育て方トップ地植えで育てる(1) 地植えで育てる(2)

●戸建てにお住まいで庭がある方や、市民農園などの畑を利用出来る方は、地植えに挑戦してみましょう! 場所は、陽当たりが良く、風通しが良い所を選んでください。



●まず必要な事は、畑の準備です。出来れば前ページの苗を育てる前に土壌を良くするために、定植の2〜4週間前から準備すると良いでしょう。(発芽準備と同時に始めるても良い)

●土の熟成(2〜4週間前)土壌が酸性の場合は、2週間くらい前に苦土石灰または草木灰を土に混ぜ、よく耕します。量 は石灰の場合、土1m四方当たりコップ1/3〜1/4、草木灰なら土1m四方当たりコップ1/2位 です。
また、このとき牛糞を混ぜて熟成させるといいようです。


●堆肥を入れる(約1週間前)
定植の1週間前になったら、市販の堆肥(良質のもの)を土に混ぜて良く耕してください。空気とよく混ぜ、土自体を柔らかくすることも目的の一つですので。堆肥の量 は苗1株当たり4〜5にぎりです。耕す深さは20〜30cm、幅は1列植えの場合60cm、2列植えの場合1mぐらいが目安です。 

●定植前に(直前)
定植の前に、図のような20cmの深さの溝を掘り、下に堆肥と牛糞を蒔いて土をかぶせます。堆肥は2週間前に土に混ぜているので少な目にします。油粕は苗1本当たり大さじ1杯程度でかまいません。
土をかぶせる時、苗を植える所(畝)は高く盛り上げ、両側(通路)を低くします。
 

●いよいよ苗を植え前ましょう
さあ、苗を植えましょう。前のページでもふれましたが本葉が2〜4枚になった時が移植時期です。あまり大きくなりすぎたりすると、根の活動が悪くなります。植える間隔は80cm位 が適当ですが、スペースに限りがあるときは50cmぐらいでもかまいません。
●移植するときは、根や周りの土がくずれないよう、丁寧に扱ってください。
 

●支柱について
移植した直後は、まだツルが出ていないと思いますが、すぐに生えてきます。この時には支えるものが必要ですので、仮の支柱を立てて支えてあげましょう。