左がプレスマスターによってプレスされているのに比べて右はCD-Rライターによってレーザーで情報を焼き付けて行きます。反射率の違いで左はほとんどの再生機によって再生できますが右は旧型のCDデッキやカーステレオ用のCDデッキでは再生できない事もあるようです。しかし、現在市販されているCDデッキならほとんど大丈夫なはずです。
このCD-Rマスター音源をどう活用するかは目的によって違ってきます。
個人的な記録として残していく場合や、少量のコピーをパソコン等で行う場合はマスターのままでも問題は無いのですが、大量にコピーしたり、販売する場合はマスタリング業者さんにて最終的な音圧アップ、イコライジング補正、厳密な曲間設定、ノイズ除去を経てプレス工場に送る原盤(スタンパー)を製作することをお勧めします。
(クロスロードスタジオにてお渡しする時点でもある程度まで音圧上げ等マスタリング的処理は行いますが)この工程を通す事で、市販CDに劣らぬ音量レベルになります。
多くのマスタリング業者はこのスタンパー製作から、量産プレス、盤面印刷、歌詞カード、ジャケットデザイン、印刷等、パックになっていたり、オプションで必要な項目だけ頼めたり出来て便利です。