Terence Stamp


Biography
若かりし日のお姿
テレンス・スタンプ。1939年7月22日、イングランドの首都ロンドン、Stepneyにて生まれる。父親はテムズ河を流れる曳船の船長だった。セント・マーティンス美術学校で学び、広告業界へ。その後、友人にすすめられて俳優を志す。ウェーバー・ダグラス演劇学校で基礎を学び、ストレート・プレイを演じる。スクリーン・デヴューは62年の『可愛い妖精』。ミュージカルに出演した際、ピーター・ユスティノフ監督にみそめられ(?)、『奴隷戦艦』(こうかくとわかんないけど、『ビリー・バッド』こと。わお!)の美青年水夫役でいきなりアカデミー賞にノミネートされ、話題の人となった。つづいてウィリアム・ワイラー監督『コレクター』に出演、美女を収集する異常な青年役で注目をあび、以後ヨーロッパのさまざまな監督からの寵愛をうける。その時期の代表作はパゾリーニの『テオレマ』、フェリーニの『世にも怪奇な物語』など。その後、モデルだったジーン・シュリンプトンへの失恋、ドラッグへの耽溺など、退廃的な役柄を地でいくすさんだ生活をしばしおくったあと、ハリウッド系の脇役・悪役をつとめることがおおくなっていた。「性格俳優」がしっくりくるとしになってからひきうけた『プリシラ』の華麗なドラアグ・クイーン役でかつてのファンもふくめて、みなの度肝をぬいた。近年では『私家版』などが代表作。 ほっそりした手足、なにを考えているのかわからないあかるい青灰色の目、やや神経質そうにひいでた額という容貌は、ヨーロッパの退廃を濃厚にかんじさせ、役柄によっては怪異な雰囲気をただよわせるが、本来は折り目正しい美男俳優である。



