[20] ■すでに旧聞ですが、リアムに待望の息子誕生! | 99/10/24(日) 12:39:45 |
すでに旧聞に属する話題ですが。われなべにわれぶた(?)のロック界最高のカップル、パッツィ・ケンジットとリアム・ギャラガーのあいだに、9月13日、待望の息子が誕生した。 Lennon Francis Gallagherと命名されたぼうや、きっとさぞかわいらしいことでしょう。子ども好きのリアムは、なかなか協力的なよき父親ぶりを発しているとのこと。もちろん、ファーストネームの由来は、某シンガーです。 |
[19] ■カーライル主演「マクベス巡査」日本にてビデオ発売決定! | 99/09/12(日) 22:54:03 |
「シャーロック・ホームズ」や「カドフェル神父」など、秀作イギリス・ミステリを新旧とわずつぎつぎ紹介している日本クラウンより、2000年1月末からロバート・カーライル主演の傑作TVドラマ「マクベス巡査」が発売される。各巻50分、日本語字幕付、解説カードつき、全18巻(最終話だけ100分)。(詳しくは下記のURLを参照、クラウンのサイト) このドラマ、スカパーのミステリ・チャンネルでごらんになった方も少なくないと思うが(いや、これゆえに加入した?)、やはり「ロバート・カーライルのマクベス巡査」のパッケージには心おどるものがあるでしょう。 なお、残念なこともひとつ。「マクベス巡査」は実は全19話。本国での第4話「ウェスト・コースト・ストーリー」(スカパー放映時のタイトル)は、マクベス巡査をはじめとする村人が演芸会で「ウェスト・サイド・ストーリー」を熱演するたのしいハナシだが(カーライルさんのうたは一瞬だがかなり上手)、著作権の関係で本国でもビデオ化できないらしい(情報提供Sootyさん、Thanks)。ゆえに、クラウンから出るビデオも全18話。足のあがらない中高年「ジェット団」がたいへんかわいいだけに、残念。 |
[18] ■モンティ・パイソン ついにビデオ再発! | 99/09/12(日) 22:34:43 |
あの、世界のTV史に燦然と輝くブリティッシュ・コメディの傑作、「空飛ぶモンティ・パイソン」が帰ってくる。ポニー・キャニオンででていたビデオは軒並み廃盤、レンタル・ビデオシップでも欠番あり、もしくはテープがのびのびで「どうする、これ?」状態だったここ数年間。ついにかえってきた彼らを、ぜひ新しいビデオで! 以前はLDでもでていたのですが、今回はDVDはでないんでしょうか? そのへんわからないまま、ついに発売される。発売は今回はポリグラムから。かつてのビデオをもっていらっしゃる方も、「日本語吹き替えしかでていなかったあれ」がみることができるからうれしい? 1999年10月 1日:ベスト・オブ・モンティ・パイソン \2,100(税込) 1999年11月 1日:空飛ぶモンティ・パイソン VOL.1〜4 各巻\3,990(税込) 1999年12月 1日:空飛ぶモンティ・パイソン VOL.5〜8 各巻 \3,990(税込) 2000年 1月 1日:空飛ぶモンティ・パイソン VOL.9〜12 各巻 \3,990(税込) 2000年 2月 1日:空飛ぶモンティ・パイソン VOL.13〜14 各巻 \3,990(税込) パイソン? なんだあ、そりゃあ? というかたのためには、9月15日深夜(9月16日ですね)NHK・BSで「モンティ・パイソン フライング・サーカス U」として、第二シーズンより3話分が抜粋放映されるので、オススメします。「シリーウォーク」「手旗信号式嵐が丘」「スペインの宗教裁判」など、おバカなんだかハイブラウなんだかわからないキュートなネタが爆発。(たぶん、ね。NHKがカットしなければ、さ) |
[17] ■アンソニー・ダウエル、2001年夏まで続投 | 99/08/08(日) 01:13:28 |
英国ロイヤル・バレエ団芸術監督のサー・アンソニー・ダウエルは、現在の激務をさらに続け、再来年2001年の8月をもって引退することを表明した。資金不足(労働党政権は映画産業には甘いが、紳士淑女の社交場たるオペラ座にはあまり予算をまわさない傾向がある)、あいつぐプリンシパル・ダンサーの離反(退団)といった危機的状況のなか、あたらしいオペラ座での新体制がねづくまでの二年間、ダンサーからも観客からも敬愛されているダウエルの監督業続投のしらせは、カンパニーにとっても福音であろう。ねがわくば、この二年間でカンパニーのいきおいがもりかえし、巨額の利益を獲得できるよう、合理的な経営へのすみやかな移行をねがうばかりである。そして、引退の期日をきったことによって、サーの後頭部の地肌露出にストップがかかるとよいのだが。 |
