ワンフェスに行ってきたであります。

text : 岡野勇

2005/02/20


 まあなんだ。感想的にはここ数回とあまり変わらないかな。(いや、ホントはもう少し違う結論はあるっちゃあるんだけどさ…。ここ数年の結果は見え始めたのかな? とか。←しょっぱな1行目から漠然としたこと書きすぎ?)
 ディーラー数が多すぎて全部見て回れないのもすでにアベレージですか。
 企業を別会場にしたのは良かったけど。


 …とか、3行でとりあえず短く書いてますが、この3行に至るまでの…それこそ前夜まで考えていた「僕の中のWFを巡るゴチャ混ぜな感情」というか葛藤ってのは相当なものだったりしたわけで、この辺は機会があれば別に。
 ただ、あまりにもアンダーな気分や感情を相当に含んでいるので、書くかどうかちょっと悩んでいます。なので書かないかも…
(読めない人もいると思うのであまりこういうことは書きたくはないんですが、mixiの日記とかでは雑文で少し書きましたが。
 まあ「まとまりきってないまま」で書いた物であり、公開できるレベルの物ではないので。)

 いや、ぶっちゃけ「もうオレはWFに行かなくていいんじゃないか?」とか「コレが僕が行く最後のWFかも」くらいの気分だったんですよ。
 それくらい「WFと僕」ってのを考えちゃったんで。まあ、ここ数年考えてきたことなんだけど、自分の中で「あまり良い結論方向に行っていると思えない」んですよね。現状。

 なので正直、行く道中もそれほどウキウキしていたとかそういうわけでもないんですよ。気分的には相当アンダーだったりしたんですけど。



 なのでとりあえずは、毒にも薬にもならない日記などを。(ちょっとね。ホントにそういう方向で書かないとどんどん気分がアンダーになるんで。)

 印象としてモノスゲー残ったのは

「とにかく今、ボトムズが(ムダに)熱い!!!」

 ですかね。
 いやあ、熱かったよ。
 昔からずっとボトムズ系を作り続けているサークルさんは相変わらずですが、今回特設会場に設けられていた「ボトムズコーナー」がなんというか。

 昨年話題になった「1/1スコタコ(改)」の腕とか展示されていて、それがいきなり目を引くんですけど、なんというか改めて驚いたというか。
 ダイレクトな驚きとしては「え?! ATって1/1だとこんな大きさなの?!」みたいな。
 「4mサイズロボット」ってもっと小さいってイメージあったんですが、素直に1/1で見ると(腕だけなんですけど)「こんなにデカイんだ?!」みたいな。
 あれで全長4m。18mロボットの腕ってどれくらいになるのよ?! と。
 鉄が赤錆びていて、なんつーか、オブジェとしても相当にカッコヨカッタです。


 あとまあ、これから出る各社ラインナップ諸々がとにかくスゲーの一言。
 「20年を経て、今ボトムズがこんなに出るの?!」と。
 海洋堂がミニサイズのATシリーズ出すとか。(降着ポーズ可能!)
 コトブキヤのワンコインシリーズで『青の騎士』が出るとか。(うはー!)
 あとまあ、見た瞬間預金残高の心配してしまったのがマックスファクトリーが夏から順次リリースする「完成品ATシリーズ」。
 サイズ的にはたぶん1/35くらい。んでたぶんある程度可動するアクションフィギュアではないかと思うのだけど。
 それだけなら別に「ふーん」なんですが、目を引いたのがそのラインナップの充実度でスコタコとかブルーティッシュとかは当たり前だとして、「ブラッドサッカー」とか「ラビドリードッグ」「ファッティー」まで!
 ああ、財布と置き場がヤバそうな気配だ…

 変わり種ではタカラの「ミクロマン素体のキリコ」(企画中で決定商品ではない模様)
 凄かったのは大日本技研の、昨年発売された「1/12スコタコをバラして組み込むと動くようになる、ロボットフレーム」!!

 熱すぎだよ!!!
 もうね、頭の中にレッドショルダーマーチが鳴り響きっぱなし。

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ミス記述訂正補足
 アップ時に↑
>凄かったのは大日本技研の、昨年発売された「1/12スコタコをバラして組み込むと動くようになる、ロボットフレーム」!!

 と書いてしまったのですが、大日本技研さまより「違います」と指摘がありましたのでここで訂正しておきます。

 僕が書いたような物ではなく、近藤科学(株)より発売されている「2足歩行ロボットキットKHR-1」に、ガワを被せてスコープドッグにするガワモデル「トランスキット」というのが正確だそうです。
 つまり、僕が書いてしまったのはそもそも根本を間違っていて、「ロボットフレーム」ではなくて、大日本技研さんのはこの「ガワ部分」…つまり「ロボットキットに取り付ける、スコープドッグ型の外装(バイクで言えばカウル)」が製品なわけです。
 僕は見た時にてっきりその大きさから「やまとの1/12スコープドッグ」だと思いこんでしまったのですが、そもそもこれも間違っていて、大日本技研さんによる完全新規造形です。
 つまり「やまとのを組み込むキットではない」わけです。

 訂正という意味だけではなく、そもそも一体どういう物なのか? で興味を持つ方もいると思いますが、「大日本技研」さんのサイト(http://www.poseidon.co.jp/)にある「造形工房」内「現在製作中のガレージキット速報」に画像付きで詳細が掲載されています。

 大日本技研さま。申し訳ありませんでした。お詫び申し上げます。
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 んで、お買い物としては実はここ最近毎度のことながらほとんど買っていなくて。
 理由としては
・「ディーラー数多すぎ(全部見れない)」。
・「参加者がムダに増えすぎ」→めぼしい物は徹夜・ディーラーダッシュ・転売屋などのモラルレスによって壊滅。
・純粋に欲しいフィギュアとかがない。

