26th F.I.H.ハーモニカコンテスト(ブルース部門)レポート
FIHコンテスト:ゲスト偏1
2006.5.26 吉祥寺スターパインズカフェ
2006/6/4 up
■ BLIND LEMON BROTHERS ■
まさに親子鷹の登場!兄弟ではなく親子。千賀親子のステージ。
千賀明三(G,Vo)、千賀太郎(Vo,Harp)です。

今更述べるのも失礼に当たりますが、「天才ハーモニカ少年」の太郎君です。
ビートたけしの番組で、アポロ劇場のアマチュアナイトに出たり、
ジュニア・ウェルズさんにも会っていました。

おやじさんの明三さんの凄みもあり、若干、控えめな感もありましたが
情感あふれる生ハープのネイロが心地良かったです。
あのマイクに食らえ付くような感じで吹く姿に共感しました。

スローで聞かせた STAND BY ME では、太郎さんもボーカルをとり、
歌い方にギミックを加えながら進めていましたが、
途中(2番あたり)からは、何故か明三さんがボーカルになってました。

七面鳥レコード
http://www.try-to-fly.com/record/index.html

ブラインド・レモン・ブラザース@ライブハウスNew Wave
http://www.pawanavi.com/sound/2004/0827blindlemonbrothers/index.htm


■ 吉田ユーシン ■
バス・ハーモニカをフューチャーしたアンサンブルでメロウな
バラード・インストを披露。

静かで落ちついて聞ける温もりのあるサウンドでした。
いつも思いますが、柔らか〜い音色が魅力です。

現在は、仙台にお住まいの模様。
以前、国立付近で事務所を構えていた頃は、
「ハーモニカ治療院1,2」と題したワークショップに参加し、
講義後、調子の悪いハープを数本メンテナスして頂きました。

第4回 ワールド・ハーモニカ・チャンピオンシップス 第1位 (1993)でもあります。

ユーシンのホーム ページ
http://www.yushing.jp/


■ 続木力 ■
透明感のある音色と綺麗なメロディ・ラインが美しかったです。

演奏曲は、ジャージーで洒落たナンバーを数曲披露。
続木さんに贈られたと言う変形ブルース進行の曲が特に良かったです。

その他の見所としては、MCです。
ミッキー・カーチスさんのMC(漫談?)に引けを劣らず、続木さんのトークも、
自身の軸をズラさないマイペースな喋りに耳を傾けてしまった。

普段は、寡黙で大人しいとの事でしたが、ステージに上るとよく喋るとの事でした。


■ 西村ヒロ ■
自身参加のバンドNERVOUS CIRCUSでの登場。

会場に“渇を入れる”べきダイナミックなバンド・スタイルで
ブルージーでロッキンなナンバーを展開。
ジャングル・ビートの曲がタイトで気に入りました。

西村さんは、エフェクターか何かを重ねているのだろうか、
他とは一線を画する、あの特有のハープ色が、歯切れ良く絡んでいました。

バンドの音量が大き目の中でも合間に生ハープでのオブリもあり、
バッキングに徹する場合のハープ・プレイが目を引きました。

Hero_Nishimura
http://www.geocities.jp/herosharp/index.html

旅する芸人達のロックンロール・バンド
ナーヴァス サーカス:NERVOUS CIRCUS
http://www.geocities.jp/herosharp/flash/band/band5.html



【補足】
※ゲストの紹介順は、出演された順になっています。

【題材】
26th F.I.H.ハーモニカコンテスト(ブルース部門)レポート
FIHコンテスト:ゲスト偏1
2006.5.26 吉祥寺スターパインズカフェ


「BLOW HARP ブルースハープをブロウしよう!」
Blues Harp , Harmonica, 10-Holes , ブルースハープ , ハーモニカ ...