今期のTVとか。 1
2003/06/01


 久方ぶりの更新です。
 ちょいと諸々ドタバタしておるので。


 「ガチャポン」最終回ですが、書いていたらヤケに年寄りの文句っぽいっていうか説教臭ぇっていうか、「世代論」みたいな方向になっちゃって。(^^;;)
 世代論書いてもなあ…面白いかなあ? とか悩みはじめたので書くのが止まっております。



 と、そんな中、バイク買い換えました。
 すでに先月なんですけど。

 今度のはYAMAHAのマジェスティす。
 デカッ!!!
 マジェってこんなにデカかったかなあ…?

 んで、とりあえず「エルメス」と命名。
 アニメ『キノの旅』を見ていて決定。
 やっぱね、前田愛が乗っているバイクだし…>キノの旅
 いや、実際は前田愛じゃないですけど。
 でも「前田愛が声をやっているキャラクターが乗っている=前田愛が乗っている」じゃないかと。(オレ脳内では)



 「白いヒトタチ」もスッカリ話題にならなくなってしまい、流行り廃りの早さに驚いたり。
 しかし、あれもなあ…なんていうか、『かってに改蔵』風な書き方すると「白い人たちにはがっかりですよ!」だったっていうか。

 言っていることも「黒い太陽からの毒電波がオレをバカにしている!」とかそんなレベルだし。
 早い話、たぶん間違いなく「狂っている」集団なわけだけど、何が気にくわないって「狂っているなら狂っているで新しい狂い方のネタ」でも見せてくれりゃいいのに、前述のように「黒い太陽からの毒電波」レベル。
 昔からよくありがちな目新しくもなんともない狂い方だと言う部分であって。
 毒電波がナントカ波ってのになっただけじゃん。
 狂うことすらオリジナリティがない時代になったのかと思ったら心底ガックリしてしまいましたよ。



 超絶に「今更」ですが、久方ブリブリに今期見ている番組の感想とか。
 あ、ついでに前期までので、感想書いておきたかった物などを忘れないウチに。
 まあ、ホントに今更なんでサラッと簡単にですが。



★『ギャラクシーエンジェル(第3期)』

 さんッざんバカにしていおいてなんだけど、褒めます。ええ。
 浅はかな感想を言い続けたことを諸々反省させられました。(マヂで)
 すまんかった!!!!

 なんつーか、特に後半は見事だと思いましたよ。
 何が?
 「投げっぱなしブリ」が!

 いやね、マジであそこまで見事に毎回毎回「投げっぱなしを出来る」ってね、たぶんほとんどの人は「簡単そう」と思うかも知れないけど、ムチャクチャ考えてますね、アレ。
 やろうと思っても、あそこまではおいそれと出来ないです。
 ましてや「何も考えずにあそこまでやる」のは、これは断言しますが「不可能」です。(たぶん多くの人の評価って「何も考えていないんだろうなあ」ではないかと思うので、これはハッキリ書いておきます。)

 冗談でも何でもなく、もはや「技術」ですよ。

 シナリオレベルで徹底的に煮詰めて、映像化するときにさらに煮詰めてる。
 作業的にはたぶん、いっぺん考えてアウトラインがカタチになった段階で、それを一度バラしてから「そこから整合性がある部分を完全に形が無くなってしまう寸前のギリギリ部分までそぎ落としていって、ソリッドな投げっぱなしに見えるようにしていっている」んではないかと。

 ジャンル的に「ナンセンス」とか「不条理」で片付けられがちですが、多くのエピソードが「まず、状況やアイテムが何か設けられて、そこから不条理やナンセンスに広がっていく」という展開のさせ方をしているので、そういう部分では「シチュエーションコメディ的展開のナンセンスや不条理」が多いですな。

 で、コメディの様々なパターンを入れつつも、最もオーソドックスなチャップリン的手法とか、『モンティパイソン』的笑いであるとか、明らかに「意図的に入れていないパターン」がいくつかあったり。
 また、思想とかそういうものも徹底的に排除してますね。
(途中のエピソードで絵コンテマンがこういうものを勝手に入れたために、シナリオライターの金巻氏が憤慨されたという件がネットでも伝えられましたが。)

 そのため「見る人(付いていく人)をものすごく限定しちゃうのに、付いてきてくれる人は100%離そうとしていない」っていうか、そんな感じ。

 中でもオレが評価したのは「みんなが崖から落ちそうになっている話」と「全く無意味にバレーボール対決をする話」。
 どう凄かったから評価したのか? どういう投げっぱなしブリだったのか? コトバで説明できないんですよ。
 なんつーか「リクツの敗北」ってのが脳裏をよぎりさえしましたから。

 とにかく「ストーリーも起承転結もリクツも整合性もオチも、何もない」んですな。

 で、最終話ってのがコレを逆手に取っていて…

「30分通して起承転結があり、なおかつキチンとしたストーリー展開やら伏線やらもありテーマもある。セリフもまともで、クライマックスという物がちゃんと設けられている上にエピソードのオチまである。 しかも、一切ギャグがないシリアス物。」

 スゲエですよ。
 ここまで徹底的に排除してきた物が全部入っている。
 逆に「ここまでに、技術と呼べるほど徹底させてきた物を一切入れていない」。
 なので、ずっと見ていた人からすると「なんで『ギャラクシーエンジェル』でこんなことやってんの?!」という、「マトモでギャグが無いことが笑いになっている」という構造になっているんですな。

 マンガとかアニメでも、時々こういうエピソードを入れるギャグ作品って言うのはあるんだけど、それって大概「多くの中にいい話を入れてみた」って感じで終わるじゃないですか。
 けどこれは最後の最後で確信的にやっている。
 うがった見方すると、最後にコレをやるためにそこまでを徹底した投げっぱなしにしていたんじゃないかとすら思えてくる。
 「一度いい話やったから、またこういうのやります」的な物がないんですよ。最後だから。
 ほとんど「一発芸を最後に見せました」みたいな感じで。

