Heros属
ヘロス属


ヘロス・アッペンディクラータス
(Heros appendiculatus)
分布:ペルー
全長18〜23cm
ペルー産のセベラムの仲間。ウカヤリ川、ナポ川、ヤヴァリ川に生息。 最近では地域変異種とされるレッドショルダータイプも入荷しているが、 アッペンディクラータス種とされるようである。 被写体は雌。(Picture is female)



ヘロス・アッペンディクラータス?
(Heros cf.appendiculatus)
分布:ペルー
全長18〜23cm
レッドショルダータイプ



ヘロス・エファシアータス
(Heros efasciatus)
分布:ネグロ川
全長18〜23cm
ネグロ川以外でもコロンビアなどにも生息している。 被写体上はコロンビア産の雄個体と思われる。腹部に細長い長方形の模様が数個入るか、全く入らないのが本種といわれているが、 前者の場合アッペンディクラータスとの判別は 極めて難しいといえる。 ネグロ川産のものは腹部に黒い模様が入らないのが普通である。 したがって、本種に限ったことではないが、 下の個体は鰓周辺に細かいドットがないことから雌と思われるが、 セヴェルス種の可能性もある。ベネズエラ産のセヴェルス種として紹介されているもので 極めて似ているのを見たことがある。



ヘロス・ノタータス
(Heros notatus)
分布:ガイアナ
全長18〜23cm
ガイアナ産のセベラムの仲間。オリノコ川支流に生息し、成熟した雄は エラブタ周辺のオレンジメタリックの光沢と黒の織り成す細やかな模様は芸術品である。 鰓後方から尻ビレの後方先端にかけて円形或いは楕円系の黒色斑が数個並び、 後ろへ行くほど消失していくのが特徴で、これは雌も同様に見られる。以前は見かける機会があったが、 最近は滅多に見かけることができなくなった。被写体は雄(Picture is male)



ヘロス・セヴェルス
(Heros severus)
分布:コロンビア・ベネズエラ
全長18〜23cm
セベラムというのは本来へロス属のこと、即ち総称である。 セベラムというのはヘロス属の一種に過ぎない。ここではあえて、混同を避けるために セヴェルス種とした。アクアログで見るこれぞ本当のセヴェルス種ではないだろうか。 混同され続け、どの種類も同じセベラムとしての扱いから、 本属内での混血個体がかなり見受けられるのは 認知度不足が原因というのはもはや否めないであろう。被写体はコロンビア産である。



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