2000年 第2半期のTV表 3
2000/04/29


 さて、2000年第2半期のTV表最終回です。
 前回、多すぎたね。失敗。今回少なすぎ。(^^)

 あ、戸田山脚本に期待と書いた『ショカツ』ですが、4月26日放送分では違う人が脚本になってました。やっぱり今回も戸田山氏一人によるシリーズではなかったようです。残念。

土曜日
★『サクラ大戦』
 監督:中村隆太郎
 シリーズ監修:あかほりさとる
 脚本:川崎ヒロユキ

 オタク&アニメ&ゲームファンだったらいわずもがなの、セガサターンで大ヒットかましたゲームの待望の(?)TVアニメ化。(ビデオでは数本出ていたけど)
 シリーズ監修でゲームシナリオと同じ「あかほりさとる」氏が入っているあたりで、わかっている人なら誰もが不安指数200%、期待指数は−200%くらいなんですが(^^;;)、幸いにして今のところ本編の脚本は川崎ヒロユキ氏(『ガンダムX』)が書いています。そのためなのか、正直、見る前に抱いていた予想よりはマシな作品となっています。
 また、制作がマッドハウスなのでアニメーションとしてのクオリティも低くはなく、まあ、今後に期待でしょうか。
 アニメ版はゲームの少し前。真宮寺さくらが故郷を離れて帝国華撃団・花組に入る所からスタート。
 考えてみりゃゲームは『サクラ大戦』ってタイトルにはなっているけど、実際の主人公はプレイヤーキャラクターである大神の視点で進んでいくアドベンチャーゲーム、しかも選択次第で各女性キャラを攻略できるわけだから、厳密にはサクラが主人公といえんワケです。(^^) (アニメは今日放送の第4話でやっと大神が登場)
 知らない人のために書いておくと、『サクラ大戦』とは架空の大正時代(ゲーム中では「太」正時代となっている)、帝都を脅かす魔物の脅威と闘うために集められた霊力の強い少女集団が軍の特殊部隊「帝国華撃団」の一員として魔物と闘うってなお話。
 で、この「帝国華撃団」。普段は「帝国歌劇団」として宝塚みたいな公演活動をしており、メンバーも戦闘時以外は舞台に立っているという…まあ、めちゃくちゃな設定だ。(^^)
 世界観はわりと好きなんだけどね。蒸気機関が駆使されたスーパーテクノロジーとか。

 元々、ゲーム発売で大ヒットかましたあたりから、アニメ化の噂は聞いていたんだけど、やっとこさの実現で驚喜しているファンも多いんでしょう。
 ゲームの方も、まあ、誰でも出来るような易しい作りで、個人的にはキライじゃないです。ただ、フルボイスでキャラクターたちがしゃべりまくりますから、いい歳こいていると家族の前でプレイするのはちょっと度胸がいりますな。特に戦闘時に合体技を使うときのセリフとか。
 オイラは「うひー!恥ずかしー!!」と内心思いつつプレイしていましたが、それを後ろでボケッと見ていた妹に…
 「なんか、すっごくつまらなそうなゲーム…」
 …と、ボソッと言われ、あまりの恥ずかしさから「ンなこたあ、やっているオレが一番わかってんだよッ!!」と逆ギレしそうになったことが…。(^^;;)
 ちなみにゲーム1作目の初回特典版は、一時期アキバでウン万円のプレミアが付いていたけど。


★『伝説の教師』
 脚本:石原武龍、吉田智子ほか
 出演:松本人志・中居正広・永作博美

 松本人志の連ドラ初主演作品。クレジット見ると「原案」にも名を連ねているけど。
 う〜ん………。面白いのかなあ、これ…
 第1話はナゼか『ファイトクラブ』だったし…。
 第2話はつまらなくはないんだけど、見ている間「なんか『GTO』だよねえ、これって」という感が拭えなかったし。
 第3話は『12人の優しい日本人』?
 「熱血ではない先生物」というコンセプトみたいだけど…。
 「50の学校を渡り歩いてきた伝説の教師」という設定で、みんなが「なんか凄そうなヤツが来る」と思うのはいいんだけど、見ていて「それって、別の捉え方したら「50の学校をクビになったヤツってコトでは?」と思ったんだけど、物語中、誰もそれを突っ込まないのが気になりました。
 正直、今のところ主演2人のネームバリューのみで話題になっている感が強いです。内容的にはなあ…
 また、どうやら台本ではなく、松本がアドリブでやっているような『ガキの使いやあらへんで』のトークみたいな部分が他の部分から浮いちゃっているような感じが凄くするし…。

