02年第3半期のTV表・2
2002/07/18



 暑いッスね。
 暑いし台風はドカドカ来るし…。
 被害に遭われた方。お見舞い申し上げます。


 あー。前回のリストに『ダークエンジェル』を書き忘れていました。
 でもまあツマンないからどうでもいいか…
 なんかすでに見る気なくなっているし。
 ボイスキャスティングが坂本真綾と山寺宏一というところはポイントなんだけど…


あと『G−onらいだーす』ですが、第3話にしてすでに作画がメロメロです。
 う……動かねえ……(-_-;;)
 いや、演出でナントカごまかそうとしてましたけどね…。それでもあの「動きのあるカットの少なさ」には驚きを隠せません。
 特に第3話はシナリオもメタメタ。
 シロウトが書いたのかと思いました。

 そもそもこの作品の致命的な欠点として「眼鏡っ娘」の意味がないってところです。
 「眼鏡っ娘萌え〜」の基本は、そのキャラクターが「メガネをかけているから萌えっとクる」であるべきなのに、このアニメのヒロイン達は「眼鏡を普段付けていない」「眼鏡を付けていても付けていなくてもルックス的な変化がない」んですな。
 かけてなくてもいいんですよ。
 特に主人公少女に至っては忍者なのか何なのか知りませんが、しゃべりの語尾に「ニン!」とか付けるハットリ君みたいなキャラ立てしちゃっているんで、眼鏡っ娘であることによるキャラ立てよりもソッチが強い…という有様。

 これを保存録画するくらいなら『ウィッチハンターロビン』を録っていた方がいいかと。



■水曜日

★『陸上防衛隊まおちゃん』

 これは水曜の深夜にテレビ東京で放送されている『熱血電波倶楽部』という30分のアニメ枠で放送されている作品です。
 毎回15分弱の短編。
 シナリオは黒田洋介。

 地球に襲いかかるナゾの「かわいいエイリアン」と闘うために、日本は陸・海・空それぞれの防衛隊にものすごいテクノロジー兵器装備をした「8歳の幼女」を装備。
 「かわいいエイリアン」がやってくると、陸海空を守るまおちゃん達8歳児3人が出撃して防衛するわけです。

 なんで幼女が闘うのか? というと「目には目を!可愛いものには可愛いものを!」という考え方&「かわいいエイリアンを相手に自衛隊が本気で防衛してしまったら、まるで弱い物イジメをしているように見えるから」らしいです。(笑)

 ちなみに「かわいいエイリアン」とは、巨大なガチャポンカプセルに入って落ちてくるナゾの存在。
 第1話では大きなネコのぬいぐるみみたいなヤツでした。
 第2話ではまおちゃんが初めて防衛隊となった時のことが描かれましたが、初陣の相手は「ただの普通のウサギ」にしか見えませんでした。
 この「かわいいエイリアン」が一体どのような悪事を働くのは全く不明。描かれません。
 とりあえず彼らが現れるとみなその可愛さに心奪われてしまう…というところがキケン! …らしいです。(^^)
(一応、ウサギに対してはまおちゃんは「ごめんなさい!」と泣きながらコツン! と気絶させていましたが。)

 まおちゃんはタイトル通り「陸上防衛隊」に所属。
 幼い頃から(って、今でも幼いんですが)、陸防参謀長である祖父に「防衛精神」を叩き込まれて育った生粋の防衛っ娘です。
 かわいいエイリアンが現れると、胸のクローバー型バッチを押して変身!
 このバッチはエイリアンのテクノロジーを応用して作った物で、宇宙力(うちゅうぢから)と反応して防衛服に変身!!
 メイド服とかが全盛のアニメ界にあって、このアニメの幼女達は「鼓笛隊」のようなコスチュームにチェンジ!
 「幼女の鼓笛隊」というのがちょっと斬新です。思わぬ盲点でしたね。(別にタイコは持ってませんが)

 まおちゃんは戦車に乗って現場に行きますが、彼女の戦闘権限はあくまで「陸上」に限られているため、かわいいエイリアンが風に飛ばされて陸から足が離れた瞬間、彼女の防衛権はなくなります。(その場合、空担当の幼女が防衛する…と)

※…と書きましたが、正確には「戦車」じゃなくて「特注の1/1『ティーガーI』プラモ」(自立型AI搭載)です。どうりで走るときの音が軽いと思った…。 ^^;;)
 なんでちゃんとした武装を持っていないのか? というと「かわいい孫に危険な武器など持たせられない!」という祖父の意志で。


 で、まおちゃんたちは「鼓笛隊の格好」に合ったバトン型の武器で闘うんですが、バトンを使った最強防衛光線技「防衛結界」(「かわいいエイリアン」を捕獲する光線らしいです)は、1回の使用に3億円以上の経費がかかるため大変らしいです。

