今期のテレビはどーだった?
2000/12/30


 さてさて、20世紀最後のTVシーズンも終わってしまいました。

 なんかなー…。今回あまり書く気が起きないんですよねえ…。
 結局、今シーズンに放送していた番組でオレが面白かったのって、シリーズクライマックスに向けて盛り上がる『タイムレンジャー』と『仮面ライダークウガ』だけだったんですよねえ…。

 もうこれで、書き終わっちゃっているんですが、もうちょっと書いてみましょう。
 風邪で頭フラフラしているので、上手くまとまってないかも知れませんが。(^^;;)

★『編集王』
 あー……途中で見るの止めちゃいました。
 あまりにもつまらなくて。
 無理してまで見る物ではないな…というかさ、裏のNHKの『プロジェクトX』の方が1億倍くらい燃えるし面白いし泣けるんで。
 構成とかもものすごくレベルが高く、構成を生業としているオレは見ていて毎回ため息ですわ。>『プロジェクトX』
 オレのレベルではあんな物はとてもじゃないけど無理です。

 で、話戻すと、ホントにひどかったと思います、このドラマ。
 「最悪」っていう評価以外何も思い浮かばないんだな。
 「コレに関わっている奴、全員、二度とドラマ作るな!!」って前に書いたけど、前回のは「求刑」。
 だけど「判決」として伝えたいって感じです。


★『ストレートニュース』
 それなりに楽しんでみていました。
 ただ、惜しむらくはどれもアベレージで合格点のストーリーだったと思うんですが、オレの中で以前も書いた「第3話」を超える物はなかったこと。
 アレは早く出しすぎでしたね。
 おかげで、他のエピソードが点数低く思えちゃったんですね。

 あと、クライマックスに向けての展開で、突然のように「巨悪が相手」になっちゃうのもね…、いや、いいんだけど、「唐突」な感じが拭えなかったんです。
 で、その「敵が巨悪」って設定がウマク活かされていなかったというか。イキナリそのへんのオヤジが真犯人になるし。


★『ラブコンプレックス』
 なんというかなあ…
 面白かったんだけど、いまだに評価が不能です。(^^;;)
 「オレは面白かったけど、どこがどう面白かったのか?を人に伝えよ」と言われたときに、どーにも説明できんのですよね。
 なんか、作り手が好き勝手やっていたなあ…という印象。
 いきなり(ナゼか)『ブレア・ウィッチ』で終わるし。(^^;;)

 例えるなら…
 『TEAM』で「『エヴァンゲリオン』さ、あの最終回はないよね…」とクサナギ君に言わせていた君塚良一が、「オレなら『エヴァ』のラスト2話はこうした!」って作っちゃったのがコレって気がするんですが…。(^^)
 だってさあ、やってることアレと同じよ?
 唐沢がやろうとしていたことは「人類補完計画」と同じだったし。
 センテンスごとに「文字」が出たりさ。
 あ、あと登場人物の名前が、姓は漢字表記で、名はカタカナ表記ってのも同じだな。(^^)

 もしくは「君塚良一版『少女革命ウテナ』」。(爆)
 いや、でもそういう感じもかなりしますね。『ウテナ』を見てない人には伝わらないだろうけど。
 回をおうごとに変化する人物の相関関係とか、『ウテナ』において「世界の革命」とは「“自分の世界”の革命」であったように、登場人物の女性たちは最後に己の世界を見開いていくことで終わりましたし。
(で、『ウテナ』も登場人物の名前が、姓は漢字表記で、名はカタカナ表記なんだよね。 ^^)

 唐沢の設定は、唐突に「日本のフィクサーの息子」って最後に出していたけど、あれは「出さなくても何も問題がない」んだよね…というか、オレは出して欲しくなかったです。
 あそこまでメチャクチャやっていてさ、オレはてっきり「悪魔でした」とか「使徒でした」とか「バラの花嫁を手に入れようとしているデュエリストでした」とか、そういうオチだと思っていたし、それでも何も問題のないドラマだし、むしろ作り手の意識としては「そういうニュアンスだった」と思うんだけどね。
 具体的に中途半端なコトを見せられても「ふうん」にしかならないってのは、『レオン完全版』とかと同じです。
 まあ「『スターウォーズ エピソード1』を観てパルパティン議員とダース・シダリスが同一人物だとわからない」とか、「『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』を観て、最後に何でジョッシュは壁を向いて立っているのか?がわからない」とかいう人向けとしては「親切」なんですけど。


★総評

 他にもまあ、流し見だったけど毎回見てしまった『やまとなでしこ』とかもあるんだけど、それほど語ることがあるドラマでもないし。
 なんかなあ…ホントに不作だったなあ、今シーズン。

 と、そんな中で、TVでオンエアしていた「アメリカ製実写版ガンダム」である『Gセイバー』を見ました。
 正直言って、見る前は全く期待していなかったんですが、オレ、バーホーベンの『スターシップ・トルーパーズ』なんかよりも面白いと思ったぞ。(^^)
 セットなんかの作りや画質は、「ああ、アメリカのTVムービーだなあ…」って感じだったけどさ。
 フルCGであったモビルスーツの動きに関しては、個人的にはかなり「ああ、こういう物があったらコレくらいの速度で腕とかを振るっているのかも知れないナア」と納得させられる物ではありました。
 「1機○○億ドルもする機体なんだ!大事に使え!」というようにモビルスーツの値段が語られるのも面白かったですね。
 これはたぶん、日本のアニメでもこれまで入れてないんじゃないかなあ。

 うん。日本のオリジナルの『ガンダム』と比べちゃったらストーリーの作り方やキャラクターの見せ方なんかが全然違うけど、思っていたよりも良くできていたと思います。
 「アメリカナイズされたバカ」な部分もあるんだけど、反面、細かいところでさりげーに小粋な設定やセリフなんかも入っていてニヤリとさせられましたし。
 篠原涼子のヒロインの吹き替えはメチャクチャ下手でしたが。(^^)


【了】

もどる