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イサカM37 ライアットモデル

KWT製

 ベトナム戦争中、軽量で扱いやすいソウドオフショットガンとして人気だったM37のフルサイズ版。外観はアウターバレルとマガジンチューブが金属製で質感ばっちり。しかしレシーバーがプラなので重心が前に行っちゃってて使いにくいかも。フォアエンドとストックはウォールナット製で、アマニ油を自分で擦り込み仕上げると言うもの。これでレシーバーもモスバーグみたいにアルミだったらねぇ・・・・。

 メカは普通のコッキング式エアガンですが、給弾方法が少し変わっています。まずマガジンチューブの先端からBB弾を流し込みます。マルシンのモスバーグなどはこのまま撃てるのですが、イサカの場合は次にエジェクションポートにある2つのレバーを引いてチャンバーに通じるスプリング強制装弾のチューブに送弾します。そしてコッキングして射撃。イメージとしてはスイッチバックって感じですね。この操作が面倒な上に、マガジンチューブ内は自然落下式なのでじゃらじゃらうるさい。射撃性能としては2発発射でそこそこの威力もあるのですが、使い勝手の悪さゆえ、私の評価は低いです。

 このメカはやはり評判が悪かったのか、韓国アカデミー社のメカを使用した廉価版のイサカを出すそうです。 (01.1.13)

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