前期のTVはどーだった?
2001/10/08


 とっくに前期の番組が終わったのを忘れていました。(^^;;)
 まあ、アニメは先週で終わりの作品が多かったので。
 今更な感じもするのでサクッと書いていきましょう。


★『できちゃった結婚』

 あうー…。よく最後まで見たモンだ。>オレ
 「内容が面白くなかった」とかではなく。
 いや、別に面白かったワケじゃないけど、まあ「そこそこ」。
 なのになんで「よく最後まで見たモンだ」なのかというと、どーにもこーにもひとえに主演の広末涼子ですな。

 うーん…。デビューからこれまで、実はオレはそれなりに広末ファンだったんだけどさ、ちょっとなあ…。
 なんつーか、ブッチャけた話…「かなり呆れた」んですよ。
 とにもかくにも、あの「声」!!
 番組が始まったときにも書いたけど、結局最後まで声がしゃがれたままだったのね。
 これがもう、本当にヒドイしゃがれ方で…。昔の工藤夕貴みたいな感じなんですよ。(相当しゃがれてるってことです)

 いろんな事がゴシップ誌やスポーツ新聞にも書かれていたけどさ。
 まあ、若いんだから遊びに行ったりするのはいいさ。
 だけど、そのことで「仕事に影響を出す」ってのはチガウでしょ?
 少なくとも、彼女をキャスティングした人も、彼女が出るから見ていた人も「あんな声のヒロスエ」を見たかった・見せたかったわけじゃないでしょ。

 第1回目の収録。スタジオに来て本番!
 んが、セリフを発したのは「あの声」。
 目が点になったプロデューサーやディレクターの顔が目に見えるようだもの。
 女子で、二十歳過ぎてから変声期があるワケじゃあるまい。

 なんつーかなー。
 ホント。アレで、他のキャストやスタッフや視聴者(主にファン)に対して失礼だと思ってないんだったら「すぐにこの世界やめたら?そしたらいくらでも自由に遊べるよ?」としか言いようがないですね。
 んで、あの「声」について申し訳ないんだと思っていないんだったら事務所にもそうとうな問題を感じます。

 ストレートに書けば彼女の「プロ意識の低さ」を感じました。
 仕事をナメてるとしか思えません。
 オレには商品価値がだいぶ低くなりました。
 『かってに改蔵』的言い方すれば「株価大暴落」です。
 その株価たるや、今や「万乗先生の描くパンツ」以下の株価値かと。

 しかし何だね。ヒロスエって「どういうポジション」なんだかよくわからなくなってきてますね。
 「歌手」としても、別に世代を越えて大ヒットがあるとか、頻繁に新曲があるとか言うわけで無し。
 「グラビアアイドル」としても最近は露出が減少。(事務所が減らしているんでしょうけど)
 「タレント」つってもバラエティに出るわけではないし。
 んで「女優です」と言われても、考えてみるとヒット作があったわけでも印象に残る作品に恵まれてきたわけでもなく、挙げ句の果てが上記のようなナメたスタンスです。

 今後の行方が気になる一人ですね。(そうでもないか)


★『救命病棟24時』

 上記とは一転。こちらは各キャストのプロ意識の高さが全面に出ていましたな。
 とにかくキャスティングがヨカッタですね。
 主人公の江口洋介。看護婦役の須藤理沙以外は前シリーズとは一新したキャストでしたが、これがもう、誰も彼も実に存在感のある良い印象でした。(存在感に関しては、もちろんシナリオでの各人物の描き方のうまさもあるんでしょうが)
 中でもお笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之はかなりヨカッタです。
 ヨカッタです…つーか、お笑いやめて俳優に転向してもいいんじゃないか?とホントに思います。(^^)
 絞めるところは絞める。崩すところは崩す。
 ものすごく表情の見せ方などが良い「俳優」さんであるなあと思いましたよ。
 他にも渡辺いっけいなどもヨカッタすな。

