オタク年表 2001 ★2000 10月 ●22日 【アニメ・特撮】  雨宮慶太の『鉄甲機ミカヅキ』放送開始。  月イチ・昼の放送・1回1時間という変則枠で全6回放送。  例によって”アイデア満点、出来は赤点” ★11月 ●20日 【出来事】  本田技研工業(株)新人間型ロボット『ASIMO』を発表  (『紅白歌合戦』でSMAPとも共演) ●29日 【出来事】  中国初の人型ロボット、発表  「先行者」はこれが正式なお披露目 ●30日 【模型】  飛行機プラモメーカーのハセガワが、『マクロス』の 「バルキリー」を「飛行機モデルとしての造形」で発売。 (通常のハセガワのアイテムよりも3倍以上の売り上げを)  2001年には「スーパーバルキリー」「ストライク バルキリー」はもちろん、過去にキット化されていなかった 「エリントシーカー」などまでがキットリリース。 ★12月 ●16日 【アニメ・特撮】  『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』公開  前作が酷評だったため、ファンすらも不安だったが、 それなりに好評。 ●16日 【映画】  『バトルロワイアル』公開  劇中の制服デザインは歴代フィクション制服の中でも ピカイチではないかと。 ●21日 【ゲーム】  ドリキャス『ファンタシースターオンライン(PSO)』発売、  いきなりサーバートラブルもあったが、迅速に復旧、 初日から大盛況。 ●21日 【アニメ・特撮】  劇場版『機動戦士ガンダム』3部作「特別編」DVD発売  音声5.1ch化に伴い吹替えを新録音。PS2版ゲームと共に ファーストブーム再燃? ●29日 【アニメ・特撮】  アメリカ製実写版『ガンダム』(?)『Gセイバー』放送  サンライズ的には「ガンダムと言って欲しくない」と 思っているようだ。 ●29日 【ゲーム】  冬コミケで同人ソフト『月姫』(正式版)が発売される。 (確かこの頃だったと思う。18禁ゲームです)  その後、同人ソフトという枠を超えたクオリティとボリュ ームが話題を呼び、大ヒット。(夏には「オンリーイベント」 まで開かれるように。) ●【書籍】  火浦功『未来放浪ガルディーン』3巻が思い出したように発売 ●【ゲーム】  9月に発売されたPS『ガンパレードマーチ』の人気が じわじわと盛り上がってくる。  アキバでは大ヒットでしばらく売り切れが続く。(2001年、 口コミで最も話題に火がついたコンシューマーゲームでは?  春にはオンリーイベントまで登場) ★2001 1月 ●9日 【アニメ・特撮】  アニメ『地球少女アルジュナ』放送  河森監督による宗教じみたエコロジーがちょっと話題に。 視聴者が眉をひそめたり感動したり。 ●10日 【アニメ・特撮】  アニメ『パワーパフガールズ』放送開始。(テレビ東京系)  一部で話題だったアメリカアニメがついに地上波に。  7月からは日曜朝に時間帯変更。 ●20日 【映画】  『ギャラクシー・クエスト』が公開  アメリカ公開から遅れること1年以上。なぜかオシャレな アート系劇場で公開。 ●20日 【アニメ・特撮】  押井守の実写劇場作品『Avalon』公開 ●21日 【アニメ・特撮】  『仮面ライダークウガ』惜しまれつつ放送終了。  熱狂的ファンを残す。特撮ヤオイが盛り上がる。  バイクアクションは過去の日本映画でもベストに入る ものだったかと。 ●24日 【ゲーム】  セガ、家庭用ゲーム機撤退報道 ●28日 【アニメ・特撮】  『仮面ライダーアギト』放送開始。  第1話の、つじつまの合わない中途半端な『クウガ』 とのリンク描写に『クウガ』ファンから非難殺到。 ●31日 【ゲーム】  セガ、家庭用ゲーム機撤退を正式発表。「セガのDNAは生き続ける」。  スクープ報道は日経と産経。セガは当初撤退報道を否定。 ●CXのドラマ『HERO』が視聴率の新記録樹立 ●【アニメ・特撮】  この頃放送されていたフジのアニメ『学校の怪談』が、 そのパンチラ指数の高さから一部で熱狂的ファンを生み出す。 (3月25日放送終了) ★2月 ●4日 【アニメ・特撮】  『未来戦隊タイムレンジャー』惜しまれつつ放送終了。  