はじめの一歩
第2章初バスを釣ろう
さあいよいよ実際にバスを釣る工程に入りましょう。その前にもう1度おさらいとして初バスを釣るのに適したタックルをご紹介します。
ロッド…6ft L〜MLクラスのスピニングロッド
リール…イトヨレ防止機構のついたスピニングリール(ダイワ社のサイズでいう1500番〜2500番)
ライン…フロロカーボン4ポンド
用意するルアーは4inのグラブ・ストレートワーム ミニチューブ
1/16oz〜1/8ozジグヘッド・スプリットショット(3〜4番)・ワームフック
以上のタックルを持っていざ釣りに行きましょう!!
しかし、「どこの湖にいったらいいのか?」という問題があります。いくらいいタックル&ルアーがあってもバスが少ない湖やスレてしまってる湖では初バスはなかなか釣れないです!
そこでまず情報の多い湖を探します。(基本的には新聞や雑誌にも頻繁に出てくるような所が間違いはないと思います 湖近くにSHOPがあったりする所もいいです)
次に湖のタイプとして自然湖 ダム湖 野池等がありますがボート釣りなら自然湖、おかっぱりなら野池が良いでしょう(ダム湖は急深な所がほとんどなのでワームフィッシングの基本の「底を取る」というのが難しく最初はおすすめしません)
そうなってくると結構限られてきますよね!関東なら断然北浦と河口湖がGOOD!です関西はですねェ あんまり情報等が無いんで偉そうな事は言えませんが琵琶湖とか数多くある野池群などはどうでしょう?
湖が決まっていざ!釣行! さて湖についたらどうするか?まずはポイント選びなんですが最初は全然わかんないですよね?
ある程度のポイントなどは新聞雑誌等で調べられますが、最終的な判断はズバリ「人のいるエリア」がベストです。人のいないエリアだとバスがいるのか不安になりますし、なんと言っても情報を得る事が出来ないからです。側に魚探を持ってる人がいたら水深を聞く事も出来るし、釣れてるルアーを知ることも出来るので最初は無理せず「人のいるエリア」に入りましょう。(ただあまり近くに寄り過ぎると人の迷惑になってしまうので注意しましょう!)
さていよいよ実釣です。色々なリグがありますがズバリ「スプリットショット」を選びましょう。ダウンショットでも良いんですが@攻めが遅くなるA広範囲を攻めれないといった弱点があるので最初は広範囲を攻めれ、動かし方も単純なスプリットショットがBESTです。セットするワームは4inグラブかマスバリでのミニチューブが良いでしょう。(図1参照)
フックとショットとの間隔は30cm程度が理想です。
後は基本のオーバーヘッドキャストで思いっきり投げましょう。キャストのコツは口でも図でも説明しずらいんですが肩は動かさず肘と手首だけを使う事です。出来ればビデオ等で実際に見て勉強したほうが上達は早くなります。
キャスト後ルアーを底まで沈めなければいけません。最初は着底が判らないと思うので単純にしばらく待ちます(5秒〜10秒)
その後は下図にある様にAの位置からBの位置へロッドをゆっくり動かします(引く速度はアリの歩く速さ)この際リールは一切、動かしません。
ロッドがBの位置にきたら、ロッドをAの位置に戻します。この時ラインが弛まない様リールでラインを巻き取りましょう。
これの繰り返しでルアーをズルズル引っ張ってバスを誘います。この動かし方を「ズル引き」とか「ステディリトリーブ」と言います。
Xな例にある様に扇状に動かすのではなくあくまでも平行に動かす事によって、底質やバスのアタリなども判りやすくなります。
この方法でひたすら投げまくりましょう!変にアクションを付ける必要はまったくありません!ひたすらズルズルズル……………。
釣れなかったらポイントを変えて、また、ひたすらズルズルズル…………。
ルアーはグラブとミニチューブだけでOKです、他の物を付けるよりは絶対確実なので信じて投げまくってください!
4月〜10月の間ならこの方法でやっていれば間違い無くバスは釣れます!
お試しあれ!
次回からはワーム編に入ります。
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