●ポイント1 肥料が不足していると、こんなに生育に差がでます。
 ●ポイント2 どんな感じになったら収穫すればいいのかな?(収穫時期のめやす。)
 ●ポイント3 雄花と雌花の区別がわからない? 人工授粉のやりかた。
 ●ポイント4 摘心ってどうすればいいの?
 ●ポイント5 ゴーヤーのイボイボはなぜあるの?
   
   
   
 
 
 
右の写真の地面には、2年前からハンダマ(水前寺菜)という野菜を植えているのでほとんど耕せないため土がかなり痩せています。一方、プランターは園芸ショップで一番大きい物を購入し、土も、野菜用の土を買ってきて、さらに腐葉土や堆肥、牛糞などを混ぜています。基本的に毎年土は入れ替えています。どちらに立派な実ができるかは一目瞭然ですね。
 
 
   
 
 
 
基本的ににがうりの収穫時期は、ある程度の幅があります。そのせいか、もっと大きくなるだろうと期待していてじっと待っていると、ある朝黄色く熟したものを発見してガッカリします。
欲張らずに」写真左」の頃に収穫しちゃいましょう。
 
 
   
   
 
ごらんのように雌花には、ちゃんとチビニガがついているんですね。でもこのままでは、にがうりはおおきくなりません。そうです、受粉です。普通は昆虫が受粉を手伝ってくれるのですが、昆虫の少ない場所や時期などは、人工授粉をしてください。やり方は簡単。雄花をちょんぎってその中のおしべを雌花の中のめしべに「チョン」とくっつけるだけです。
 
 
   
 
●摘心は「にがうり」の種類によってやった方がよいものと、やらなくてもよいものがあります。

●普通は種の袋に書いてありますので、もし何も摘心について書いてない場合はしなくてもかまいません。

●極端に言えば、「摘心をしてください」と書いてあっても、しなくてもそんなに問題になることはありませんので、おおらかな気持ちで育ててください。

●とは言うものの、基本的な「摘心」のやり方を説明しますね。
(1)苗の背丈が1メートルになったころ、あるいは本葉が7〜8枚のころに親ヅルの先端をチョン切ってください。
(2)しばらくすると、子ヅルが下の方の脇から生えてきます。
葉が繁り過ぎて子ヅルが多い場合は、子ヅルも摘心して孫ヅルを伸ばします。
 
 
   
 

にがうり(ゴーヤー)は、ご存じのようにイボイボが外見の大きな特長です。そんな形になった理由は、にがうり本人に聞くのが一番なのですが、相手は言葉を知らない無口な植物なので、にがあるじ先生が熱が出るほど考えて答えを出しました。これは本当かどうかは誰にもわからないのですが、にがあるじ先生は「イイ線いってる」と思ってますヨ。

にがうり(ゴーヤー)は実が熟してくるとだんだん黄色くなってきて、最後にはオレンジ色になって破裂(はれつ)してしまいます。

この時、どこから実が裂(さ)けるかよく観察してみました。
そうすると、イボとイボの間から裂けていたんですね。
なぜかというと、熟した実はやわらかくなっているので、イボの谷間はすごく裂けやすいんですね。

つまり、イボイボがあると熟した時に実が裂けやすいんです。
にがうり(ゴーヤー)の種は、ご存じの様に赤くなって甘い味の綿に包まれています。そう、目立つ色で、しかも甘くておいしい。これは、種を遠くに運んでくれる動物や鳥たちにアピールしてということなんです。
それに、下の地面にも落ちやすいし。
で、結論!
 
 
     
 

以下随時更新します。
 
 
 

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