Vistaに標準採用されたフォント(文字)に「メイリオ」というものがある。
Vistaを新規インストールすれば同時に手に入るものなのだが、ここで気になるのはXP以前のシステムを使っている場合だ。
文字の種類が「ゴシック体」から「明朝体」に変わっただけでも、同じ文章から受ける印象や読みやすさはかなり違ってくる。
メイリオは視認性――読みやすさを優先して設計された、見た目の美しい(これは必ずしも読みやすさや馴染みやすさとは一致しないが)フォントだ。
マイクロソフト社が無償で公開・提供しているため、ためしに導入してみても損は無い。
さて、肝心のXP用メイリオの入手方だが、これは極めて簡単だ。
まず配布サイトにアクセス、画面の指示に従って「メイリオ」をダウンロードすれば良い。
ダウンロード先に分かりやすいデスクトップなどを選び、そこに VistaFont_JPN.EXE というファイルができていれば準備は完了。
(環境によっては、.EXEという部分は表示されない)
あとはインストーラでセットアップすれば、初心者でも五分たたずに作業を終えられる。
ただ、何らかの原因でインストーラを使用しても正常にインストールされない場合がある。
この場合は、解凍ソフトを使って VistaFont_JPN.EXE を展開。そこにある「meiryo.ttc」および「meiryob.ttc」を、「コントロールパネル」の「フォント」フォルダにコピーしてほしい。
これはインストーラを用いない手動セットアップ。より確実なインストール方法である。
メイリオのインストールが済んだら、本ブログに再度アクセスしてほしい。
キィボードの「F5」などで最新の状態に更新すると、文章がメイリオフォントで再描写される。
劇的といってよい変化が見られるはずなので、それを確認できればメイリオの導入は成功だ。
何も変化が無かった場合は、メイリオのインストールに失敗しているか、最初からすでにインストールされていたメイリオで当ブログを閲覧していたことになる。
その判断は添付の画像で判断できるだろう。クリックすれば拡大して表示されるので参考にされたい。