ある資産家の娘である幼い少女・美奈は、世間一般から隔絶された日々に退屈していた。
そんな時、今は亡き母親の使っていたクローゼットから、自分の身体のサイズにピッタリな白いレオタードを見つける。
母親がバレエの練習に使っていたのかと思い、美奈はさっそく下着姿になってそのレオタードを着た。
すると、膨らみ始めた胸と小さなヒップを包んでいたブラとショーツがレオタードの繊維と一体化した。
ブラとショーツが無くなったことに驚いた美奈はレオタードを脱ごうとするが、レオタードは皮膚にくっついて脱ぐことが出来ない。
さらに、全身がチクチクして痒くなり、美奈は涙目にながら体中をかきむしる。
しばらく掻いていると、レオタードから白い毛が生え、やがて白い毛は両手両足、顔全体を包み込んだ。
耳も尖って頭の上へ異動すると、お尻から長い尻尾が生え、最後に身体が変形して小さくなると、美奈は一匹の白猫に変身していた。
美奈は自分が猫になったことに気づくと、「これならば屋敷の外に出られるかもしれない」と思い、外の世界へ旅立つのであった…。

何か児童文学とかの一節にも通じる感じがしますね。
話の流れ的にはそのまま猫として生きるか猫と人のはざまを歩みながら成長するかと言う感じですけど、
こちら流で言えば人と猫以外にも猫耳状態徒か猫人状態とかのバリエーションもできそうな気もします。