 …というような内容。
 …って書いたけど、どうにも言葉で説明しづらいな。

 原作は『ラブひな』の赤松健。

 雑誌に載っていた黒田洋介氏のインタビューでは「まお達は「エイリアンと闘う・やっつける」という考えではなく、あくまで「出ていってもらいたい」「みんなを守りたい」と思っているだけ」だそうで、作品が目指すのは「ゆるゆるな幸せ」だそうです。

 なんでかわかりませんが、妙に気に入ってしまいました。(^^)
 なんかものすごく「頭が悪く作られていて」好感が持てます。
 『G−onらいだーす』と同じようなことやっているんだけど、こっちの方が全然面白いかと。

 現在『ワールドタンクミュージアム』のティーガーを改造(つか、塗装)して、この「みーくん」にするか否か思案中です。(思い切って作業できるほどティーガー持ってないので…。いまだ3台くらいか…)



■木曜日

★『サトラレ』

原作:佐藤マコト
脚本:尾崎将也 …ほか
出演:鶴田真由、オダギリジョー、神田うの、小池栄子、北村総一郎、佐戸井けん太、杉本哲太、風吹ジュン …ほか

 第1話・2話を見た限りでは「つまんなくはなかった」んですが、でも「映画版を見ちゃっていると、コレと言って新たな要素を感じなかった」というのも事実。
 なんでわざわざTVシリーズ化したかの「ポイント」が見えません。
 うーん…
 とりあえずしばらく様子見。



■金曜日

★『愛なんていらねえよ、夏』

脚本:龍居由佳里
出演:渡部篤郎、広末涼子、藤原竜也、森本レオ、坂口良子 …ほか

 オレへのあてつけなんですか? このタイトルは。
 あてつけって言うか、なんか言いてえのか、ゴルァッ!! とか被害妄想でブチ切れそうになるステキタイトルです。

 『ケイゾク』『IWGP』『ハンドク!!!』などの植田博樹プロデューサー&堤幸彦演出のドラマです。

 愛なんて物は信じていない刑務所帰りの元新宿No1ホスト・レイジ(渡部)が、7億円以上の借金を返すために、莫大な遺産を相続している娘(広末)に近づくため、彼女が10数年前に生き別れたままの兄である死んだ元ホストになりすますことを計画。
 「幸せな中で暮らしてきた娘なんか簡単にだませる」と思って会ったものの、その娘は盲目で、これまた「愛なんて全く信用していない」という人間で…ってな内容。

 他局の『TRICK』など、最近は内容よりも悪ノリばかりが目立つようになってしまっていた堤演出ですが、今回は余りそういうの入れる余地が無さそうなストーリーです。

 1回目で面白かったのは森本レオですかね。
 どちらかというとぼくとつとした気のいいオジサン…という役が多いんですが、このドラマでは「見た目は優しそうなオヤジ」だけど、実は回収できないヤツからは注射1本で殺して内蔵を売ってでも回収する…という鬼のような借金回収業者を演じています。(それをいつもの飄々とした感じで演じているので逆に不気味)



■土曜日

★『東京ミュウミュウ』

 原作読んでいるから「そのつまらなさ」はわかってはいたが、「アニメ化されれば少しはマシに…?」と期待していたんですが…。
 相変わらず盛り上がらない内容についに我慢の限界が来そうです。
 すでに気分は「ネコ耳なんていらねえよ、夏」って感じ。

 スタッフは実写ドラマ版よりはるかに面白かった『GTO』の阿部監督と十川誠志氏ですが、やっぱ「元の素材がどーしょーもないと、どうがんばっても限界がある」んでしょうか。

 作画も正直よろしくありません。
 スタジオぴえろ作品とは思えぬ「ヘタれ」な回が多すぎです。(そういう回は、おそらく韓国のスタジオに丸投げているのではないかと。)

 最近これよりも、この後に放送している『ミルモでポン!』の方が面白くなってきています。(つか、確実に面白いかと。アイデアも満ちているし。)



★『トータリースパイズ』

 フランス製のアニメです。
 女子高生3人組がオシャレなスパイエージェントとして大活躍! という『ドラドラ子猫とチャカチャカ娘』と『スーパースリー』と『チャーリーズ・エンジェル』を足して5で割ったような作品。
 …と書きましたが、テンポなどは決して悪くなく、それなりにボーっとしたアタマで見れてしまいます。

 とかナントカよりも、この作品で注目すべきは「そのキャラクター表情などの記号的表現」が果てしなく日本アニメの影響を巨大に受けている部分でしょうか。
 なんすかね、アレは。ホントに「中途半端に日本のアニメっぽい」んですけど。



■まとめ

 ハッキリ言って、ドラマは不作のシーズンです。
 「面白い・面白くない」以前に「見たい」と思わせてくれる物が少なすぎです。

 ここに書いた作品以外では『ウィッチハンターロビン』(アニメ)がちょっと様子見してみようかと。もしかしたら面白くなるかも。



【了】

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