はじめの一歩
第1章タックルを揃えよう
さて、ロッド→リールときて今回はライン編です。
このラインという物、実はバスフィッシングの中ではかなり重要であり、そして一番お金の掛かる物だったりします。なぜか?
バスフィッシングの場合、ウキは付いてませんからバスのバイトをロッドを通して感じますよね?その時バイトをロッドに伝えてくれる物がラインだからです。だからロッド&リールも重要ですが、それ以上にラインは重要なんです。
もし10万円のタックル(ロッド&リール)に100円のどうしようもないラインのセットか2000円のタックルに2000円のかなり良いラインのセットのどちらかを選んで魚を釣れという選択があったら僕は後者の良いラインを選択します。(10万円のタックル欲しさに妥協するかも知れないですけど…)こんなに重要な物ですから普段の釣行は別としてもトーナメント前には必ずラインは巻き替えるし、なるべく良いラインを購入するので(大抵2000円前後の物)結構お金も掛かる物なんです。
ではどんなラインが良いかご説明します。
現在のバス釣りでは大きく分けて3つの素材のラインが使われています。『ナイロン』・『フロロカーボン』・『PEライン』です。値段的に並べるとナイロン→フロロ→PEとなりますが、3つそれぞれに長所・短所があるのでどれを選択するかは使用する状況などによっても変わります。僕個人はナイロン・フロロは良く使いますが、PEはあまり使いません。(ただし感度の点で言えばPEは3つの中では1番良いです)
【ナイロンライン】
ナイロンラインはフロロに比べて浮力があるので<U><FONT color="#ff0000"
size="-1">トップウォータールアーや、グラビングバズ等の水面でルアーを浮かして使う時には非常に扱いやすいラインです。</FONT></U>そして高くても1000円位の物が多いので比較的購入しやすいラインです。ただし強度的にはあまり高くないのでフロロより太いラインを使う必要があります。
主にスピニングでは細くても4ポンドまでが限界で6ポンドが最適です。ベイトでは10ポンド以上が最適です。それより細いとラインブレイクの恐れが出てきます。それから2〜3日の使用で劣化してくるのでライン交換はこまめに行う必要もあります。
【フロロカーボン】
価格的には2000円前後するので高いかと思われますが、感度・強度・耐久力共に優れているラインですから結果的にはかなり経済的なラインだと思います。7日位で劣化するみたいですが、10日以上使っても(貧乏ですから…)結構大丈夫だったりしたので超おすすめします!
そしてナイロンより細い物を使う事が出来る為、キャストの飛距離が出てしかも感度が上がるという素晴らしい効果があります。
ルアーの操作性でも水面やサスペンド系の物を除けばナイロンより高いです。
スピニングには3〜4ポンドが最適です(注:BIG FISHを狙う時は別です)
ベイトには8ポンド位からが最適になりますが、6ポンドを使っても大丈夫だった実績があります。
という事でトップウォーター派の方以外には断然『フロロカーボンライン』をおすすめします!!
【経済的なライン使用法】
@ラインは100b巻きが多いのでまずは50bずつ使用します。
Aバスフィッシングでは使っても先端から25bくらいまでしか使いませんから、ライン交換の時に下図の様にリールからリールへラインを巻き替えます。こうすると下糸だった使われてない部分が先端に来るので、100bで25bずつ4回に分けて使用する事が出来ます。(以上貧乏アングラーの知恵です!)
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