メインシナリオを担当した小林靖子は、2002年の 新『仮面ライダー』でメインシナリオを担当予定。 ●9日 【ゲーム】  Leafの新作PCゲーム『誰彼(たそがれ)』発売。  期待を一身に集めたが、その出来には葉っぱ系ファンすら ガックリ。「Leafは終わった」との声も。 ●14日 【ネット】  サイト「バーチャルネットアイドル ちゆ12歳」スタート。  http://tiyu.to/ ●18日 【アニメ・特撮】  『百獣戦隊ガオレンジャー』放送開始。  マスオさんによるナレーションが一部で人気。 ●【おもちゃ】  タカラから1/12のシームレスドール「コンパクト ドール」が発売。  隠れたヒット商品に。 ★3月 ●1日 【ゲーム】  セガ、ドリームキャスト\9800に  ヘビーユーザーが予備に買いに走る。PSOとセットで布教する者も。 ●8日 【ゲーム】  PS版『シスタープリンセス』発売  シスプリブームの発端。 ●10日 【アニメ・特撮】  ダフト・パンクの2ndアルバム『DISCOVERY』リリース  ジャケット、ビデオクリップは松本零士キャラデザイン。 ●16日 【人】  セガ社長兼会長、CSKグループ・大川功さん死去  セガ再建のために、私財850億円を贈与したなど数々の 伝説を残す。 ●21日 【ゲーム】  任天堂『ゲームボーイアドバンス』発売 ●22日 【ゲーム】  ドリキャス『サクラ大戦3 巴里は燃えているか』発売。  予想とおりの大ヒット。  ヒロインを、バカ・難民・高飛車・鬱・犯罪者という斬新な 顔ぶれに一新。  あかほりさとるによるシナリオはシリーズ3本とも「同じ 話」だった。  全く意味のない初回限定版特典が一部で話題に。ドリキャス 最後の花火になると思われたが・・・(後に『PSO』が大爆発) ●23日 【アニメ・特撮】  アニメ『勝負師伝説哲也』好評の内に終了  深夜にもかかわらず高視聴率を記録。4月から再放送もされる。 ●23日 【映画】  『デスレース2000年』のDVDがついに発売。(DVD タイトルは『デスレース2000』) ●29日 【ゲーム】  第5回日本ゲーム大賞  『ファンタシースター・オンライン(PSO)』が大賞を始め4冠。  ドリキャス最高にして最後の栄冠。  『ガンパレード・マーチ』も優秀賞受賞。 ●29日 【アニメ・特撮】  アニメ『アルジェントソーマ』。一部から高い評価を得つつ終了。 ●30日 【ゲーム】  ELF久々の完全新作PCゲーム『鬼作』発売。  (ここ数年のELFは「リリース作品の4/5が過去の移植作品」 という状態なので期待を集めた) ●【ゲーム】  今月いっぱいをもってセガ・ドリームキャストが製造中止。 ●下旬 【おもちゃ】  海洋堂K&Mブランドのガチャポンフィギュア『ラブひな』ウォー ターライン第2弾・「世界名作劇場」シリーズ(『赤毛のアン』 『ハイジ』)が発売。大ヒット。  そのクオリティはガチャフィギュア最高峰と模型ファンや業界で 様々な波紋を呼ぶ。 ●【ネット】  この頃ネットで「偽春菜」問題。 ★4月 ●1日 【アニメ・特撮】  アニメ『こみっくパーティ』UHF系列で放送開始。  同人者にイタいセリフ連発で高い評価を。 ●1日 【アニメ・特撮】  アニメ『コメットさん☆』が放送開始。  ある意味古き良き正統派「魔女っ子もの」で、熱狂的な ファンを生む。  3代目コメットさんの声は映画『バトルロワイアル』で 日本アカデミー新人俳優賞を受賞した前田亜季。  初代・九重佑三子、2代目・大場久美子も声優として登場。 ●4日 【アニメ・特撮】  アニメ『シスタープリンセス』が放送開始。  妹属性のオタを悶死させる。 ●5日 【アニメ・特撮】  アニメ『ノワール』放送開始。  まったりしていたわりにはアニメファン層には人気に。 ●5日 【アニメ・特撮】  アニメ『破邪巨星Gダンガイオー』放送開始。  無意味なパンチラ多発で注目を集めるが、バカネタにするには 「1話と8話と最終回以外は価値がなし!」と話題に。  その内容のクズさは伝説化。パンチラ指数の高さだけが評価される。 ●6日 【アニメ・特撮】  『Z.O.E. DORORESS AI』放送開始。  