Etroplus属
エトロプルス属


エトロプルス・カナレンシス
(Etroplus canarensis)
分布:インド南西部
全長9〜12cm
通称バンデッドクロマイド。 インド南西部カルナータカに生息する。体の模様からいろんなイメージが駆け巡る。 ローマ数字のT、U、X、]を組み合わせたようにも見え、反対側から見れば また、数字の並びも逆である。 全体の雰囲気は可愛らしく、最終サイズがどの程度なのか不明であったが、オレンジクロマイドよりも 一回り程度にまで成長し、大型種ではない。



エトロプルス・マクラータス
(Etroplus maculatus)
分布:インド、スリランカ
全長8〜10cm
通称オレンジクロマイド。 以前は比較的見る機会も多かったが、最近は殆んど見かけなくなった。 全身を鮮やかな黄色から山吹色に品種改良した通称名レッドクロマイドも 知られる。ペアさえ組めば、繁殖も難しくない。



エトロプルス・スラテンシス
(Etroplus suratensis)
分布:インド、スリランカ
全長15〜20cm以上
通称ダイヤモンドクロマイド。別通称名グリーンクロマイド。 幼魚サイズからライトグリーンの異彩な煌きは素晴らしきものがある。 草食性がかなり強いのもこの種の大きな特徴で、天然では40センチになるともいわれているが、 実際そのような個体にお目にかかったことはない。左は幼魚、右は若魚。 水槽内と自然化での環境の違いにより、せいぜい20センチ程度で成長が止まるようであるが、 原因は不明である。バンデッドクロマイド同様に飼育はやや難しいようである。 最近では殆ど見かけないが、再び多くの個体が流通してほしいものである。



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