[16] ■アラン・パーカー監督 新設BFC会長に就任 | 99/08/08(日) 00:28:53 |
『ミッドナイト・エクスプレス』『ザ・コミットメンツ』『エヴィータ』などの作品で知られ、新作『アンジェラの灰』の公開も近いアラン・パーカー監督(55歳)が、新たに創設される英国映画審議会 (British Film Council: BFC) の初代会長に選出された。来年4月の就任に伴い、現在の英国映画協会 (British Film Institute: BFI)会長のポストからは退任する。BFC会長はパートタイム・無報酬だが、ナショナル・ロタリー(国営のくじ)及び公的補助金から、国内映画産業に与えられる合計・約1億4500万ポンドの使途に最終的な責任をもつ重要職。BFI及び英国映画委員会 (British Film Commission) も今後は新設BFCの傘下団体となる。 イギリスの映画業界における重鎮で、自ら「むずかしいところのある人物」であると認めるパーカー監督は、北ロンドンの下町イズリントン出身で熱心な労働党支持者。かつてBFIを「図書館に入って出てこないインテリ28人の集まり」と酷評したこともある監督は、今回の新しいポストに意欲を見せていると伝えられ、どのようなリーダーシップの辣腕を振るうかが期待されている。(Sooty/在ロンドン) |
[15] ■エクルストン主演『ハート』9月中旬公開決定 | 99/07/20(火) 17:19:32 |
妻の浮気で心臓が停止したゲイリー(エクルストン)は、若者から心臓の臓器移植をうけて復活。でもそのことから若者の母親(サスキア・リーブスだよ、こわいよう)としりあうことになって、彼女は自分の息子の心臓が他人のなかでまだうごいていることに異様な興味を・・・。うえええ、なんでチラシのサスキア・リーブス血まみれなの? 心臓移植の傷跡をみせるために、やたらセミヌードになってるエクルストンさん・・・。期待に胸がはちきれそうですが、公開は9月の予定。脚本は『司祭』や『心理探偵フィッツ』など、強烈にぶちきれた人物像をえがかせたら右にでるもののないジミー・マクガヴァーン。監督はマクガヴァーンと『ヒルズバラ』でくんだチャールズ・マクドガル。配給はシネカノン。 |
[14] ■パゾリーニの傑作がWOWOWに登場 | 99/07/20(火) 16:56:53 |
東京渋谷で盛況のうちにおわったパソリーニ映画祭の余波か、関西でおこなわれる映画祭の前祝いか。WOWOWがいきなりパソリーニ特集を組む。たった4夜とはいえ、きれいな画像だったらうれしいではありませんか。8月2日から5日まで、4夜連続、深夜の放映。『テオレマ』では最高に美しいテレンス・スタンプがブルジョワジー一家を崩壊に陥れ、「カンタベリー物語」では監督自らがチョーサーに扮し、「アラビアン・ナイト」ではフランコ・チッティがオニになり、「デカメロン」ではニネット・ダヴォリが○○○まみれのアンドレウッチョに扮します。(わからない・・・? まずはみてみて) |
[13] ■『第一容疑者』NHKにて放映 | 99/07/20(火) 16:47:17 |
7月20日夜、NHK総合にて、『第一容疑者』が放映される。95年に英国で放映されたシリーズ4より、「消えた幼児」のみの放映。久々にヘレン・ミレンさんにTVで会える! おみのがしなきよう。NHKはめったなことでは再放映してくれないのだ。 |
[12] ■ロックとはなんぞ? 新刊案内 | 99/07/12(月) 12:33:33 |
鈴木あかねさんのロッキング・オン誌好評連載『ロック広辞苑』が完結し、単行本になった。タイトルは『現代ロックの基礎知識』(ロッキング・オン刊、1600円)。基礎知識といっても、アーティスト便覧ではなくて(装丁がオレンジ色のかわいい用字便覧みたいなのよ)、その背景のイギリス文化につっこんだという奮闘力作。失業、ドラッグ、ゲイ、アイルランド問題など、気鋭の国際政治学者がきりこんでくれます。各項をもっとそれぞれつっこんでほしいきもしたけど、ロ誌で翻訳業のかたわら執筆したのだからすごい。コラムで、ロックジャーナリズムの現場からみた翻訳&通訳のはなしがでているので、そのへんにご興味のあるむきにもおすすめ。 |
[11] ■『ハイ・フィデリティ』新潮文庫から刊行 | 99/07/12(月) 12:32:03 |
