連休も終わり、明日からいつもの日常が戻ります。
どうという休日ではなく、相変わらずの休日です。
子供が大きくなると家族で行動することもなくなりました。
家族はみんな別々に休日を過ごします。
中学のPTAの役員をしているという理由とは何の関係もなく、子供の
日に行楽地に中学の生徒を七名連れて出かけました。
行楽地って、定光寺です。
晩秋には紅葉の名所で、山が赤く燃える様子が好きなので、晩秋の頃には
よく出かけるんですが、初夏の頃ははじめてです。暑い日でした。
定光寺は正しくは応夢山定光寺という臨済宗のお寺で、関東でいうと
日光にあたります。尾張藩藩祖義直公の廟所で、つまりは家康の9男徳川義直の
お墓があります。お墓の横には義直死去に殉死した家来10数名のお墓もあります。
唐突な話ですが、定光寺の山門へは165の石段があり、この石段を上りきるのが
少し厭だったんですよ。石段にたどり着くためにまた、東海自然道を、つまりは
山道なんですが歩く必要もあるんです。ハイキングにはとても適した道ですが、
走って上るには相当な苦痛を味わいます。もう歳ですからね。
そんな訳で、体力勝負の石段です。おまけに相手は中学生です。
きついです。
あっ、唐突な話って、石段ではなく、展望台からの光景です。
定光寺の展望台から名古屋の街が遠望出来ます。何とツインタワーズ
が遠望出来るんです。距離はおおよそ30キロばかりでしょうか。
で、何を想像してかというと、このタワーズという高層建築を砲撃する
ことは可能かどうかという事です。本当に唐突ですが、昔、日本には戦間大和
という巨艦が存在しました。この巨艦に積まれた砲で砲弾を送ると、距離30キロ
ですから、それは充分可能です。高層建築の高さが250mぐらいありますから、
案外初弾が命中します。命中すれば高層建築は粉々に粉砕されます。
これって、どうしようもないくらいに変な空想です。
でもよく考えてみれば、これを正気で考えた人が戦艦大和を設計したんですし、
国を防衛することが案外、こんな空想から生まれもしました。
変ですよね。
[2000年5月8日 2時33分27秒]