ブッコクロミス・ローデシィ (Buccochromis rhoadesii) |
分布:マラウイ湖 |
全長25〜35cm |
マラウイ湖産シクリッドでセラノクロミス属に次いで、大型ともいわれる ブッコクロミスの一種。本属中では最もポピュラーな種類である。 幼魚時は背鰭前端より尾鰭基底部に入るブラックラインが特徴であるが、 雄が成魚になれば、青い頭部に黄色いボディがとても美しい。 雄はエラブタのやや後ろはオレンジがかった山吹色になって発色が始まるようである。 雌は幼魚の見た目のまま大きくなる。雄成魚の全体の配色は中米のニカラグエンセに似るが、 格の違いは歴然である。 性格はおとなしいといわれることがあるが、意外に他魚を追い掛け回すことが多い。 かといって協調性が非常に悪いというほどではないが、マラウイ湖産の非ムブナの中では 混泳に気を遣う方であるといえる。被写体は雌の可能性が高い(Picture is female) |