 こんな感じ。
 むしろ、あまりショップで見かけないのだけど、ここでは見かける(とか安く売っている)工具だとか、そういうものをチマチマと購入。モーターツールのビットセットが安かったので買ってきました。
 あと、これまたショップで全然入手できない、オビツ女性ドール素体用の「握り手」セットとか。

 唯一買ったGKは、ふと目について惹かれた『Fate』のセイバーを1個だけ。
 アレンジが完全に同人誌的で「いや、頭はセイバーだけど、首から下はすでにセイバーでもFateでもないだろ!」と突っ込みたくはなるものの、純粋に上手いと思ったんで買ってきました。(別にエロではないです。)
 で、ふと目に付いたから買ったので全然気づかなかったんですが、さっきインスト見たら、ワリと最近ちょっとお気に入りの原型師さんの物でした。メーカーの原型担当品などはかなり売れてる方なので、むしろ昼過ぎに偶然そんな物がまだ買えたことの方が驚きですが。
 これ1個で満足です。ハイ。

 あー、あとアレだ。『WFオフィシャルフィギュア おしゃれ泥棒』。(笑)
 正直、事前告知見た時も僕は「萎えなかったと言えばウソになる」と言い切ったほどで、全ッ然買う気なかったんですよ。
(なんでアレに対して「萎えなかったと言えばウソになる」のか? は、理由があるんですけど、えらく長くなるんで割愛します。それくらい理由が多かったんですよ。)

※アップ後の追記
 誤解されると困るんで少し補足しておきます。
 「フィギュアとしてダメだと思った」とか「前よりレベルが下がった」とか、そういう「マイナスを感じた」という理由ではないです。
 むしろフィギュアとしては、カワイイ・楽しめる・大嶋的…と、決して悪い物ではないと思いました。
 レベル的にもやっていることも前より下がったなんてコトは無いと思いましたし。いや、実際やってることは同じです。
 その意味では「ここ数年のワンダーフェスティバルを象徴する、ある種のイコン」だとすら思ったくらいです。
 んじゃ何がそうまで引っかかったのか? は、行かなかった人も模型誌の広告記事などで画像を見ることは出来ますから少し考えて欲しいので明記しませんが、「フィギュアとして、商品としての出来・不出来」についてじゃないんですよ。
 (と書きつつ、上数行で「僕が引っかかった理由のキーワード」は書いちゃっていたりするんですが。)
 追記終わり。


 会場についても、「1人3ボックスまで」のハズなのに、すでにカートン単位で抱えているあからさまな転売屋とか見るだけで気分が萎えたし。
 少なくとも「並ばなければ買えない物」だったら買ってなかったですね。
 それが、帰り際に見たら全然並ばずにそのまま買えたんで、
「まあ、ここに来た(自分への)お土産ってな感じで」
 と1ボックスだけ買いました。

 ただ、今回はどれくらいの数を用意したのか不明ですが、事前に「今回はかなりの数を用意」とアナウンスしていたのは事実だったようで、前述のように「カートン単位で持っているようなクソ転売屋」がそこかしこにいるにもかかわらず、15時の段階でもまだ販売中。(販売ブース内にも大量に在庫)
 以前から「会場限定オフィシャルグッズ」の在り方ってのに疑問が禁じ得なかったんで、リリースサイド的にはマジでリスク大きいやり方でしょうが、僕は評価しました。
(引っかかりを感じていたのに買った理由にはこの「評価」ってのも含まれてます。)


 その他は、東海村原八さんとこにご挨拶。
 ああ、サル山氏『イデオン』。買えたら欲しかったのだけどやはり完売だった…(そりゃまあ、行ったの昼過ぎだしな。)
 そこで東海村さんにご紹介されたのが、ペッパーショップの古賀さんだったり。(本とかのデザインをされている方です。)
 間に1クッション誰かを挟むとかなり近い人であり、実際「共通の知人」は相当に多いはずの方。(ミクシィだったら「友達の友達」で古賀さんにたどり着くルートが、たぶん6ルート以上あるはず。)
 実は、だいぶ以前に脚注を手がけた岡田斗司夫さんの『世紀の大怪獣オカダ』(イーストプレス)のデザインが古賀さんだったので、形式上では「一緒の仕事もしている」んですが、ご本人にお会いしたのは初めてでした。
 なんか不思議な気分。

 その後、BBSやミクシィでおつきあいのもとみやさんがディーラー参加されていたのでご挨拶に。
 ネットではさかのぼると、先日終了したニフティの「コメディーフォーラム オタクアミーゴス会議室」でもおつきあいがあったのだけど、リアルでは初対面……だと思っていたんですが
「昔SF大会でお会いしてるんですよ」
 と言われてビックリ。
 僕がSF大会に行っていたのなんて15年近く前。なんでも、水上大会の時にお会いしていたらしい。ありゃまあ。

 その後さらにブラブラして15時過ぎに帰投しようとしたら、入り口付近で、CSの取材に来ていたディレクターの荒木さんと、レポーターをしていた鶴岡君とバッタリ。
 「トイフェスのクジで、「ガンキャノンだ」と言われて貰った」という、少なくとも僕が知っているどのデザイナーアレンジの物でもないガンキャノンを見せて貰ったり。(いや、ガンキャノンじゃないだろ、アレは。どう見ても。「でも、くれたヤツがガンキャノンだと言い張っていた。(笑)」そうで。^^)


 とりあえずカタログをムダにしないで帰ってきたところであります。


 ああ、ホントに今回は毒にも薬にもなっていない更新だなあ。(^^;;)


【了】


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