今期のドラマはどーだった?1
2000/07/01


 『人狼』感想ですが、まだ書いてませーん!(^^;;)
 うーむ。なんかえらく長くなりそうな上に、なんかイマイチまとまらず…。このままなし崩し的に掲載はナシンコに?(^^;;)
 ま、ゆっくりと書いてみます。

 さてさて。00年第2半期のドラマも軒並み放送が終了です。
 ということで、見終わっての感想などを。
 例によって、全部書くとえらい長くなってしまうので、印象深かった物しか書きません。

★『天気予報の恋人』
 ヨカッタですね。開始当初からの岡田脚本らしい丁寧さを最後まで引っ張ってくれました。
 オイラ、基本的に「恋愛ドラマ」ってえのは大ッ嫌い!!なんですが、このドラマに関しては「恋愛物の要素」以外の部分に惹かれたような気がします。
 岡田恵和脚本では、この2年だけで『彼女たちの時代』『天気予報の恋人』。そして春に公開された映画の『スペーストラベラーズ』と深津絵里は連続して出演していますが、確かに岡田脚本に上手くハマる娘だなあと思います。(ただ、どの作品でも「自分の内面・容姿共に自信を持てない微妙な年齢の女性」という同じようなキャラクターなのが気にはなりますが)

 キャスティングはどれもイヤミが無くて良かったと思います。
 佐藤浩市も良かったし、賛否あったようだけど矢部浩之も良かったんじゃないでしょうか。原田美枝子も良かったですな。ポイントポイントでしっかりと主人公の行動・決断に関わっていて。

 余談ですが、脇役だった米倉涼子は、最終回での「キレイに変身しちゃったバージョン」よりも、それまでの「メガネ装備平凡型」の方がオレ的にはキュンキュンきていたんですが…。(^^;;)

 また、岡田氏にも、再びテレ朝の月曜8時台ドラマをやって欲しい物です。(やっぱ『イグアナの娘』はよくできていたなーと思う)


★『永遠の仔』
 えーとね……コレ書いちゃうと、今期のドラマ感想は、ここで全部終わっちゃうので(^^)、細かいことは次回書きます。
 とにもかくにも、今期のドラマでは文句無く、それも圧倒的なダントツでナンバー1でした。
 今期というか、今年はもうこれ以上のドラマはたぶん出ないでしょう。

★『ショカツ』
 まあ、最終回まである意味「予想通り」?
 見ている間、つまらなくはなく、楽しんで見てはいたんですが…。
 改めて『踊る大捜査線』ってのがいかに優れたシナリオであったかを再認識させられました。
 『踊る』が変えてしまった、それまでの刑事物の見せ方、そして「現実的な組織が描かれた刑事物」という路線(コンセプト)の延長線上で作られた作品でしたが、それ以外の目新しさがあまり無かったというか…。
 『踊る』ほど組織内の壁にブチ当たる行き詰まり感が感じられなかったというか…。
 なんでかなー?と考えると、結局、田中美佐子演じる九条刑事のキャラクターが昔ながらの刑事ドラマによくいる「一匹狼」タイプ(つまり現実にはいないタイプの刑事)であり「キレモノ」なんですな。コレがキャッチコピーに入っている「リアル・ポリスストーリー」って部分と不協和音を起こしてしまっていたような気がします。(刑事ドラマや映画で「一匹狼」「はみ出し型」の刑事キャラクターってのがなぜ多いのか?というと、そもそもそういうキャラクターにしないと、警察機構を舞台にした時に何もできないから…という側面が大きいです。青島君のキャラってのは、それを「キレモノ」でも「スーパー刑事」でもないことにしたことでギリギリ抑えることが出来ていたわけです)

 あと、「キャリアの主人公が、所轄署での実習の中で、警察の縦割り構造の壁にを実感し、考えていく」っていうシリーズの核がうまく活かし切れていないとも感じました。
 コレに関しては、もう完全に基本設定のミスであると思います。(原作物だけどさ)
 『踊る』の室井ってキャラクターは、すでに「普通の」キャリアとしての仕事を「それが当たり前のことだ」と考えてきていたんだけど、ド新人同然の青島というノンキャリアの男との付き合いの中で「その自分の考え方が違っていた」ことに気づいたわけですが、『ショカツ』の場合は主人公がまだキャリアの仕事も全く経験が無く、現場のことも全く知らない。
 つまり「どっちも知らない」ワケです。
 でまあ矛盾を感じながらも成長はして行くんだけど、決定的な「価値観の崩壊」を起こすシークエンスが存在しないんですね。この設定だと。(実際になかったけど)
 つまり「最後にキャリアとして活躍する未来の姿」が入れられてナントカこの設定であったことの「言い訳」になっているんだけど、本編部分だけで言えば若手キャリアであるという設定の必要がほとんど無いんです。(所轄に配属された新人刑事という設定でも変わらない)
 「他の刑事達になかなか受け入れられない」ってのも、「キャリアだから」でなくても、あの設定の中では「九条とコンビを組む」という段階で生まれちゃうものですし。

 事件の題材そのものは、まあ今っぽい物が入れられ、かつ、それらをどれもキチンと扱っていたので「へえ」と思わされる物もありましたが。
 個人的にはグラビアアイドルの釈由美子がゲスト出演した、自殺癖(アレは自傷癖か)のある女を、主人公が迂闊に(というか責任の自覚もないまま)「自分が助ける」と言ってしまうエピソードが一番好きでした。
 自分に出来るかどうかもわからずに、そして相手の苦しみも理解しないまま無責任に発した「助ける」という言葉が、人をより追いつめていくことになっていってしまう、苦しめてしまう…という。
(釈由美子がそれなりに演技が上手かったのも驚いたけどね。 ^^)
 そいや、青島君も似たようなことやって大変な目にあってたね。

 てなトコで、続きは次回。

【了】

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