02年第1半期のTV表・1
2002/02/11


 アクセス数が60,000 expを達成しました。
 そろそろボスキャラに挑めそうな感じです。

 新ドラマとかもとっくに始まったどころか、すでに中盤に来てしまっているのでちゃっちゃと書いてゆきます。

 今期オイラが見ているのは大体こんな感じ。


曜日 放送時間 ch 番組名 ジャンル
月曜日 18:30−19:00 BS11 『宇宙船サジタリウス』(再) アニメ
16:25−16:55 フジ 『ラーゼフォン』 アニメ
21:00−21:54 フジ 『人にやさしく』 くそドラマ
深夜 日本テレビ 『旋風(かぜ)の用心棒』 アニメ
火曜日 09:15−09:30 『ぼうけん!メカラッパ』(再) 特撮
18:30−19:00 BS5 『フルメタル・パニック!』 アニメ
18:30−19:00 テレビ東京 『FF:アンリミテッド』 アニメ
22:00−22:54 フジ 『恋するトップレディ』 ドラマ
21:15−22:00 NHK 『プロジェクトX』 ドキュメント
深夜 TBS 『ちっちゃな雪使いシュガー』 萌アニメ
水曜日 10:30−10:45 『ぼうけん!メカラッパ』 特撮
19:27−20:00 テレビ東京 『ヒカルの碁』 アニメ
21:00−21:54 フジ 『ロングラブレター・漂流教室』 ドラマ
00:45−01:15 テレビ東京 『パトレイバー』(再) アニメ
深夜 フジ 『Kanon』 アニメだょ
木曜日 18:00−18:30 テレビ東京 『七人のナナ』 くそアニメ
18:30−19:00 BS5 『おねがい☆ティーチャー』 女教師アニメ
21:00−21:54 TBS 『3年B組金八先生』 ドラマ
金曜日 18:00−18:30 テレビ東京 『ウェブダイバー』 アニメ
22:00−22:54 TBS 『木更津キャッツアイ』 ドラマ
23:10−00:00 テレビ朝日 『TRICK2』 ドラマ
03:10−03:40 テレビ東京 『フィギュア17』 アニメ
土曜日 17:30−18:00 TBS 『RAVE』 アニメ
18:00−18:30 TBS 『ウルトラマンコスモス』 特撮
日曜日 08:00−08:30 テレ朝 『仮面ライダー龍騎』 特撮
08:30−09:00 テレ朝 『おジャ魔女どれみ』 アニメ
09:30−10:00 テレ東 『ギャラクシーエンジェル』 ゴミアニメ
18:30−19:00 テレ東 『サイボーグ009』 アニメ
19:30−20:00 フジ 『ワンピース』 アニメ
★放送時間・放送局は東京圏でのものです。


 あきらかにオーバーフローしてると思われるので、いくつかは見るの止めるでしょう。


■月曜日

★『ラーゼフォン』

公式サイト http://www.rahxephon.com/

 メカデザイナーの出渕裕が、監督・原作・脚本などを手がけた意欲作です。
 評価はまだできないですね…
 今さら『エヴァ』っぽいのはどうよ? と思いますが、第1話の「ほとんど現代と同じ風景の東京で戦争が起きる」という画は、個人的にはツボでした。


★『人にやさしく』

脚本:鈴木おさむ 他
出演:香取慎吾、松岡充、加藤浩次、星野真里、陣内孝則 ほか

 視聴率はいいそうです。

 ふうん…。

 そういうのを聞くと、やはり「数字がいい=内容が良い」ではないなあと痛感します

 なんというか…むう…とにかくシナリオが最悪。
 バラエティ番組で活躍している作家氏をはじめとして、数人の作家で書いているようだけど、どの回もとにかくヌルくてユルくて甘えている。
 「ドラマって、こんな感じでしょ? こんなふーに展開して、ここいらで主人公が熱いこと(もしくは決めゼリフみたいなこと)言って、そんで解決でOKでしょ?」みたいな物すら感じます。
 自分でもイヤな物の見方だと思うよ? だけど、そうとしか思えない作りなんだもの。
 なんかね、ドラマ…というか「物語を作る・見せる」ことに関して、ものすごく舐められているような気がして仕方ない。
 主人公が言う「熱い言葉」「決めゼリフ」ってのも、「ここいらでこんなようなこと言わせておけばセオリーでしょ」みたいな感じで。それ以上の物が全く感じられません。
 作り手はそんなこと考えたことも思ったこともないのに、「ノリで」見せているような。「魂」みたいなものを感じないし。
 別の言い方すると、ものすごく「浅い」。
 言っていて歯が浮いているのが隠せてないです。