ニック・ホーンビーの快作『ハイ・フィデリティ』の翻訳が新潮社からでた。しかも、いきなり「文庫」である。705円でニック・ホーンビーが、しかも日本語でよめてしまうのは快挙。訳者の森田義信氏は著者と同世代とあって、やっかいな固有名詞もかなり思い入れをもって訳出にあたったよう(それでもマイケル・「パリン」なわけ? ま、いいけどさ)。ハイフィデリティ、Hi-Fi。イギリス好き、音楽好きにおすすめします。30男のおとなげないまでの失恋ばなしとしてもたのしめる? 映画化もすすんでいるらしく、この本がうれれば前作(傑作!)の『フィーヴァー・ピッチ』も訳出&ヴィデオリリースされるかも。こちらはサッカー狂の先生の「愛とサッカー人生は両立させられるか?(いや、しない)」という物語。ロディ・ドイルなどがおすきな方はマストでしょう。 |
[10] ■孝行息子 | 99/07/08(木) 12:13:24 |
6月末ロンドンの夕刊紙のインタビューにて、ロバート・カーライル談。「経済的な余裕ができて唯一いいのは、好きな人を喜ばせてあげられること」。「父さんほら新しい家だよ、家具も揃えたよ」と、お父さんに家具付き新居を贈ったそうだ(最近、フル・モンティに登場した親子はそのまま昔のカーライル父子に繋がるのではないかという説がイギリスでは浮上している)。ただし、儲かりすぎて(?)同郷の妻アナスタシアとはもうお互いプレゼントするものがなくなってしまい、(メークアップ・デザイナーとしての彼女の最近の仕事は "My Name Is Joe" "Orphans" で見られる)その件で夫いわく、「経済的には彼女、働きたくなければもう働く必要ないもの。微妙なときだよ。キャリアの十字路だね」。彼は女房を家におきたいタイプか?(Sooty/在ロンドン) |
[9] ■ロバート・カーライル&A・バード、共同プロダクション設立 | 99/07/08(木) 12:04:37 |
ロバート・カーライルがかねて噂の新プロダクション、4 Way Pictures を設立した。盟友のアントニア・バード監督及び、TVパーソナリティのマーク・カズンズ氏と3人の共同経営で、すでに複数のプロジェクトが進行中している。第一弾は、元プレイボーイ誌のモデルでHIV+、現在は政治的な活動家となったアメリカ女性が主人公のセミ・ドキュメンタリー『レベッカ』をA・バード監督が手がける。また、グラスゴー男ばかり4人の女人禁制パーティー(?)を描いた映画はロバート・カーライル出演予定。他に、18世紀アメリカが舞台の“スコティッシュ・ウエスタン”を作るという噂もある。だが、それよりボビーがここ数年ご執心のプロジェクト、スコットランド出身のボクサー、ベニー・リンチを描いた映画が先になりそう。脚本は『フル・モンティ』のあと話題になったTVドラマ、『 Looking After Jo Jo 』を書いたフランク・ディーシーが担当する。『Jo Jo』 はエジンバラのスラムが舞台の破滅型ストーリーだったが、「これがもしシェイクスピアなら大悲劇」とカーライル氏は惚れこんでいたので、起用ももっとも。ともかく、これが実現すれば彼にとって初の監督・主演作品になる。共同監督に、当然ながらアントニアが予定されている。乞うご期待。(Sooty/在ロンドン) |
[8] ■『妖精写真』ビデオ・リリース | 99/07/05(月) 09:31:55 |
1997年制作のイギリス映画『フォトグラフィング・フェアリーズ』がビデオリリースされる。1998年英国映画祭でのみ上映された作品で、コティングリーの妖精写真事件をあつかっていることでは『フェアリー・テイル』とよく似ている。しかし、『フェアリー・テイル』がおさなごころを中心にえがかれていたのとことなり、こちらの主人公は恋人を新婚早々なくした青年。したがって、彼の「魂のよみがえり」を熱望する気持ちと超自然の出来事がリンクしていくので、まったくことなる印象の物語となる。主人公にはマギー・スミスの息子で、ハンサムなトビー・スティーブンス(『十二夜』ほか)。妖精たちより、共演のベン・キングスレーの怪演がなぜかみおわったあと印象深い。ビデオタイトルは『大人のための残酷童話 妖精写真』。アスミックより、 8月6日リリース。大人のための・・・ねえ。 |
[7] ■『SWITCH』誌の特集はヴィンセント・ギャロ | 99/06/28(月) 17:19:25 |