Filmography

  1. Bowfinger (1999)
    未公開。企画段階? スティーブ・マーティンとエディ・マーフィーの映画。きっと悪役。
  2. Star Wars: Episode I - The Phantom Menace (1999) 『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』
    ジョージ・ルーカスが撮ったご存じ、シリーズ最新作。Chancellor Valorum役。
  3. The Limey (1999)
    未公開。スティーブン・ソダーバーグ監督。あの、ピーター・フォンダと共演。これは近日公開か? Wilson役。
  4. Love Walked In (1998) 『ラブ・ウォーク・イン』
    Juan Jose Campanella監督。スリラーらしいです。 Fred Moore役。
  5. Kiss the Sky (1998)
    これはまだ未公開? Roger Young 監督。Kozen役。
  6. The Hunger (1997) (TV Series) 『ザ・ハンガー』
    リドリー・スコットが製作総指揮をとったTV用ホラー・シリーズ。第一シーズンのみのホスト役。
  7. Bliss (1997) 『ハード・テクニック』
    Lance Young監督。なんてへんな邦題なんでしょう・・・。これはR指定、エロティックな映画です。Baltazar Vincenza役。なにしてるのかきにはなります
  8. Tire a part (1997) 『私家版 復讐のページ』
    ベルナール・ラップ監督。30年前の悲劇を黙々と復讐する男を好演して話題になった、近年の代表作。編集者のEdward Lamb役。
  9. Mindbender (1995) 『超能力者 ユリ・ゲラー』
    ケン・ラッセル監督・脚本。なんかあまりにキワモノの印象がつよい題材のせいか、ケン・ラッセルの映画といえども未公開・ビデオのみってのがなんともおしい? 独特のワルノリが炸裂してるとおもいます。ユリ本人も出演。Joe Hartman役。
  10. The Adventures of Priscilla, Queen of the Desert (1994) 『プリシラ』
    威厳すらただようドラアグ・クイーン(女装の麗人) Bernadette役。衝撃的キャスティングで、一部でセンセーションをまきおこす。
  11. The Real McCoy (1993) 『ブロンディ 女銀行強盗』
    Russell Mulcahy監督。キム・ベイシンガー主演。刑期を終え、愛する息子のためまっとうな道をあゆもうとする元銀行強盗のヒロインに接触し、むりやり仲間にしようとする、元ボス Schmidt役。
  12. Beltenebros (1991)
    Pilar Miro監督。英西合作映画。Darman役。パッツィ・ケンジット共演。
  13. Genuine Risk (1990) 『ザ・リスク 甘く危険な賭け』
    Kurt Voss監督。ピーター・バーグ主演のギャンブルもの。組織を牛耳る冷酷なボス、ポール・ヘルワード役。
  14. Alien Nation (1988) 『エイリアン・ネイション』
    Graham Baker監督。近未来のLA。移住しきた異星人と、先住民族(?)の地球人の刑事コンビが悪に挑む。William Harcourt 役。    
  15. Young Guns (1988) 『ヤング・ガン』
    Chiristopher Cain監督。エミリオ・エステベス、チャーリー・シーン、キーファー・サザーランドら総主演の異色YAスター・ウエスタン。牧場主John Tunstall 役。
  16. Wall Street (1987) 『ウォール街』
    オリヴァー・ストーン監督の証券業界もの。チャーリー・シーンマイケル・ダグラス共演。Sir Larry Wildman 役。 
  17. The Sicilian (1987) 『シシリアン』
    マイケル・チミノ監督がマリオ・プーゾの作品に挑んだ意欲作。主演クルストファー・ランバート。Prince Borsa役。
  18. Chessgame (1986) 『迷宮のチェスゲーム』
    GranadaTV制作。全三話。大学教授だが、実は英国情報局のスパイであるデイビッド・オードリー役。いわゆる冷戦スパイものだが、渋い大学教授が推理をはたらかせるミステリ物の趣向が強い。シリーズものの主役を楽しそうに演じている。
  19. Link (1986) 『リンク』
    Richard Franklin監督。研究によって高い知能をもちすぎたチンパンジーのリンクが、攻撃を開始した。どうも、エリザベス・シュー演じる娘を、おサルが監禁してしまうらしい。動物学者のSteven Phillip役。
  20. Directed by William Wyler (1986)
    Aviva Slesin監督。ウィリアム・ワイラー監督に関するドキュメンタリー。おそらくコメントもしている。 
  21. Legal Eagles (1986) 『夜霧のマンハッタン』
    Ivan Reitman監督。ロバート・レッドフォードとデブラ・ウィンガー主演。 Victor Taft役。 
  22. The Hit (1984) 『殺し屋たちの挽歌』
    スティーブン・フリアーズ監督が『マイ・ビューティフル・ランドレッド』のまえに監督した、隠れた名品らしい(邦題がらしくないって)。ジョン・ハート、ティム・ロス主演。Willie Parker役。
  23. The Company of Wolves(1984)『狼の血族』
    ニール・ジョーダン監督の出世作。原作はアンジェラ・カーターの短編。赤ずきんちゃん願望のある少女のはなしを主軸に、様々な狼男伝説が交錯する、ダーク・ファンタジー。悪魔の役でカメオ出演。(でも、スティーブン・レイの変身シーンがこわくて再見する勇気がない・・・)   
  24. Insanity (1982)
    未公開。詳細不明。
  25. Morte in Vaticano (1982)
    未公開。Marcello Aliprandi監督。ローマ法王暗殺計画をあつかったサスペンスもの。法王の役。イタリア語吹き替え。
  26. Monster Island (1981) 『怪獣島の秘密』
    Juan Piquer Simon監督の米・西合作映画。お金持ちの青年が旅だった冒険は、じつは執事のやらせだった? というおはなし。執事はピーター・カッシング。覆面をぬいだ海賊として、ちょっとだけ出演してるらしい。
  27. Superman II (1980) 『スーパー・マンII 冒険編』
    リチャード・レスターが監督した、クリストファー・リーブの「スーパー・マン」シリーズ第二弾。シリーズ第一作で惑星クリンプトンに幽閉されていた悪党三人が復活。Zod役。
