半年前に失踪した桜井京子が自宅の東京から遠く離れた札幌で発見された。彼女は余程酷い目にあったらしく、言葉を話すことができなかった。
　治療のために療養所に入った京子の周辺で異変が起こった。療養所の近くで騒いでいた若者グループが惨殺されたのである。京子には何の記憶もなかった。
　そして、ついに京子にも魔の手が。怪物が京子を襲ったのだ。しかし、怪物は居合わせた特殊部隊員に殺されてしまう。しかし、怪物の正体は二年前に失踪した大学生だった。その人物は京子に「お前もこうなるぞ」と言って死ぬ。
　京子が収用されや施設は療養所ではなく、ある秘密機関の実験室だったのだ。京子は全てを思い出す。京子は下校途中に複数の外国人に拉致されたのだった。そこには自分と同じように拉致された人がいた。そこまで話すと、彼女の身体にも異変が‥。