『SWITCH』(扶桑社刊)の今月の特集は「バッファロー66」公開が目前にせまったヴィンセント・ギャロ。表紙&美麗写真入りでロング・インタヴューあり。「ゴダールやパゾリーニは独自のやりかたで映画をとったけど、ジム・ジャームッシュなんて、ぜんぜんそうじゃない。日本でインディーの天才みたいにあがめるのはおかしいんじゃないか、アメリカでは○○だ。ヴェ○ダー○も最近つまんない」(注・ちょっと出典ママではありません)なんて発言もとびだし、顔もいいけど、発言もキツイねえ、このこの、である。ファン必見、必読。 |
[6] ■訃報・長沢節氏死去 | 99/06/28(月) 17:18:12 |
ファッション・イラストレーターで、独自の視点による映画批評に熱烈なファンの多い長沢節氏が23日午前11時55分、自転車転倒による脳挫傷のため、千葉県勝浦市の病院で亡くなった。ダニエル・レイ・ルイスやロバート・カーライルの大ファンだった節先生、最後になるかもしれない「装苑」の映画評(何十年連載していたのかな?)はヴィンセント・ギャロ礼賛。彼らしいです。 なお、ご自宅が新宿なのに千葉県でなくなったのは、とくにふかい意味はなくて(失礼)、ご自分が主宰する「セツ・モードセミナー」のスケッチ旅行先での事故だったからである。ご冥福をお祈りします。 |
[5] ■ブラックアダー低価格ビデオ発売 | 99/06/25(金) 13:36:01 |
かねてより、「高い」「パッケージのデザインがひどすぎ」と悪評高かかったローワン・アトキンソン主演「ブラックアダー」シリーズのビデオが、21日、低価格セルビデオになって再発売された。「大英帝国一のアホ」「15代目も変わり者」「ワル知恵執事」「陸軍大尉」の各タイトル前後編二本づつ計八本が、各3800円。パッケージも、おちついた色調のものにかわっており、まるでみたところ別物のよう。それでも、全巻そろえると「アホ」とか「ワル」がずらっとならぶわけで、こういうものはかさばらないDVDにこそしてくれよ、とつぶやいてしまう。 また、このビデオ、ビーン人気が一応収束したためか、あまりレンタルビデオ店においていないという話もきく。やすくなったついでにぜひ、おいていただきたいところ。いずれも超がつく傑作である。 |
[4] ■LEGO版スターウォーズ発売中 | 99/06/25(金) 02:09:52 |
こどもからおとなまで、はばひろい年齢層に人気のあるデンマークのブロック玩具、LEGO。今回、LEGO社から、豪華なスター・ウォーズ・バージョンが発売された。 きになるメイン・キャストのブロック化であるが、黒いフードをかぶったほっかむり姿がユアンらしい。かなり笑える。 ダース・モールとリーアム・ニーソンのブロックは不思議なほど本人によくにていて、好感がもてる。 肝心のダースベイダー(notアナキン)は、タイファイターの豪華セット(日本円1万円くらいのセット)にしかついてこないらしいので、要注意。 かわゆいカタログ画像は下記のURLからどうぞ。 |
[3] ■映画パンフレット即売会 | 99/06/25(金) 01:42:25 |
東京ローカルの話題で恐縮ですが、銀座山野楽器で、夏の恒例「映画パンフレット&ポスターフェア」が開催される。期間は7月15日(木)〜21日(水)まで、銀座山野楽器本店7階にて。 マニアでなくとも、買い逃したパンフレットをみつけたりすると、妙にうれしかったりするもの。はっきりいって、映画通信社の在庫はすごいです。また、自分のもっているパンフに高値がついていたりすると、妙に感心したりして。おひまな方は、是非足をはこんでみられてはいかが? |
[2] ■ナイジェル・ホーソン70歳、今秋来日 | 99/06/23(水) 12:09:57 |
映画『英国万歳!』のジョージ王役で、日本でも知名度のたかい名優、サー・ナイジェル・ホーソンが今秋来日する。ロイヤル・シェイクシピア・カンパニー(通称RSC)をひきいての来日公演で、演目は『リア王』。演出は蜷川幸雄、衣装は辻村ジュサブロー。 蜷川の起用はRSC側の意向で、RSC初の本格的日英共同製作として話題を呼んでいる。日本での公演をおえたあとは、ロンドンにもちかえり、冬公演の目玉になる。日本からはさらに道化師役で真田広之が参加。なんでも、彼の『ハムレット』をみてきにいったというサー・ホーソンの希望らしく、ほぼでずっぱり、歌って踊って(むろん英語)のハードな役になりそう。演出の意図としても、女性ばかりにかこまれたリアの息子がわり、大切な心のよりどころとして大いに役柄をフィーチャーするそうである。「信長と森蘭丸のような関係」と、真田氏自身が記者会見の席でいっていたらしい・・・。絶賛発売中。問い合わせ先は彩の国さいたま芸術劇場。 |
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