01年第4半期のTV表・1
2001/10/21


 微妙にバタバタしている日々なもので、書く書くと言っていた『千と千尋』『FFX』感想もまだですな。
 なんかこのままナシクズシ的に書かねえような気も…。(アウトラインは書いてあるんだけどね。文章としてまとまってないので。)
 1ヶ月くらい前から止まらないクシャミがやはり風邪だったくさくて、昨日あたりから本格的にノドも痛くなってきてます。

 とか言ってる間にTV業界は秋改編も終わりました。
 新番組がバシバシ始まってます。

 今期オイラが見ているのは大体こんな感じ。


曜日 放送時間 ch 番組名 ジャンル
月曜日 18:30−19:00 BS11 『宇宙船サジタリウス』(再) アニメ
21:00−21:54 フジ 『アンティーク』 ドラマ
深夜 日本テレビ 『疾風の用心棒』 アニメ
火曜日 18:30−19:00 BS11 『学園戦記ムリョウ』 アニメ
18:30−19:00 テレビ東京 『FF:アンリミテッド』 アニメ
21:00−21:54 フジ 『さよなら、小津先生』 ドラマ
21:15−22:00 NHK 『プロジェクトX』 ドキュメント
深夜 TBS 『ちっちゃな雪使いシュガー』 萌えアニメ
水曜日 10:30−10:45 『ぼうけん!メカラッパ号』 特撮
18:00−18:30 テレビ東京 『スクライド』 アニメ
19:27−20:00 テレビ東京 『ヒカルの碁』 アニメ
22:00−22:54 日本テレビ 『レッツゴー!永田町』 ドラマ
22:00−22:54 TBS 『ハンドク!!!』 ドラマ
00:45−01:15 テレビ東京 『パトレイバー』(再) アニメ
深夜 フジ 『ヘルシング』 アニメ
木曜日 18:00−18:30 テレビ東京 『フルーツバスケット』 アニメ
18:30−19:00 BS5 『天使のしっぽ』 アニメ
21:00−21:54 TBS 『3年B組金八先生』 ドラマ
01:15−01:45 テレビ東京 『ココロ図書館』 アニメ
深夜 TBS 『クロウ 天国の階段』 海外ドラマ
深夜不定期 フジ 『スタートレック:DS9』 海外ドラマ
金曜日 18:00−18:30 テレビ東京 『ウェブダイバー』 アニメ
18:30−19:00 BS-5 『ヴァンドレッド 2nd』 アニメ
03:10−03:40 テレビ東京 『バビル2世』 アニメ
土曜日 17:30−18:00 TBS 『RAVE』 アニメ
18:00−18:30 TBS 『ウルトラマンコスモス』 特撮
00:50−01:20 テレビ東京 『PROJECT ARMS』 アニメ
日曜日 08:00−08:30 テレ朝 『仮面ライダーアギト』 特撮
08:30−09:00 テレ朝 『も〜っと!おジャ魔女どれみ』 アニメ
09:30−10:00 テレ東 『コメットさん』 アニメ
18:30−19:00 テレ東 『サイボーグ009』 アニメ
19:30−20:00 フジ 『ワンピース』 アニメ
★放送時間・放送局は東京圏でのものです。


 ピンチです。
 1週間ビデオをためたら待っているのは地獄です。(もしくは「見れない」か。)
 オマケに時間がかぶってるものがやけにあるな…。
 結論を書いてしまうと、ドラマは今期、とにかく豊作です。(実際に豊作だったかどうか?は終わってみなければわかりませんが。)
 若手の注目株からベテランまで、オレの好きな脚本家が揃いも揃ったりですな。



■月曜日

★『アンティーク』
脚本:岡田恵和
出演:滝沢秀明・椎名桔平・藤木直人・小雪・阿部寛・八千草薫

 前期、朝連ドラの『ちゅらさん』が終わったばかりの岡田シナリオです。
 網膜剥離で引退をした天才ボクサーが、(食べるのが)大好きなケーキ屋で働き始める…という設定。
 内容自体にはそれほど派手なものは無いんですが、見ていて心地よい雰囲気を出しているのは相変わらずの岡田脚本ゆえでしょう。

 どーでもいーけど、このドラマ、舞台が「ケーキ屋」だけあって毎回ケーキがふんだんに出て来るんですけどね。
 この出てくるケーキがどれもこれもホントーに美味そうでして…。(^^;;)
 オレはタルトは好きじゃないんですけど、これで見るとメチャクチャ美味そうなんですよ。
(またタッキーが下品だけどスゲー美味そうな食べ方をするんだな、コレが。)
 ダイエット中の女性視聴者は見ないんじゃねえか?と余計な心配が脳裏をよぎります。


★『疾風(かぜ)の用心棒』
 アニメです。
 原作はナナ…ナント!おそれ多くも黒澤明の『用心棒』です。
 あれを現代の日本を舞台に置き換えて…って…??????