  28. Amo non amo (1979) 『ジャクリーン・ビセット/抱いて・・・』
    邦題が濃い。ジャクリーン・ビセットが子猫チャンから脱皮しようとしてたころの作品と思われる。Henry役。ジャクリーン・ビセットは60〜70年代とっても人気のあった英国の女優さんです。
  29. Meetings with Remarkable Men (1979)『注目すべき人々との出会い』
    ピーター・ブルック監督・脚本。神秘思想家グルジェフの伝記映画。グルジェフが秘教集団サルムングを追い求め、彼らの神殿の舞踏にインスピレーションを得るまでを描いている。Prince Lubovedskyという役だが・・・。P・ブルックって、こういう映画もつくってたんですね。  
  30. Superman (1978) 『スーパー・マン』
    リチャード・ドナー監督、クルストファー・リーブ主演の娯楽大作。この時期、ヨーロッパにおいてもしばしメイン・ロードからはずれていたのが、この惑星クリンプトンに幽閉されていた悪党Zod役でハリウッドに出向くこととなった。
  31. Thief of Baghdad, The (1978) (TV) 『バグダッドの盗賊』
    Clive Donner監督。ぶっちゃけたはなし、これは「アラジンの魔法のランプ」らしいです。脇役でWazir Jaudur役。
  32. Black-Out (1977)
    未公開。Philippe Mordacq監督。フランス映画だということくらいしかわからない。
  33. Divina creatura (1976) 『悦楽の闇』
    耽美的な映像で知られるジュゼッペ・ペドローニ・グリッフィ監督作品。放蕩児のBagnasco伯爵役。伯爵が夢中になった女、マノエラ(ラウラ・アントネッリが輝くばかり)には裏の生活があって・・・という、プルーストばりの恋愛劇。貴族の放蕩児、にあってます。  
  34. Strip-tease (1976) 『コリンヌ・クレリーのヌード・ダンサー』
    German Lorente監督。『O嬢の物語』(1975)でデビューしたて、人気沸騰中だったとおもわれるコリンヌ・クレリー嬢主演の映画。Alain役。
  35. Hu-Man (1975)
    Jerome Laperrousaz監督。詳細不明。
  36. Una Stagione all'inferno(1971)『ランボー 地獄の季節』
    ネーロ・リージ監督作品。ランボー役。ヴェルレーヌとの関係の破綻後、詩をすて、アフリカをさまよっていた時代を描く。
  37. The Mind of Mr. Soames (1970)
    日本未公開。Alan Cooke監督。赤ん坊のまま昏睡し、30年後に目覚めた男、John Soames役。いったいどんな演技してるのかな。
  38. Teorema (1968) 『テオレマ』
    イタリアの巨匠ピエル・パオロ・パソリーニの傑作。突如イタリアのブルジョア家庭にやってきた訪問者(青年)役。彼の真の意図はだれにもわからず、工場経営者の男、美しい妻(シルヴァーナ・マンガーノ)、快活な息子、可憐な娘(ヴィアゼムスキー)、メイドがつぎつぎと彼に魅せられ、異常な行動をとり始める。天使とも悪魔ともつかない美青年は当たり役。イタリア語吹き替え。
  39. Blue (1968) 『血と怒りの河』
    シルヴィオ・ナリザーノ監督がとった異色ウエスタン。メキシコの盗賊オルテガに育てられたアメリカ人 Blue役。オルテガに我が子以上に愛されていたBlueだが、ある日美しい村娘を犯そうとした兄弟をころしてしまう。スタンプ最美期の逸品。 
  40. Trois histoires extraordinaires d'Edgar Poe (1968) 『世にも怪奇な物語』
    ヴァディム、ルイ・マル、フェリーニがとったエドガー・アラン・ポーのオムニバス映画のうち、最後のフェリーニ編「悪魔の首飾り」に出演。のんだくれでおちめのシェイクスピア俳優Toby Dammitのところに、ときおり悪魔がおとずれて・・・。ややヒステリックなアル中青年を好演。
  41. Far from the Madding Crowd (1967) 『遙か群衆を離れて』
    トマス・ハーディ原作、ジョン・シュレシンジャー監督の文芸大作。ピーター・フィンチとアラン・ベイツの求婚にうんざりした(役柄ね☆)ジュリー・クリスティをとりこにしていまう気障な兵隊Troy役。女にだらしないが恋人にはぴったり、という軍服の軽薄野郎を好演。ちなみに撮影はニコラス・ローグ。  
  42. Poor Cow (1967) 『夜空に星のあるように』
    ケン・ローチ監督の初めての劇場用映画。貧しく、はやすぎた結婚による赤ん坊をかかえ、気のあわない泥棒夫の暴力にもめげずにロンドンでけなげにいきていく女性の物語。泥棒だが、ひとときのしあわせをヒロインとわかちあう、Daveの役。「ロンドン生まれでやせこけている」のがローチが起用したポイントか? いまとなってはめずらしいくみあわせ。
  43. Modesty Blaise (1966) 『唇からナイフ』
    モニカ・ヴィッティ、ダーク・ボガードの共演がうれしいジョゼフ・ロージー監督の脱力系お色気コメディ。特殊任務につくヴィッティ嬢の相棒Willie Garvin役。
  44. The Collector (1965) 『コレクター』
    ジョン・ファウルズ原作、ウィリアム・ワイラー監督の問題作。蝶を収集するように美女を拉致してながめることを夢想し、あまつさえ実行にいたる、Freddie Clegg役。共演サマンサ・エッガー。原作はさらわれてからの女との緊張関係が濃厚だが、この映画はややあっさりしたサスペンスでおわっているのが残念。カンヌ映画祭最優秀演技賞を受賞した。
  45. Billy Budd (1962) 『奴隷戦艦』
    ピーター・ユスチノフ監督によるメルヴィル原作『ビリー・バッド』の映画化。無垢で美しい水夫ビリー・バッドは、殺人罪にとわれ死刑を宣告される。いったいなにがおきたのか。そしてビリーを愛する艦長は彼をすくおうと努力するのだが・・・。共演ロバート・ライアン、ピーター・ユスチノフ。このビリー役でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされた。どっかビデオだしてよう!
  46. Term of Trial (1962) 『可愛い妖精』
    Peter Glenville監督。主演オリヴィエ&サラ・マイルズ。サラ・マイルズがオリヴィエにぞっこんの女生徒を演じていてかわいいらしい。Mitchell役。ボーイフレンド? 教え子? 

[08/08/1999更新]


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