 気になったポイントといえば、生徒役で『ウルトラマンガイア』で藤宮(ウルトラマンアグル。シリーズ前半では「人類のためではなく地球のため」に戦うという思想の元、たびたび主人公の前に立ちはだかる)を演じていた高野八誠が出ていること?(高校生役やるくらい若かったのか)

 個人的には「やる気が無い教師が出てくる青春物」なら、個人的には今野敏の傑作小説『慎治』をドラマ化して欲しいです。スッゴク。つーか、いいかげんドラマ化しやがれ!!って感じ。つーか、あれをドラマ化するならオイラがシナリオ書きたいですわ。(^^)
 ※『慎治』
 いじめられっ子の少年がやる気のないオタク教師の導きでオタク道に目覚めていく中で、少年は新たな世界に目覚め、教師は教師としての意識に目覚めていくという「青春小説」。


まとめでござる。

 間があいちゃったんで、1回目に書いたドラマなんかもすでに3、4回目に入っちゃっているんですけど、今のところオレ的今期のドラマのベスト1注目株は『永遠の仔』っすね。
 虐待描写なんかに「きつい」「見てるのつらい」って人も多いようですが(「ようですが」って、オレもきついんだけどさ)、『人間・失格』『未成年』『聖者の行進』なんかの「話題性のためだけの、本質を全然掘り下げていない中身空っぽなショッキング描写」なんかとは全然違って「内容的に意味のある描写」ですし、それを堪えてでも見る価値が十分にあるんじゃないか、と。
 出演者も全員いいしね。
 他に「面白いなあ」というのを維持して見ているのは『天気予報の恋人』とか。(でも、なんで深津絵里より稲森いずみの方がクレジット先に出るの?)
 あと、前期スタートだったから書きませんでしたが『仮面ライダークウガ』も目が離せないッスね。
 平成『ウルトラマン』シリーズの「ちょっと年齢層高めな作り」の影響が見えますけど、面白いからいいや。(^^)
 あの展開に一体、全国で何人のちびっ子がついていってるんでしょ?(子供向けの特撮ヒーロー物には珍しい血塗れな内容だけどね)
 あ、『クウガ』には『ぼうけん!メカラッパ号』でザッパの声を担当していただいている松山鷹志さんが、一条刑事の良き先輩刑事役でもレギュラー出演されています。
 『QUIZ』はなあ…内容は面白いと思うだけに、よけいな(しかも咬み合っていない上に面白くない)「遊び部分」の不必要さがよけいに気になる…。もったいないなあ。

 まあ、最後まで見続けるのはどれでしょうか。気になるところです。(個人的にはさすがに見すぎだと思うんで減らしていきたいんだけどね。 ^^;;)


追記

 スッカリまとめで書くのを忘れてしまっていましたが(^^;;)、今期のアニメ作品については、どれもこれも「イマイチ」「ガックシ」「期待ハズレ」なモノばかり。(んなもんだから書くの忘れた)
 正直、これほど放映作品数が多いのにもかかわらず、ここまで面白い作品、気になる作品、抜きんでた作品が無いシーズンというのも稀でしょう。
 とりあえず、「1」でリストにあげた作品は見ていくつもりですが、人にオススメ!!ってほどではないです。
 なんだかなあ…。アニメ界の失速?
 あえて言うと、今のところ「アニメ的に」というより「ドラマ的に」、『サクラ大戦』が「もう1、2歩踏み込めていればなあ…」という感じでしょうか。(感覚的なモンだけどね)
 つーことで、アニメに関しては、早くも時期シーズンに期待は持ち越しとゆーことで。

 【了】

もどる