British Film Festival
英国映画祭/英国祭UK98 応援ページ
* このページはオフィシャルなものではありません ! *

1998/10/09更新



鳩の翼




英国映画祭は東京国際映画祭の一環として、
1998/10/24 〜1998/11/08の期間、
東京渋谷を中心に開催されます。
東急と読売新聞が主催元になっておりますので、
正式な作品名、上映館、日時等は後日そちらで
大きな広告を出すこととおもいます。
新聞やチラシ、ぴあなどの情報を注意してご覧下さい。

***

この映画祭では新旧とりまぜ31本の映画が上映されます。
上映日時はこのページの下の方にあるURLでご確認ください。当方は関知しません。

***

時間と金銭に限りのある庶民がいかにして満足のゆく映画を楽しむか。
それは事前に情報をチェックして、自分にぴったりの映画を
選びとることしかないでしょう。そして映画祭は安くめずらしい作品を
観る絶好の機会。そこで、無謀にもこの映画祭で上映される
新作18本の内容を紹介。お気に入りの一本をえらぶ参考になれば幸いです。
なお、内容紹介はちゃんとしたチラシを入手しましたら、補足します。




ミセス・ブラウン




「鳩の翼」
ヘンリー・ジェイムスの長編小説の映画化。
今世紀初頭、ベニスを舞台に英国の「新しい女」を描く。
ヘレナ・ボナム・カーターは本作でアカデミー賞主演女優賞にノミネート。
共演は「司祭」での好演が記憶に新しいライナス・ローチ。
ほか、シャーロット・ランプリングなど、豪華な出演者も話題。
(ル・シネマほかで近日公開決定)

「フェイス」
アントニア・バード監督、ロバート・カーライル主演の
犯罪サスペンス。ブラーのボーカリスト、デーモン・アルバーンの出演も話題。
クラッシュやポール・ウェラーの曲をつかったサントラも話題。
(ガーデンシネマほかで今秋公開)

「エブリバディ・ラブズ・サンシャイン」
ストリートギャングvs中国系マフィアの抗争を描く
ブラック・ムービー。デヴィッド・ボウイとゴールディが出演。

「ベルベット・ゴールドマイン」
トッド・ヘインズ監督のグラムロック・ムービー。
ユアン・マクレガー、ジョナサン・リース・マイヤーズ出演。
ホモセクシャル、70年代ロック、マーク・ボランやロキシーを
カヴァーしたサントラ・・・。話題騒然。
この映画祭でもっとも混雑が予想されますので、
前売りを用意されたし。当日券だけだったらどうしよう〜。
(でもどっちみちシネマライズほかで正月ロードショウ) 

「グッバイ・モロッコ」
ケイト・ウィンスレット嬢がシングル・マザーに挑戦。
モロッコで自立してゆく姿を感動的に描く。
あ、ちょっとあたりまえっぽいキャッチ。
 
「マーサ・ミーツ・ボーイズ」
モニカ・ポッター主演。おさななじみの三人が
一人の女性に恋をした。ひょっとするとかわいい映画かも。 

「アイ・ウォント・ユー」
快進撃をつづけるマイケル・ウィンターボトムの新作。
主演レイチェル・ワイズ。またしてもベルリンかどっかで
賞をとったらしいです。でも、いずれどっかでやるよね。
 
「クイーン・ビクトリア/至上の愛」
名女優デイム(称号)・ジュディ・デンチがヴィクトリア女王にくりそつ、
じゃなくって、見事に演じてアカデミー賞にノミネートされた話題作。
夫アルバート公を亡くしたヴィクトリア女王は従者ジョン・ブラウンを
心の友とするが、周囲はそれをスキャンダルにし、彼女を「ミス・ブラウン」と
よびあざけった・・・。かなり、おもしろいっす。でも、邦題がちょっとなー。
 
「ガールズ・ナイト」
「秘密と嘘」で市井のおばさんをみごとえんじきった
ブレンダ・ブレッシンがしっとりと演じる人生賛歌。
 
「フェアリーテイル」
妖精をみた、というこどもたちがあらわれ、
「妖精事件」として世に有名な騒動に。
昨年公開されたクリスマスむけの子ども映画だったかな。
コナン・ドイル先生役でピーター・オトゥールが出演。
(来春公開予定) 