さしたる期待もされずにスタートしたが、SF考証の高さなど から一部で高い評価を得る。  主人公が「子持ち・中年・ブルーカラー」というのもロボット 物では珍しい設定。 ●21日 【アニメ・特撮】  『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の 逆襲』公開。  年配のアニメファン・オタク層に高い評価を受ける。 ●21日 【アニメ・特撮】  アニメ映画『バンパイアハンターD』、1000円興行・マイ カルのみの上映という形式でひっそり公開。  セリフは英語、字幕スーパーという作品。同時に収録作業は されていた日本語版Dの声は田中秀幸。  旧アニメ版の呪いか、皆が警戒したが、蓋を開けてみれば 原作のイメージに忠実で評価高し。原作の菊地秀行も評価。 ●【ネット】正確には不明だが、このころサイト『侍魂』で 紹介された中国の最先端ロボット「先行者」がビッグブームに。 アクセス数が個人サイトとしては日本一に。  「先行者」は同人ゲームまで出る始末。 ★5月 ●17日 【ゲーム】  ドリキャス『セガガガ』一般販売開始。  「経営が傾いたセガを建て直す」という自虐的なゲーム。  様々な実在の人物が登場。 ●24日 【ゲーム】  PS『iモードもいっしょ』発売。  まともに繋がらないわバグだらけだわでSCE頭下げっぱなし。 ●25日 【模型】  バンダイ1/144 HGUCガンダム発売記念、秋葉原でガンダム祭。  スタンプラリーとかが催されていた。 ●26日 【アニメ・特撮】  アニメ映画『メトロポリス』公開。  大して評価されない。 ●27日 【おもちゃ】  ワールドキャラクターコンベンションで、タ○ラのトラン○ フォーマー予約ブースでトラブル。「文句があるなら予約する な。」騒動。 ●【マンガ】2週 新潮社から『コミックバンチ』創刊 ●【マンガ】少年チャンピオンで『エイケン』連載開始 ●【ゲーム】韓国で発売された「生首美少女育成PCゲーム 『Tomak』」がサイト『知らなくてもいいPCゲームの 世界』で紹介され、一部で大きな話題に。 ●【アニメ・特撮】ディズニー新作『アトランティス』の情報が  ネットに流れ、その『ナディア』っぷりで大騒ぎに。   ディズニーは相変わらず「ナディアなんか見たこともないし  知らない」と発言。   実際は『ナディア』よりも『ラピュタ』に近いらしいとか、 「そもそもパクッてるか否か以前に、ツマラナイ作品」らしい とか、様々な話題に。 ★6月 ●3日 【おもちゃ】  ドールイベント「ドールズパーティ」が、ドール人気と参加者 増加で有明での開催に。 ●25日 【マンガ】  『ガンダムエース』創刊。  安彦良和による『ジ・オリジン』がファースト世代を直撃。 ●25日 【アニメ・特撮】  DVDで『ウルトラQ』リリース開始。  画質の良さにファンが歓喜。 ●【出来事】  アキバの電気街口前に突如として巨大アダルトショップが誕生。 「アキバのアダルト化」が進む。 ●【おもちゃ】  食玩 味覚糖『チョコラザウルス』発売  原型制作はフルタ『チョコエッグ』と同じく海洋堂 ★7月 ●7日 【アニメ・特撮】  『ウルトラマンコスモス』放送開始。  ちなみにこの日は円谷英二監督の生誕100周年にあたる。 ●14日 【映画】  『パールハーバー』公開  緑の零戦が大画面で大活躍。日本人に配慮し結構カット されていたらしい。 ●19日 【ゲーム】  PS2『ファイナルファンタジーX』発売。  「シリーズ最高傑作!!!」「いや、自由度がまるでないから ダメだ」と極端に評価が真っ二つ。 ●20日 【アニメ・特撮】  TV連動作品『劇場版ウルトラマンコスモス ファースト コンタクト』劇場公開。 ●21日 【アニメ・特撮】  宮崎駿監督の新作『千と千尋の神隠し』公開。  11月に『タイタニック』を抜いて興行記録の日本新記録を樹立。 ●25日 【人】  『宇宙刑事シャイダー』に主演していた円谷浩氏が急逝。 ●28日 【映画】  ティム・バートンの『PLANET OF THE APES 猿の惑星』公開。 ●【出来事】  「アンナミラーズ渋谷スペイン坂店」が閉店 ●宮村優子が、NHKの朝連ドラ『ちゅらさん』に出演。