三軒茶屋 クロスロードスタジオ

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効率の良いRecのポイント

円滑で効率の良い録音をするのにはチョットした準備は必要です。今までのお客様との経験上で得たポイントをかいつまんで挙げてみます。

何を目的としてレコーディングするかメンバー間で明確にしておく。
オーディション用として楽曲をアピールするのか?、ライブで名刺代わりに配布するのか?作品としてバンドの世界を構築するのか?、プリプロ用か?その目的に絞って計画を立てるのが金銭的にも、時間的にも賢いやり方です。

レコーディングを想定したアレンジ固めをしておくと良いです。ギターが1人のバンドで、2〜3本分ギターを重ねる場合や、曲中のブレイクの扱い等。(「クリックを使わず、後で録るパートがブレイクあけ単独でリードする場合はドラムがスティックでテンポ取って後から消そうよ」とか・・・)当日になってイメージと違うからとアレンジしなおすとかなり時間のロスになりかねません。

自分のパート録りが終了した時。
ホッとするのは人情ですが、まだこれから緊張の連続になるメンバーがいる時はそれなりに気を使ってあげましょう。今スタジオ内で演奏を終えたメンバーが、外のメンバーに「今のどうだった?」と聞いたとき「えっ?あ、聞いてなかった。」は、人によっては相当へこみます。

歌詞はある程度は覚えていた方が有利。
譜面台の歌詞カードを見ながら歌うとどうしてもマイクに向かう口の位置がばらつきますし、感情も込めにくいようです。

現状での演奏能力に基づいた見極め。
あの日あの時に出来た素晴らしい演奏をイメージするのは大切ですが、それを基準にして、それ以上を求めるとOKテイクまではかなり長い旅になる可能性大です。
(それでもそこに辿り着きたい場合はトコトンお付き合いします。)

余裕を持った時間設定。
録音する曲の時間数を単純にパート数で計算して予定を立てるお客さんもいらっしゃいますが、各パートごとにOKか否かを確認する為にプレイバックするだけでも同じだけ時間がかかります。全てワンテイクで、確認の必要も無い場合以外はある程度の時間をあらかじめ計算に入れていないと時間内終了はキツクなり、後で録るパートに時間的プレッシャーが掛かります。

体調管理。
同期させる機械はともかく、生身の人間がやる事ですので、その日の体調が良ければ良い結果が得られる確立は高くなると思います。

楽器類のメンテナンス。
意外に多いのは、レコーディング当日に楽器の調子が悪くなる&悪かった事に気が付く事です。只でさえライブや練習と勝手が違うのでそれなりに対処すべき事が多いのに、楽器の調子が悪いとなると泣くに泣けません。

他にも細々した事はありますが、要は「レコーディング当日の流れを想像して、不安要素や、無駄な時間をいかに無くすか。」と言う事がポイントだと思います。

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