★1999年7月25日(日)

 ほとんど1ヶ月ぶりの更新ですが、なんだこの暑さは…
 あ、夏か。…と理由がわかっても暑いのは変わらないので、よけいにうざったい。
 自慢ではないが8月生まれであるにも関わらず、夏は苦手だ。
 冬の寒さは、服を着込めば何とかガマンできる。
 でも、夏の暑さは、全裸になったところで変わらない。しかも、全裸じゃ街中歩けないし(^^)

 で、クソ暑さが本番迎える前、というかガキ共が夏休みに入る前の先週の月曜日。
 ついに観てきました!『スターウォーズ エピソード1 ファントム・メナス』!

 う〜ん…17年ぶりですか…
 旧シリーズはオレの年齢(もーすぐ32)では、「オレらの世代の映画ファンで、『スターウォーズ』シリーズを観たことがないヤツっているんだろうか?」ってなあくらい、話題の共通項であり、「基本」である映画であった。
 ツルモトルーム発行の『スターログ』読んで、「帝国通信」(そういうスターウォーズの情報ページがあった)の、かなりデマくさい情報に心ときめかせたり。(知らない人のために書いておくと、3作目『ジェダイの復讐』公開前には、「『3』でボバ・フェットはマスクを取るらしい。で、その正体は金髪の美女で、ハン・ソロの元恋人らしい」とか、「スターウォーズの『3』とインディ・ジョーンズ『3』は繋がった物語になるらしい」とか、そんなんばっか書かれていた ^^)
 先日公開された、旧シリーズのリファインバージョンである『スターウォーズ トリロジー』も全部観に行ったし(少なくとも、1作目に関しては、変更箇所が全部わかった)、自宅の物置には、買ったはいいけどデカすぎて手つかずのままの「ミレニアム・ファルコン」のプラモが10数年の時を経た今でも眠っている。
 ちなみに旧シリーズ、オイラが好きなキャラクターは「ダース・ベイダー」。やっぱまあダークサイドのマイ・マスターって感じ(^^)
 メカだと銀河最速の改造輸送船「ミレニアム・ファルコン」。特に1作目ラストのデス・スター攻略戦で、逆光の中、ルークのXウィングの助けに入ってくるシーンは、何度観ても心が震える。

 で、ワクワクと待った『エピソード1』。
 しかし先行オールナイトは、ハンパでなく混むことが予想されたし、もう体力無い年齢なのでパス!
 で、本公開を待っていたのだが、いかんせん混んでいる。
 「もうちょっと経って、すいてからだね」と思っていたんだけど、先週の日曜に学生時代の女友達と電話で話していた時に…

彼女「岡野君さあ、『スターウォーズ』観た?」
オレ「まだ」
彼女「早く観てヨ!!私の仕事場には熱狂的なスターウォーズファンが多くて、正直な感想が言えないんだよ!!」
オレ「わかった〜」

 でも混んでるしなあ…と思っていたのだが、翌朝、母から「結構すいているらしい」との情報を得て、そのまま映画館に直行!!
 「ありゃ、楽勝で座れるぞ…」
 嬉しいんだけど、ちょっと不安。
 「アメリカでも公開3週目で、よりもよって『オースティン・パワーズ』に抜かれたしなあ…」と、不安を抱えつつも上映開始!

 ♪じゃじゃ〜ん♪

 …で、上映終了!

 「なんか…違う…」
 いや、特撮とかは予想通り凄いんだけどさ…
 クライマックスは、あまりにも盛り込みすぎて、どれが「見せ場」なんだかわからない。しかも、やたらと「偶然」でカタが付いちゃうし…
 ルーカスの画の作り方も、気のせいかなあ?1作目の時と全然変わっていないような…?
 『ファントム・メナス』。直訳すれば「見えざる脅威」。
 だからというワケでもないのだろうが、ストーリーとか設定とかそのへんのがあまりにも「見えざる」モノとなってしまっている。
 「敵」があまりにもわかりにくいし…
 まあコレは、1作目の時と違って、今回のを含めて3部作ってのが初めから決まっているので、追々わかって来るってコトなのかもしれんけどさ。「エヴァ」とか「ブレンパワード」とか「ターンAガンダム」の第1話と同じか(^^)
 それ考えると、初めから「3部作のシリーズ」ってコトで作り始めちゃっているのが、物語全体の構成そのものに影響を出しちゃっていると言えなくもない。
 う〜ん…面白い部分も結構あるんだけどなあ…
 アナキンが奴隷の出であるとか。
 旧シリーズだと、イマイチわかりづらかった「ジェダイ騎士団」も、その姿がわかるものとなっていたし。(ジェダイの剣技についても、殺陣が確立していたし)
 う〜ん…でも、もう1回くらいは観に行くかもなあ…
 ひょっとすると、3本全部観てからでないと、評価出せないかもね。(映画として、それがいいのかどうかはともかく)


 で、なんか燃え切れなかったモヤモヤを胸に、木曜日には土砂降りの中、秋に公開されるキアヌ・リーブス主演の『マトリックス』の業務試写に行って来ました。
 ああ…すげえ…いろんな意味で…
 例えるなら (「押井守」+「ウィリアム・ギブスン」+「ジャッキー・チェン」+「荒木比呂彦」+「ナイキのCM」)÷5って感じ。
 まあ、CGとかは今更珍しくもないんだけど、「マシンガン撮影」(CMとかで最近よく使われる、1秒数万コマのハイスピードカメラを、数台並べて同時に撮影。ガラスが割れたりしている「一瞬」を回り込んでいるかのようにみせる手法。とーぜんメチャクチャ、手間ヒマ&金がかかりる)が、あそこまで多用された映画ってのは初めてかも知れん。
 予告編でも使われている「弾丸をよける」映像なんざ、失禁モノ!!
 マシンガン撮影でキアヌ・リーブスを回り込みながら、飛んできた弾の弾道が CGで描かれているという、ほとんど「ああ、『ジョジョの奇妙な冒険』でこういうシーンあったよーな気がする!」って感じの映像が、しかも実写で!!
 アクションは、ガンアクションもあるんだけど、見せ場ではクンフー。蹴られた相手が数mくらい吹っ飛んだり(^^)
 もう、監督・脚本のウォシャウスキー兄弟の「俺ら、日本のコミックやアニメ大好きだヨ!!」ってなあ雰囲気がプンプン。
 オタク野郎に大金渡して(面白い)映画を作らせるとこうなるか(^^)
 (変な方向に行くと『チェイシング・エイミー』になるわけだ)

 で、この映画も「3部作」になるんだそーだ(^^;;)

【了】

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