Chindongo属
チンドンゴ属


チンドンゴ・デマーソニィ
(Chindongo demasoni)
分布:マラウイ湖
全長7〜8cm
淡い群青色と漆黒の強烈なコントラストが一際混泳水槽でも目立つ存在である。 ”青いスズメバチ”という表現が適切であろうか。ムブナの中でも小型でありながら 気性の激しさはかなりのもので、本種よりも大型になるムブナとの混泳では気を遣う 。また、他種には問題ない抗生物質が本種では大きなダメージを受け、死にいたることもあるので 魚病薬の投与には注意したい。



チンドンゴ・フレーバス
(Chindongo flavus)
分布:マラウイ湖
全長8〜10cm
種小名の通り黄色みのある種類だが通常時は縞模様も見られず、こげ茶色っぽい地味な魚である。 鮮やかな黄色は興奮時にしか見られない。ムブナの中でもより一層スレンダーな体形で闘争時は敏捷な動きで相手を攪乱する。



チンドンゴ・ソコロフィ
(Chindongo socolofi)
分布:マラウイ湖
全長8〜10cm
ブライトブルーシクリッドに紛れて稀に入荷してくることがあり、以前はコバルトシクリッド という名前で入荷していた美種。雌雄差は殆どないといえる。 ブライトブルーシクリッドの多くはメトリアクリマ・カライノスかシュードトロフェウス・sp”ゼブラ” であることが殆どと思われるが、混血と思えるような個体もみられる。本種はこれらに比べややスレンダーで、 鰭に紺色の縁取りが入り、 ボディには脊椎に対して垂直に入る縞が細く僅かに見られるのが 特徴であるが、そのような特徴をもったムブナが他にも存在しているので、同定は正直難しいといえる。



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