 そもそも『用心棒』自体が、公ではないですが「『血の収穫』が元ネタじゃねえの?」ってのは古くから言われていることですが、実際オイラも昔『血の収穫』を読んだときは「似ているなあ」とは思いました。
 ま、『血の収穫』と『用心棒』の実際の因果関係はともかくとして、このアニメも「現代を舞台にする」ならわざわざ黒澤の『用心棒』をベースにする必要があったのか?どうか?がそもそも理解できないところです。

 でもまあ、理解できなくても面白く仕上がっていてくれりゃ観客としては文句ないんですが、ところがドッコイ!
 これがまあ…なんというか…笑い話のネタには事欠かない出来の悪さになってしまっており…。

 舞台はどこぞの田舎町。
 そこには街を二分している二大勢力の土建屋グループとヤクザがいて、そこにフラリとやってきたナゾの青年が間に入ってくる…と。
 このナゾの青年については第1話冒頭で数十年前のナゾの軍事行動だとか、妙な(今のところ「入れなくてもいいのでは?」としか思えない)ナゾがちりばめられています。
 ちなみに彼がこの田舎町にやってきたのも、どうやらその「ナゾ部分」と、それに絡む人物を捜してのことのようです。

 問題はこのナゾの青年があまり(というかサッパリ)魅力的ではないことでしょう。
 オープニングはナゼか『カウボーイビバップ』を彷彿させるタイトルバックです。
 主人公像もオレ主観では同作品の主人公・スパイクを意識しているような感を受けます。
 でも格好悪いんですよ。
 原作である『用心棒』の三十郎みたいな魅力もございません。

 他のキャラもインパクトが低いというか…。
 ミステリアスな美女だけど全く魅力がないホテルの女主人とか。

 そんな中、見所は「コジャレたことをやろうとして、見事に滑りまくっている斬新な映像演出」です。
 ちょっと文字では説明が難しいんですが、とにかく洒落た見せ方をしたいのだろうな…というのがわかるエフェクト掛けまくりの映像が随所に入ってるんですが、どれもこれも効果がまるでないんですよ。
 無いどころか見てて「寒い」んですが…。
 斬新ならいいってモンじゃないんですね。

 ちなみに主人公はムチャクチャ強く、第1話ではナイフを手で曲げちゃったりしてましたが、個人的には松田優作の『ア・ホーマンス』がオチなんではないか?と推測してます。

 とにかくまあツッコミどころだけは満載で「脱力度No1!」って感じです。
 もちろん黒澤プロダクションに許諾を得ている作品なんですけど、なにかね。黒澤プロってのはそのへんユルいのかね?
 こんなんならいくらでも「黒澤作品のアニメ化」はできますな。
 『つむじ風の生きる』とか『北風の羅生門』とか『春風一番の七人の侍』とか『疾風のまぁだだよ』とか『そよ風の天国と地獄』とか。

 まさかコレ…2クールじゃないよね?


■火曜日

★『さよなら、小津先生』
脚本:君塚良一
出演:田村正和・ユースケ・サンタマリア・瀬戸朝香・西田尚美・京野ことみ・小日向文世・谷啓

 秋の改変期だけでも『TEAM』2時間スペシャル。『恋人はスナイパー』。そして今期からこのドラマ…と。一体どういうペースでシナリオ書いてるんでしょう?>君塚
 それでけでもオレはかなり驚いちゃってるんですが。

 アメリカで、汚職容疑で逮捕された銀行マンが、帰国したものの銀行はどこも再就職を受けつけてくれず、妻子にも去られ、否応なく(大学で教職課程をとっていた・・・というだけで)私立高校の先生になる。
 こんな経緯で先生になったから主人公はまるでやる気ナシ。ところが赴任した先の高校の教師陣はもっとやる気がない連中が集まっている…という内容。

 このあらすじを知ったときにはコメディだと思ったんですが、実際は正攻法な作品でした。(コミカルな要素もありますが)
 事なかれ主義にドップリと浸かっている学園に、外部から「元異業種の人間」がやってきてシステムを引っかき回す…という構図は相変わらずの君塚パターン(『踊る大捜査線』『TEAM』など)ですが、このパターンでのドラマの転がし方がやっぱ上手いなあと思わされます。
 第1話で、すべてを失った主人公(田村正和)が、日本中の銀行がすでに自分を受け入れてくれないことを知り絶望から声を出して泣くというシーンがあったんですが、田村正和にこういう場面ってのは珍しいのではないかな。かなりグッときましたね。


★『ちっちゃな雪使いシュガー』
 深夜にやってる「ぷに萌え」アニメ。
 うーん。そうとしか書きようが無いなあ。
 しかし!!
 わたしゃすっかりノックアウトされてます。(バカ)
 萌え〜萌え〜って感じ。(ボキャブラリーが貧困だなあ…。)

 シュガーってのは全長10cmほどの「季節使いの見習妖精」なんですが、これがまあ…!!
 主人公少女の頭の回りを飛び回ったり、何かうれしいことがあるとすぐに「ちゅっちゅっちゅ」とキスをしてくれます。(今のところ毎回Bパートで「ちゅ」が入るようです。)

 たまたま1回目を見たんですが、翌週サークルの会合で
「とにかく「ちゅ!」ですよ!」
…と熱弁を振るったものの、見ていたのは他にオヤジ1人。
 彼は「オレは『メモル』とかが好きだから見た」とかナントカ言い訳ブッこいてましたが、そうじゃないだろう?!語るべき所は!!
 「面白い」とか「面白くない」とかじゃない!!
 これぞまさに「萌え」!!
 久々に萌え魂が爆発するね。
 オープニングで踊っているシュガーたんを見るだけでズキュン!です。
 全話録画してなかったことをマジ後悔中。

 ↑ すげーダメな感じ…。

 まあ、マトモなコトも書いておくと、内容的にはほのぼのした感じで、深夜に大きなお友達向けに放送されてますけど、小さい女児とかに見せてもウケるんじゃないでしょうか。雰囲気的には日曜朝のアニメって感じです。


 てなところで今回はここまで。

【了】

もどる