雷雲を呼び、稲妻を操る淡水型人魚です。

舞台は茨城県の霞ヶ浦ということになっております。一応筑波山も描いたんですけど、尻尾でかくれてしまいました・・・・。

 彼女の始祖はもともと大陸に広く生息していましたが、その一部が大正中期に日本に移住、そして琵琶湖、霞ヶ浦などの大型湖を中心にその数を増やしていきます。しかし戦後の高度経済成長期の河川の汚濁により数を減らしていき、霞ヶ浦に住む彼女が最後の生き残りとなってしまいます。しかし彼女も環境ホルモンの影響により生殖機能が完全に失われているため、彼女が死んだ段階で日本のこの種は絶滅します。