 原宿の一軒家で暮らす主人公3人組が、ひょんなことから親に捨てられた子どもを引き取って、一緒に暮らすことになる…という内容ですが、その変化した生活の中で何かを感じていくとか学んでいくとか成長していくとか言うのならまだわかるんだけど、この3人が「オレ節全開で生きていて、それを変える気もなくて、自信満々で、ある意味完璧超人みたいなやつら」なので、そんなことも起こりません。
 何か問題が発生。→ 主人公達がオレ節全開で自分たちの都合のいいようにオレ節ぶちまけたり押しつけたりしてムリヤリ解決。
 毎回こんな感じ。

 彼らに降りかかる壁(問題)のハードルも、モノスゴク低いです。
 いや、低いのはイイ。別に。
 だけど、その低い壁を乗り越えることに対して、いきなりウソ八百な(見る側に対して全く説得力を感じさせない)ことやって、万事解決。

 どういうことか? と言いますと、例えば2月4日放送回では「施設の子ども達を励ますために、主人公が原宿中に呼びかけてお祭りを行う」…という展開だったんですが。
 ここで何が説得力感じないって、なんかよくわからないけど主人公は「原宿中の人気者」で、「誰もが彼のことを知っている」のだ。だからアッサリみんなが集まって一致団結。
 どうよ? その設定。
 これが下町だとか地方の町(つまり、そこに住んでいる人々の中にある種の生活共同体的な意識が成立していると「感じられる」場所)が舞台なら「まだわからなくはない」んだけど、原宿よ?
 マンションに5年住んでいたって、隣のヤツが何しているか知らないような土地よ?
 おおよそ「らしいウソ」のようなものを見せることを、ハナから放棄しています。


 また、この主人公達の「オレ節」が、根拠もないのに彼らは「絶対的に正しい」と思いこんでいるとしか見えないのもタチが悪いです。
 人の意見なんか聞きません。
 スジが通っていないオレ節をブチ拡げておいて、それでいて、まともな意見で非難されると逆ギレしやがります。
 ああ、現代っ子…。

 1月28日放送回では、彼らが引き取った子どもの学校の父兄会に(イヤイヤ)出席した1人が、他の父兄達からの「父兄会の活動として、何か手伝いをして欲しい」と言われるや「オレは、あの子どもをただちょっと引き取っているだけで父親でも何でもないし、普段働いているからソレは出来ない」と拒否。(他のお父さん達は働いていないのですか?)
 そのことについて「みんなやっているのにそれじゃ困る」的な文句を言われ、さらにはエピソード冒頭で起きた子どもの事故についての非難も受けます。さらに彼らが不良だったことも言われるやブチキレ。
 シナリオ的にはどうやら「他の父兄は悪者。オトナの理屈だけの間違った意見を言っている」で、主人公青年は正当なブチキレをした…ということのようです。

 オレにはそうは見えませんでしたが。

 他の父兄が言っていることはかなり正当でした。
 子どもの事故についての非難も「とーぜんだろ」って感じで。
 つか、そこまでの主人公の言葉からは「子どもを引き取ったこと。引き取った子どもへの責任」のようなものが、少なくともオレには全く感じられなかったんですよ。
 「あの子どもをただちょっと引き取っているだけで父親でも何でもない」とか言い切ったヤツが、子どものことについて何か言われて怒るってのが、オレには説得力も何も感じませんでした。
 「んじゃオマエ、どういうつもり(責任感覚)で子ども引き取ってんの?」とか、「自分が怒ることの理由として、子ども言い訳にするんじゃネエよ」とか、そんな気がしましたね。

 このドラマが最悪なのは、この(オレにはどう見ても「逆ギレ」にしか見えない)主人公達の怒りを、製作サイド(主に作家)が「正当な、スジの通っている熱い怒り」もしくは「子どものココロを持った青年達の、反オトナ的な行動」として肯定的に描いているところです。(とーぜん、このベースにあるのは「大人=悪」という幼稚で稚拙で根拠のない。だけど何も考えていないバカな若者に商品を売るための媚びた考え方です。この考え方そのものがオレは「大人の悪」だと思いますが。)
 さらに最悪なのは、主人公達に「オレたちはガキだから…」って言わせることによって、これらを全て「オールOK」にしてしまっている。
 うーん…「ガキだったらどんな理不尽な言い分でも許される」とか「ソレが全て正しい」とか「肯定されるべきもの」だとは思わないんだけど…

 ほんと、最悪だと思いますよ。
 最悪って言うか不気味だ。
 作り手の意識の低さが画面から滲み出ていると言っても過言じゃないと思います。それは「幼稚」だと言い換えてもいい。
 ウソだと思うかも知れないけど、この作品ドラマと平成仮面ライダーシリーズを比べて見てみるといいですよ。
 「ドラマ」として、ホンットーに『人にやさしく』なんか、あまりにも幼稚で見ていられないから。

