ミレイユ・ブーケ
(アニメ『NOIR ノワール』より)
2002/04/27


 さてさて。1月から勉強スタートしたドール服の自作ですが。
 で、それで得た「理屈」「知識」などから、今回は完全オリジナルに型紙をから作ってみました。

 作ったのはコレです。


※全身

 昨年、深夜に放送されていたマッタリとしたアクションアニメ『ノワール』の主人公ミレイユ・ブーケです。

 まあ、作品自体はマッタリ感溢れるもので、別に好きでも何でもないんですが、「ミレイユはエロくて良いな!!」とか思っていたので作ってみることに。(自分のリビドーに正直なわかりやすい理由でイイと思います。 ^^;;)

 今回、素体&ブーツ&銃 以外はオール自作です。


 スカートは、はじめ「サイドにスリットが入ったミニスカ」を作ったんですが、どーにもイメージとチガウ。
 やはり「設定通りのフロントの斜め前方」にスリットが入ってないのがチガウのだ! と思い、あれやこれやと試行錯誤の末に「巻きスカート」にしてみました。
(設定画を見ると「巻き」ではないようだけど)

 素材は前々回の「アヤ」に使ったのと同じ柔らかく薄いフェイクレザーです。
 はじめに縫った物では、裾や端を折り返して縫ってあったんですが、そうすると厚みが出てしまい「スリットの間からスラッと太股が見える」感じがしなくなってしまったので、ここは「切りっぱなしでもOK」なフェイクレザーの特性を活かして、いっそのこと切りっぱなしのまま作ってみました。

 ノースリーブシャツははじめアゾンの赤い既製品を使用したんですが、どーにもイメージと違って…。(赤すぎ)
 作中ではもう少し血のような「黒い赤」なんですな。
 ウェスト部分もダボッとしちゃっていて締まった感じが全くないし。

 やっぱイメージと違うよなあ…と思っていたんですが、その後「オカダヤ」でイメージ通りの「黒い赤」のストレッチ生地を発見!!
 さっそく買ってきて型紙を製作。自作することにしました。(輸入生地なのでちょっと高かった…)



※1枚目。

 アゾン赤服を参考に作ってみましたが。腹部の「ゆったり感」をなくすため、腹部にダーツを入れてみました。
 でもまだイメージと違います。
 ゆったり感ありすぎです。

 むうううう……?
 考えつつも数着ほど型紙に手を入れたり何だったりしながら試行錯誤を繰り返しましたが、どうにも「ゆったり感」が無くなりません。

 「あのムネが強調されたフィットなラインが出ていないことに決定的なイメージの違和感がある」わけです。

 ふと、『セリオ』の「量産服」で使った全身タイツを思い出しました。
 この「黒い赤」生地もストレッチ生地であったことを思い出し、型紙サイズを小さくして作ればもっとフィットするんじゃん?



※8着目

 ナイスフィット感!!
 これまでのは一体ナニよ?! ってくらい違う。
 イメージ通り!!
 これでやっと満足です。

 ちなみにオール手縫いです。
 (ストレッチ生地だからホントはミシンで伸縮糸を使えたらヨカッタんでしょうが。掲載順序がずれてしまいましたが、この時点ではまだミシンの勉強をはじめていなかったので…。)

 フィット感を出すためにスナップなどのない「Tシャツ状態」で作ってしまったので、肩から腕部が外せるボークスボディ以外には着せられないかも…。

 ちなみにここに至るまでに7着ほど作るハメになってしまいました…。
(つっても、1着作るのに手縫いでも3時間強くらいで出来る物なんですがね。)


※失敗した数々…。

破棄した物もあるので実際はこれプラス数着です。


 ベルトは、市販のドール用バックルは幅がありすぎるのでバックルも含めて自作。



※ベルト

 針金をラジオペンチで「日」←こんな形に曲げて、細く切ったベルト布を通し、簡単に縫いつけて作ってあります。
(ボークスの店員さんに見せたら、このベルトはちょっと驚かれたんで嬉しいです。 ^^)



