こんな工作をするだけでもただの200円ガチャフィギュアが、巨大に愛着の湧く「オレフィギュア」になります。(^^)
(まあ、島本和彦のマンガ『ガレキの翔』に出てくる「浅井パテモリ」みたいなやり方だと言えば否めないが…)



 応用すれば例えばこんなことも。



 前回書いた「DGP」の新作『御魂』という18禁ガチャを買ってみたんですが、どうにも顔の造形がヘボくて気にくわない。
 しかもボディがHGIFなどのガチャよりも2周り大きいので通常のガチャヘッドは付けられない。
 そこで首の部分を改造して、だいぶ前に出ていたK&Mの『ラブひな ウォーターライン第1弾』の「なる」の首が載せられるようにしてみました。
 わりと「逝ってヨシ!」なカスタムです。


 まあ、世の中には「ガチャをわざわざレジン反転して改造&塗装」したり、「ガンダムのガチャポンをフル可動化」する豪傑とかもいるんで、今回書いたのはあくまで「ガチャフィギュア改造の初歩」なんですが。

 興味ある方は自己責任でチャレンジ!!(^^)


【了】

もどる