Aequidens属
エキデンス属

エキデンス・ディアデマ (Aequidens diadema)

分布：ネグロ川

全長15〜20センチ

こちらも丸みを帯びた体型が特徴である。 近似種のメタエと比べると頬の グリーンメタリックの迷彩模様が太く入り、鰭は橙色を帯びる。 派手すぎず地味すぎずではあるが、 エキデンスの中では色彩は派手な部類といえる。知名度はきわめて低いが かなり味のある魚である。性格はさほどきついわけではないので、 おとなしいサタノペルカの混泳水槽のタンクメイトとしてもかなりお勧めである。 見る機会は滅多にない。

エキデンス・メタエ (Aequidens metae)

分布：コロンビア、ベネズエラ

全長18〜23センチ

丸みを帯びた体型が特徴である。これぞエキデンスといえるような 魚である。頬にはエキデンスの特徴であるグリーンメタリックの迷彩模様が入る。 地域変異や似た仲間が存在し、 同定に非常に悩まされる種類である。エキデンスの中では見る機会は多いが、 それでもかなり少ないといえる。ディアデマに比べ気が強い。

エキデンス・パリダス (Aequidens pallidus)

分布：ネグロ川上流域　オリノコ川

全長18〜23センチ

メタエを全体的に地味にしたような感じである。 性格はおとなしいが特に繊細で弱いというわけでもなく、混泳向きであるといえる。

エキデンス・テトラメルス'エリオゴールド' (Aequidens tetramerus'Eliogold')

分布：ペルー、ガイアナ、エクアドル他

全長15〜20センチ

画像はペルーのエリオゴールド産であるが、テトラメルス種の分布ということになれば 産地が広範囲にわたり存在している。 エクアドル産のものは下あごがえんじ色を呈し、ガイアナ産のものは目が大きいなどの 他にも体高違いがあるなどそれぞれに特徴が見られる。この他にもブラジルのタパジョス 産のものも存在し、各々が今後、種レベルで分割される可能性も十分考えられるだろう。

トップに戻る