 シナリオも、実はオイラは前々から注目している福田靖氏が全話ではありませんがメイン作家として書いていて、これがかなりヨカッタです。
 ツボをおさえている展開に、けっこう泣かされてしまいました。(^^)
 「天才外科医・進藤」をメインにして話を展開するのではなく、彼を中心に置いた群像の中で周囲のキャラクター達がドラマを展開させていく…という見せ方は、作品自体に大きな幅を生み、全体のキャラクターを引き立たせていたと思います。
 また、前シリーズがどうにも『ER』の影響に引っ張られていたのに対して、今シリーズでこのドラマもついに「独自のカラー」を出すことに成功したんじゃないかと。
 次回シリーズがあるのか気になるところです。

 前期のドラマでは文句無くベスト1でした。


★『ノワール』

 なんか…よくわかんないけどダラダラと2クールもやって…だけどやっぱり最後までマッタリした展開のままで…
 何だったのかよくわからないです。
 作画レベルとか、アニメとしてのポテンシャルそのものは良かったと思いますが、どーにもストーリーが…。
 まあ、主人公のミレーユがエロさ爆発だったんでヨシとしましょうか。(えー?!)
 ↑ 友人から最近「ミレーユの設定年齢、17歳らしいぜ」って聞いてビックリしたんだけど、ホント?
 どう見てもあのエロさは「20代前半以上」だと思うんだが…。


★『生きるための情熱としての殺人』

 むう…
 釈由美子は良かったんだけどねえ…
 どうにもストーリー展開がサスペンスとしてはヒネリが無いというか…一言で言えば「面白味に欠けた」というか…。
 緊迫感がなかった…とも言えますけど。

 第1話の冒頭見て、オレ、勝手に数年前に公開された映画『ワイルドシング』みたいなサスペンスだとばかり思っていたんですが…。
 ゲップが出るほど二転三転する内容なのだろうなあ…と。
 誰が誰を騙して、実は誰が騙されたフリをしているのか?とかそういうことが毎回、息もつかせぬ位に起こるのだろうと。

 全然そんなんじゃありませんでした。(-_-;;)

 釈ちゃんが出てなけりゃ、途中で見るの止めていたと思います。

 余談ですが、ちょい役の刑事で『タイムレンジャー』のドモンやっていた人が出てました。


★『Z.O.E』

 まあたぶん、アニメファンからはそんなに評価がないだろうというか、あんまりヒッツする物がなかった作品だと思いますが、意外にも実は結構楽しんで最後まで見れました。
 ゲーム原作のアニメ。しかもロボット物ってだけでかなり不安要素でしたが、どうしてこうして…。シリーズ構成がキチンとしていたようで、毎回それなりに上手く(きれいに)、結果、最後までスッキリと(よくある思いつきで入れたような無駄なエピソードがあるようなこともなく)展開していたのではないかと。

 キチンと「SFっぽいことをやるのだ!」という作り手のこだわりも好感が持てましたたし。

 作画レベルもアベレージを保ち続けましたし。

 惜しむらくは、このシリーズの前に出ていたビデオ版を見ていないと「わかりづらい」部分が多々あるんですよね。(特に火星に入ってからの展開が)
 ここだけ残念賞。

 不思議ポイントとしては、主人公オヤジの奥さんが、まあ年齢が年齢なので「中年」といっても過言ではない女性なんですがね。
 見た目も疲れた感じで。
 ところが、声が「榊原良子」ってだけで、かなりソソられてしまったんですよね。(^^;;)
 不思議です。(いやまあ、中年つっても美人中年だというのも巨大ですがね。個人的にはワリと好みかと。)←どーでもいいね。


★『コスモウォリアー零』

 あんま語るべき事がないんですが…。
 つか「語らないでしょ。フツー」と思えますが。
 「歴代作品の中で、一番燃えなかった松本零士原作のSFアニメ」ですな。
 とにかく展開がダメダメつーか…
 「松本マンガの見せ方ってそうじゃねえだろ?オイ!!」みたいな。

 後半なんかシナリオもひどくて、どう考えても2本くらいにわけてやるべき話を1話に詰め込んだせいで、もう驚くくらい展開が速くて…。
 「間」とか「余韻」が全く無く、次から次に勝手に展開しちゃうんだから付いていくのが大変です。感情移入しているヒマなんかありゃしません。
 途中でチラリとメーテルが出てきたりしていましたが、そんなこんなでサッパリ印象に残っていません。

