マヤヘロス ウロフタルムス (mayaheros urophthalmus) | |
分布:メキシコ南部、ユカタン半島、グァテマラ | |
全長25〜35cm | |
フェスタに似ているが尾筒のアイスポットの大きさで見分けられる。 また色もフェスタが赤橙色に対し、本種は各鰭が紫がかっているのが特徴。全体的にもワインレッド 色っぽい。バンドの数も分岐や融合などの異常が見られない個体の場合、フェスタが9本に対し、 本種は8本である。またエラ蓋後方の鰓膜が本種は赤みの強い桃色をしており、眼球もフェスタに比べ ポップアイ気味なのが特徴である。 非常に好戦的で、ショップに置かれている個体に顔を近づけると威嚇してくる ものも少なくない。また喧嘩も強く、弱者を決して容赦しない暴君ぶりはどの個体でもそうである。 左は雄で右は雌。雄のほうがやや青白色がかっている。 小規模水系で地域隔離が進んでおり、この画像の赤紫色っぽいものや赤橙色の強いもの、 或いはバンドが淡くて細めのものなんかは将来別種とされる可能性もあると思われる。(left male : right female) |