 頭部は最近ボークスが限定で出していた「ロールパーマ済みヘッド」のプラチナゴールドを使用しました。
 コレに、特徴的な左前髪部分を少し自分で植毛し、さらに強すぎたパーマを弱めるために「軽く湯通し」してあります。

 目は例によってマイクロドライプリンターで自作。
 はじめはいつもの他の作品同様「正面を向いている目線」で作ったんですが、ポージングしたときの関係などからチョット表情を付けてみたいと思い、「ちょっと右目線」にしてみました。(「左目線」でポージングすれば太股のスリットも見えるポージングに出来るんですが「銃を構えたとき」のことを考えると「右向き」の方が良いなと思ったので…。)

 ボディは、腕とか太股が露出しているキャラクターなので、当初、最近ボークスからリニューアル発売された新型の「シームレス素体」を使おうと思ったんですが、ただでさえ「着せにくい」シームレス素体なのにスネが太いらしく「ブーツが履かせられない」ことが判明。
 あきらめて、通常のボークスB型素体を使ったんですが…
 ここで意外なことが判明。

 ヘッドを作ったときから違和感を感じ始めていたんですが、「金髪」(しかもプラチナゴールドという薄い色)に普通の素体の肌色を使ってしまうと、肌色がものすごく「濃く」見えてしまうんですな。
 なんか軽く日焼けしているか、ヒスパニック系の様な感じになります。

 キャラクターによっては、これはこれで良いのですが、ミレイユの設定はイタリー系コルシカンですが、基本的にフランス娘なので「もっと白く」ないと違和感ありすぎです。
 実際、作品から受ける印象でもかなり色が白いですし。

 白くするには、ボディは「アルクェイド」でも使った「美白ボディ」を使えばいい。
 ボディは全体的に「スポンジヤスリ」の400番でならして、完全にツヤ消しにしました。

 でも、ヘッドは…?
 さて困った。

 色白ヘッドはとにかく種類が少なく、髪の色がかなり限定されてしまいます。
 金髪系はアルクで使ったノーマルのゴールドしか出ていません。
 でもあの色はミレイユの髪のイメージとはだいぶ違うし。
 素体に付いてくる美白スキンヘッドに植毛して自作してもいいんですが、それだとさらに2週間以上かかる上に、そもそも肝心の「プラチナゴールド」のドールヘアが手持ちの分では足りないし、最近売っていないので、作ることが出来ません。

 んで、迷った末に強引なやり方を実行。

 まず、作ったヘッドの額の生え際ギリギリで頭を「髪部分」と「顔部分」に切り分けます。
 んで、美白ヘッドを同様のラインをイメージしながらカットし、この「美白顔」部分と、先の「髪部分」を瞬間接着剤でくっつけます。
 いわゆる「ニコイチ(2個で1個)」ですね。

 んで出来たのがこのヘッド。
 よく見ると額に少し「切ったライン」が残っているんですが。
 まあ、わりとイメージに近いかと。



※上半身
 この角度だと、太股のスリットも確認できますね。

 銃は設定通りにワルサーP99です。
 少し前にドラゴンモデルが売っていた「ハンドガンセット」に入っていた物を使いました。
 このハンドガンセット。かなり出来も良く、複数種入っていたので良い製品だったんですが、アッという間に売り切れてしまい現在では入手困難になってしまいました。
 ああ、リボルバーが入っている方のセット買い逃しちまった…。
 ドラゴンの銃セットは、基本的に「売り切れると再発売が滅多にない」ので困ります。
 あ、銃を持たせるために、右手のみ通常肌色の「ソフビハンド」を付けています。(なのでよく見ると右手だけ色が違う。)


 霧香は…どうでもいいや。オレ的にズキュンと来ないので。(^^;;)


【了】

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