 演出もひどくて、ホントにこれ『サジタリウス』やってた横田和善かよ?って感じです。
 作画も20年くらい前のアニメ見せられているような感じでしたし。

 最後がよくわからなかったんですが、あの金髪の敵ネーチャンは一体何だったんでしょう?
 オレの勝手な推測では「マゾーンかプロメシュームの手下だった」ってことなのかなあ?とか思ったんですが。

 ハーロックとトチローの存在で考えると、
『わが青春のアルカディア』(劇場版)
『コスモウォリアー零』
『銀河鉄道999』(劇場版)
『宇宙海賊キャプテン・ハーロック』
 の並び順になるはずですが。(アルカディア号のデザインがそれぞれでチガウのはご愛敬だとして。 ^^;;)


 まかり間違ってもこのスタッフで「続編」はやって欲しくないです。


★『ちゅらさん』

 のんびり、ほんわかした作品で、朝のあの枠としてはOKだったんではないかと。
 「1回15分」という制約もあるんでしょうが、「うかつに面白すぎるエピソードを入れない」のは上手かったと思います。
 適度な感じで「面白すぎない」バランスの良さ。
 別の言い方すれば、朝、出勤前とかに見るても「胃もたれなどを起こさない微妙な軽さ」。

 「面白すぎないのが何で上手いのよ?」と思われる方もいるかと思いますが、例えば『サザエさん』で1エピソードだけ「ぜひビデオ化を!!」とまで言われちゃう様な傑作エピソードが生まれてしまったとするじゃないですか。
 そうすると「その後」が大変です。
 「作品カラー」のバランスが悪くなってしまうので。
 はるか昔、三谷幸喜が書いた「タラちゃん成長期」(タラちゃんが筋肉モリモリの大人になって活躍する…というものだったらしい)がボツになったのはそういうことです。

 その「面白すぎない」アベレージを最後まで維持し続けたのは上手いなと思いました。

 岡田脚本なので、主人公よりも菅野美穂に愛情が感じられるのはご愛敬ですな。
 菅野の使い方は岡田ドラマが一番上手いような気がします。
 個人的には「岡田ドラマのもう1人のレギュラーキャストである深津絵理が、いつ出てくるか?」と気にし続けていたんですが、ついに出ませんでしたな。(^^;;)
 がっくり。


★『逮捕しちゃうぞ』

 メインシナリオが横手美智子だったんですよね。
 この人、TVの『パトレイバー』でも数本書いていたんだけど、この人が書く回って必ずと言っていいほど「野明と遊馬がベタベタする話」だったんですよ。
 ハッキリ書けば「面白くなかった」です。
 野明と遊馬ってそういう関係なの?と。

 で、それから10年以上経っているんですが、相変わらずで…。
 どうにもこうにも全体を通して美幸と中嶋のベタベタした話に終始していましたな。

 なんだかんだでオリジナルストーリーにになってからもアイデアも遊び心も豊富だった第1シーズンに比べるとかなり「落ちる」シリーズだったと思います。
 極端な話、なんでその話を『逮捕しちゃうぞ』でやるのか?の意味が見えませんでした。
 新人婦警という新キャラを入れたことも全然活かされていたとは思えないし。


★『エンジェリックレイヤー』

 これまた最後まで、結局盛り上がるわけでも何でもなく…。
 主人公はトントン拍子で勝ち進んだだけ。
 なんか、「想い出にもならない作品」でしたな。

 流行の「記号」をふんだんに取り入れているのは、いかにもCLAMP的な上手さではあるんですが、つまるところ「記号は取り入れているけど、それの魅力はわかっていない」のが丸見えで。
 面白さや魅力や「ウケている部分」がまるでわかってないのに、ムリに「流行っているから」でネタにしてるだけ…という感じです。
 それはとーぜん、「わかってる人」には浅く見えますから面白くも何ともありません。

 しかし、今期のドラマとかってマトモに放送あるのかしらん?

【了】

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