「雨の中の恋」
イギリス・スペイン合作のロマンチック・ラブコメディ。
ダグラス・ヘンシャール出演。詳細わかりません〜。
 
「ラブ&デス」
すてきなおじさまジョン・ハートが扮するインテリ教授。
フォースター原作の話題の映画をみようと映画館にはいったら、
まちがえてとなりの劇場へ。そこでみたアメリカ・ティーン向けアイドル映画の
男の子に、本気で恋をしてしまう。どうする、教授。
BGMはしっかりマーラー交響曲第5番。お耽美コメディか? 哀しげだけれど。
(銀座文化で今秋公開) 

「ダウンタイム」
老朽化したマンションのエレベータを舞台にくりひろげられろ
低予算アクション・パニック映画。ちょっとおもしろそう。
ジョン・リンチの妹スーザン・リンチが存在感。
 
「サンセット・ハイツ」 
近未来の北アイルランドを舞台にした
ユジュアル・サスペクツばりのサスペンスだって。(??)
マギー・スミスのおぼちゃまで超美形、「十二夜」でブレイクした(そうか?)
トビー・スティーブンス主演。 

「愛の悪魔/フランシス・ベイコンの歪んだ肖像」 
ゆがんだはないでしょ、ゆがんだは。かわいそうに。
ベイコン役には名優デレク・ジャコビ。
ホモセクシャルで、美男ではなかったことでしられる画家の生涯。
ジャコビさんの名誉のために言えば、メイキャップで
顔を変形させているそうです。音楽坂本龍一。

「フォトグラフィング・フェアリーズ」 
「フォー・ウェディング」チームによるロマンティック・ファンタジー。
なんとこれもトビー・スティーブンス主演。
 
「マイ・スウィート・シェフィールド」 
炭坑の街シェフィールドを舞台にした、
フルモンティの脚本家の新作。
ピート・ポスルスウェイト主演というと、
想像はつくけどみたいですね(フル・モンティ・ミーツ・ブラス)。

「ザ・ジェネラル」
おひさしぶりのジョン・ブアマン監督の最新作。
北アイルランドの伝説的犯罪王の物語。
カンヌ国際映画祭監督賞受賞のこの話題作が
はやくも登場!これで締め!
個人的にはエイドリアン・ダンバーがでていてうれしいよー。

 
***



旧作はだーっとあげます。
「ヒズ・ロードシップ」(パウエル&プレスバーガーのレアな作品)
「赤い靴」(ニュープリント! モイラ・シアラー♪)
「フランケンシュタインの逆襲」「ドラキュラ血のしたたり」「ハンズ・オブ・ザ・リッパー」
(ハマー・プロダクションのカルトな逸品)
「戦場にかける橋」「トム・ジョーンズの華麗な冒険」「ナック」
「パフォーマンス」(ミック・ジャガーでてます)「地球に落ちてきた男」
「戦場のメリー・クリスマス」「トレインスポッティング」「日蔭のふたり」



***



めったにみられない作品がみられる。
一足はやく新作が楽しめる。
これだけがうれしくてこのHPで応援してます。
しかし、いずれ上映されるものがめだつのはちょっと残念。
旧作も、ビデオでみられるものが多いですね。
映画祭ならではの特集上映に期待していたのですが。



***



ゴールデン・ボーイ




プラス!

第11回東京国際映画祭でも英国映画
「ロック・ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」
がコンペティションに出品されます。
(Latest Newsでかつて紹介)
さらに、イアン・マッケラン出演の映画、
「ゴールデン・ボーイ」も捨てがたい!
(「静けさが消えた日」にも出演となっているのは、
公式ホーム・ページの誤植ですね。まったく☆)



ゲストもぼちぼち決まりそうだし、
東京近郊におすまいの方々は気がもめますね。ふう。


***



なお、上映会場およびタイム・スケジュールは下記のURLでご確認ください。

英国映画祭公式サイト
http://www.uk98.or.jp/newuk/gatepage_j.htm

第11回東京国際映画祭公式サイト
http://www.tokyo-filmfest.or.jp/index.html






ホームページにもどる



Copyright (C) 1998 Kei Yamamoto, All rights reserved.
記事及び情報を無断転載することを禁じます
bluetonic@geocities.co.jp