(ゲスト) ●下旬 【模型】  バンダイより1/550プラキットで待望の「デンドロビウム」発売。  続いてMIAでもリリースされたが、どちらも前評判に反して 売れ行きは苦戦?  箱から出すと、置き場所にテーブル一つ占領するという巨大な オモチャ。 ★8月 ●3日 【ゲーム】  『君が望む永遠』が発売。  雑誌付録だった「体験版」の効果で、前評判爆発の今年の18禁 ギャルゲーの目玉だったが、「モザイク入れ忘れ」で初期ロットが 回収騒ぎ&修正のためしばらく発売中止に。  (秋に再販されたが、11月現在、初回版のアキバでの中古価格は 25000円くらい) ●5日 【模型】  「ワンフェス・リスタート」開催。  「ワンダちゃんボトルキャップ」に長蛇の列。  その他にも「C3PRE」、「JAF−CON」と、2001年 8月は造形イベントが増加。 ●18日 【おもちゃ】  第40回日本SF大会で、海洋堂製1/20パワードスーツが先行 割引発売。  200箱を積み上げたパワードスーツの壁がみるみる崩れ初日で 完売。 ●【アニメ・特撮】  『ダイコンフィルム版 帰ってきたウルトラマン』が通販のみ だがDVD発売。 ★9月 ●1日 【アニメ・特撮】  アニメ映画『COWBOY BE BOP 天国の扉』ひっそり公開。 ●3日 【出来事】  『デ・ジ・キャラット』で知られるブロッコリーがJASDAQに 上場。  公開価格は\1600。初値\1200をつけたあと下げ止まらず、 初日の終値は\790。 ●上旬 【模型】  バンダイのガンプラHGUCシリーズに、『ガンダム・ センチネル』が登場。  さらに10月には、「メーカーによるキット化」は絶対に あり得ないと誰もが思っていた『ゼク・アイン』がリリース。 ●6日 小泉総理写真集「KOiZUMi」発売 ●12日。NYの貿易センタービルが同時多発テロで壊滅。  死傷者3600人以上。(11月末現在)  自粛によって、数々の映画が公開中止や延期に。アニメも WOWOWで放送予定だった『フルメタルパニック』が放送 延期に。 ●15日 【アニメ・特撮】  スクウェアのフルCG映画『ファイナルファンタジー』公開。  興行的には大コケ。「もう映画は作らない」とスクウェア。 ●21日 【映画】  『太陽を盗んだ男』のDVDが発売。 ●22日 【アニメ・特撮】  映画『仮面ライダーアギト Project G4』公開。  興行成績であっさり『FF』を抜く ●25日 【おもちゃ】  ガチャポン『あずまんが大王』フィギュア発売。クオリティの 高さが話題に。 ●25日 【マンガ】  『ガンダムエース』2号発売 ●【おもちゃ】  食玩『横山光輝の世界』が発売 ●【アニメ・特撮】  CSで海外SFドラマ『バビロン5』放送開始。 ●【マンガ】  『エイケン』1巻発売。初版はなぜかあっという間に完売。 ★10月 ●1日 【出来事】  「ジブリ美術館」開館 ●6日 【アニメ・特撮】  『バビル二世』が放送開始。  あまりのヒドさに物笑いの種にされる。 ●10日 【アニメ・特撮】  『ヒカルの碁』アニメが放送開始。(女子には大きな話題だったのでは?) ●13日 【ネット】  NHK『真剣10代しゃべり場』「オタクじゃダメですか?」放送。  ネットで長峰君が人気に。  本人と思われる人物が「放送後に家族の間で大問題になった」と 衝撃の発言。 ●14日 【アニメ・特撮】  『サイボーグ009』が放送開始。 ●17日 【書籍】  日本初(で最後だと思われる)の「オタ系エロ小説専門雑誌『二次元 ドリームマガジン』」が創刊。 ●25日 【出来事】  いがらしゆみこ敗訴 ●【マンガ】少年マガジン、赤松健の『ラブひな』が連載終了。 ●【おもちゃ】ピープロリスペクトの食玩『超人ヒーロー伝説』が発売。 ●【ゲーム】  『ファンタシースターオンライン(PSO)』のヒットなどで、 3月をもって製造中止となっていたドリキャスが在庫完売。(でも赤字) ★11月 ●【映画】 水野晴郎監督による珍作『シベリア超特急』DVD発売 ●30日 【ゲーム】 Leafの携帯ゲーム端末『ピース』発売 ★12月 ●15日 【アニメ・特撮】  新作『ゴジラ』公開