 見ていて腹が立ってきたな、オレは。それもかなり。
 毎回主人公達が、他人の意見や考え方は全く意に介さず、自分たちのオレ節を他人に強要(というか説教)するだけなので、正直見ていて不快です。

 たぶん、もう見るの止めますね。
 時間のムダです。
 見続ける理由があるとしたら、星野真理が出ているってことだけかな。

 フジTVドラマのフラッグシップ時間枠である月9で、バラエティ番組は名の売れている作家さんなどをシナリオに大抜擢していたりと興味深い人選で作ってはいますが、「やっぱ、コントの物語の作り方・セリフ回しとドラマのソレは違う」ってところに巨大な温度差が生まれているような…。
 つか、ここ数年、時々こういうような「バラエティで売れている放送作家」をシナリオに使ったドラマが数本ありましたが、どれもこれも「ドラマ」として評価したときには同様の温度差を感じる物がほとんどでした。
 まあ、それ自体は「門戸を開く」とか「新しいドラマの形の提示」とか意味はあるのかも知れませんが、だったらせめて「舐めた作り」だけはして欲しくないものです。


 ぜんぜん話は違いますが、先日TV見ていたら『RED SHADOW 赤影』の中野裕之監督が出ていて、「時代劇を撮るために、時代劇映画を80本見ました」みたいなことを得意げに語っていました。
 80本………
 す…少ねぇ…(-_-;;)
 これを得意げに語るあたり「ヴァカ」「井の中の蛙」って感じなんですが、なんかこんなような浅さを感じるな。このドラマにも。



■火曜日

★『フルメタル・パニック!』

 アメリカ同時多発テロの影響で、昨年秋からの放送が延期になっちゃっていたアニメです。
 「なんで?」と思っていたんだけど、作品中に出てくる主人公達の所属している組織は超ハイテクを駆使した傭兵部隊らしく、その彼らが日本のある女子高生をテロリストから守るために動く…というのが自粛の理由だったようです。
 この手の「富士見ファンタジア文庫」とかが原作のアニメ化作品は、正直、全ッ然期待していなかったんですが、第1話を見てちょっと惹きつけられました。

 作画も良好。見せ方もヨシです。
 物語展開的にも、なんでテロリストは女子高生を狙っているのか? その女子高生はどんな秘密があるのか?などなど、まあ、「ナゾで引っ張る」のは良くある手法ですが、その加減がクド過ぎることもなく、さらに第1話でのドタバタぶりもそれなりに楽しめたし。
 傭兵部隊から1人の「戦闘のプロ」である少年が、高校生としてヒロインの学校に転校してきて彼女を監視するわけですが、彼は「戦闘」以外の社会常識という物を全く身につけていない…というのが毎回のドタバタのポイントのようです。

 ドタバタやナゾの匙加減がちょうど良く、「第2話も見てみよう」と思わされる作りは上手かったと思います。
 「第1話の在り方」としては点数高いんじゃないかと。


『恋するトップレディ』

脚本:田辺満、江頭美智留
出演:中谷美紀、柳葉敏郎、奥菜恵、吉沢悠、山口紗弥加、高橋克実、松崎しげる、小野武彦

 中谷美紀が出てなければ見るの止めていると思う…。
 キャスティングはスゴク良いと思うので、もう少しヒネって欲しいところです。


 第1話の「父とケンカして家を飛び出して以来、毎日をダラダラと過ごしている主人公」が、父の突然の死後、市長であった父がどれだけ町のこと、家族のこと、娘(自分)のことを考えていたのか? を知るシークエンスは、個人的にはかなりツボだったんですが、「もったいないなぁ」と思ったのが、これでシリーズ中盤までは引っ張って欲しかったな…と。
 それで知って「市長選挙に立候補します」はいいんだけど、市長になって、色々やっていく中で「父が何をしていたのかを知っていく」の方が個人的には見たかったなあ…と思いました。


 第4回で『クウガ』で一条刑事を演じていた葛山信吾がゲスト出演していましたが、なかなかどうして性格の悪い男を演じていたかと。


★『ちっちゃな雪使い シュガー』

 別に今期スタート作品ではありませんが。
 毎週萌えっぱなしです。
 ちなみにオレの属性はシュガーたんです。(サガもいいと思うけどね)
 あんなんがオレの肩にもちょこんと乗って欲しいです。

 あと2ヶ月弱でお別れが来るのかと思うと、考えただけで鬱に…。


 てなところで今回はここまで。
 まさか『人にやさしく』の感想がこんなに長くなるとは…。


【了】

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