 で、あまりにも凄かったんで、この後番組がつらいんだよなあ…オレには。




 んで、今期の作品。
 …で、まず『エアマスター』について書こうかと思ったんですが、実はすでに見ていなかったり。
 というのも、別につまらないとかそういうことではなく、むしろ面白いとは思っているんですが、どーにもこーにも……………
 しょっぱなから毎回のようにプロ野球中継のせいで放送時間ズレまくりで全ッ然まともに見れなかったから。

 毎年思うことだけど、ホントにこのプロ野球の放送延長ってのはウザイことこの上ないっす。
 TV屋でありながらもつくづく気になるんですけど、プロ野球の放送で得られる視聴率と、その延長によってその後の放送が失う視聴率。一体それでも局的(っていうか局の営業的)には野球放送の方がメリットあるのだろーか? と。

 今やほとんどの試合が30分延長で放送する結果になっているんだから、いっそのことはじめからそれを踏まえた放送時間枠でやってくれないものか? と思うんですよ。
(早い話「19:00〜20:54」で枠をとっておいて「試合展開によっては最大延長21:24まで」じゃなくて、始めから「19:00〜21:24」の枠で放送しろと。)

 そのかわり「放送延長」は一切ナシ。早めに終わっちまったときは、そんくらいテメエらで埋めて見せろ、と。
 そーすりゃビデオ予約もラテ欄通りで問題ないんだし。

 プロボクシングのタイトルマッチとか、ゴールデン枠で放送するときはそういう対応しているわけですよ。
 試合が早いラウンドで終わっちゃったときに放送する物ってのが用意されている。(過去の名選手のドキュメント物とかね。)

 「手間がかかる」つったって、一昔みたいに「雨で試合が流れたときのための番組(いわゆるBプロ)を用意する」よりはマシでしょう?
 (今はほとんどの試合がドームとかだから、雨で流れるようなことはほとんど無いわけだし。その分の労力を回せばいいじゃん。)


 つかさあ、根本的な疑問というか不満なんですけど、当たり前だけど試合中継の延長ってのは局と「その試合に興味がある野球ファン」にしか意味とかメリットはないわけであって、なんでそのシワ寄せを他の視聴者が背負わされるという、おおよそバカげているとしか言いようがないシステムが当然のように続いているのか? と。

 このへんってたぶん局側が「ドーム形態の球場が全国に出来て雨天中止がほぼ無くなった」時に考えるべきコトだったんじゃないかと思うんですよ。
 「放送時間伸ばせばいいじゃん」ってのが当たり前だと思っているあたりがね、なんつーか、発想レベルが「CSのスポーツチャンネルに取って代わられる日も近い」っていうか。そういう危機感感じろよっていうかさ。時代は変わっているんだから。


 ちなみに『エアマスター』ですが。
 大女フェチにはたまらないアニメ。
 パンチラもドカドカ。
 そんな感じ。(そう?)




★『ラストエグザイル』

 あー…まあねえ…
 OVA『青の6号』のメインスタッフ再結集だそうで。

 あの、世紀の駄作の。
 超絶ゴミだったアニメの。
 ストーリー展開も何も考えていたとは思えなかったアレの。

 期待せずに見続けようかと。
 あ、GONZOなので、例によって映像は最高にイイですよ。



★『スクラップドプリンセス』

 実はどういう話か全然知らなかったんで。
 原作小説のイラスト書いている人のエロ同人誌は好きで持っているんですが。(おい)

 で、「その人が原作イラスト書いている」って認識しかなくて、しかも絵柄から「よくありそうなドタバタ物」かと勝手に想像していたんだけど、全然違いましたな。

 面白いか面白くないかでいうとかなりビミョーなんで、様子見。



★『キノの旅』

 「BSだから放送できているアニメ」って気がします。(良い意味で)
 ものすごーく淡々としてる部分や、ドライな視点で世界を眺めていく物語。“盛り上げどころ”とかもあまりある内容ではないので、そういう部分が「地上波ではつらいかなー」と。
(と、思っていたんだが、地上波ではもっとスゲエ『テクノライズ』という、おおよそ「実験アニメ」としかいいようがないものやっていたんで驚いたり。)

 「BSでリリースすることにマッチしている」というか、そんな感じがします。

 雰囲気とか、乾いた感じも気にいったので毎回楽しみに見ていますよ。





 ……とか書いてますけど、まあ、「主人公の声が前田愛だから、そんだけで満足なんでしょ?!」ってのがバレバレなんで、何をどう評価しようが全く説得力を感じて貰えないってのがナイスなところですな。

 ま、実際見始めた動機はソレだしな。

 例によって原作とかよく知らないんですが。
 放送開始前に友人と少し悩んだんですよ。
 「この前田愛が声をやるキノというのは男の子なのか? 女の子なのか?」
 画だけ見ると全然わからない。
 けど、なんか胸が少しあるようにも見える。
 しかしそれは服のシワのようにも見える。
 どっち?!

 で、わからないまま第1話を見たんですが。

 一人称が「僕」なのね。>キノ
 ありゃ、やっぱ男の子なのかなあ…ショボーン…


 したら最後のところで「キノがあの男の人と結婚するかと思った」と言われるシーンがあって…


 オニャノコだ!!(・∀・)


 いやもー、泣きたくなるほど嬉しかったですよ。(大げさな…)

 さらに数話目で、女の子であることは明確に物語で出てきましたが。

 そんなこんなで毎週の楽しみですよ。



 続きは次回。
 (つっている間に今期が終わりそうだ…)


【了】

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