とある村にある池。
本来は立ち入り禁止だけどそこである条件を満たせば水浴びをする事ができると言う。
それはそこに祭られている祭神に一時的にその身を貸す事。
貸した者はその身を河童に変じる事で水浴びをし、さらに奥深くまでゆく事ができるが残念ながら時が過ぎれば否でも返さなければいけない（人に戻らねばいけない）。
しかし、それにより祭神と池の安泰は守られていると言うひと夏の光景であった…
と言うのはどうでしょうか？

水神を祭る池に一人たたずむ女性。
誰もいない事を確かめると衣服を脱ぎ棄てて池の中に飛び込む。
しばし泳ぎを堪能した彼女は池の中心・祭神の宮へと泳ぎその中に入る…。

パターン１・宮の中にはさらに地下水脈みたいなのがあり、その中に飛び込んだ彼女を河童たちが取り囲み百合百合に絡む。
その中で体毛をそられ、背中をなでられると甲羅が、頭をなでられると皿が浮かび、河童の気を注がれるうちにその姿は河童に変わる…
パターン２・宮の中で彼女は自らを慰め捧げる。そのうち手の爪がのびてその爪で全身の剃毛を行い、自ら背中をなでると甲羅が、頭をなでると皿が浮かび、乳首や耳が引っ込み肌も哺乳類から両生類のものに変わり、その身は河童に変わる。

全ては臨時とは言えその身を河童に変える事で水神に使える巫女となる為だった…。

で、人化の場合は同じく河童たちになでられるか自らを慰める事で肌が変り、乳首や耳が浮かび、甲羅や皿が引っ込み、髪が伸びて人になる…と言う感じで。