たとえば、モラン変身などで不可逆変身を遂げてしまった主人公。何らかの作用で草原を出たとき、元の姿を取り戻すための壮大な冒険が始まる。そして、変身に隠された驚愕の真実とは！？

　もしかするとモラン変身で、草原から出ない話が多い。逆に言えば草原から出たところから始まる物語があるのではないか？
　変身して、戻れなくなって終わった過去のストーリー、10年近く経過してもなぞが残るままなのはいかがなものかと？

> 　変身して、戻れなくなって終わった過去のストーリー、10年近く経過してもなぞが残るままなのはいかがなものかと？
まあ、「そう言う風習」とかで割り切るべきなのでしょうけどこのたりはなかなか難しいですね。
完全に意識がモランに侵食されたケースもありますし、いわゆる「消去したはずのハードディスクの記憶が呼び戻される」とかでありでしょうか。
ただ、やはり記憶を戻しても、そして仮に元の女性に戻れてもかつての生活に戻れるかのドラマもありえる訳で…
（まさに「空白」と言う事で）


文庫世界の流れで行くなら華代ちゃんの乱入でむりやり…と言う天災（？）もありですし、
初期に出てきた「長老」は実は鍵屋や黒蛇堂のアイテムで「住民」を増やしていたが、実はすでにペナルティのレベルに入っていたとか
（実は異民族をモラン化する事はタブーだったり、モラン化し続ける事が・・・とか）
ここだけの話、オランガムイシリーズの裏で一連の戦争の黒幕（あるいは利権を得ていた）連中が本来の荒廃した地球の裏で別天地的な地球を作っていた（黒蛇堂・鍵屋系アイテムで）
人口・回帰対応と言う名目で借りたものの、その実は自分達だけの利権を得るためだけだったが故に…と言う話も考えてまして。
他にもモランを食らって成長する巨大な植物とか…
で、元女性のモランの場合その抜け殻から侵食度（？）に応じて元の女性・赤ん坊・日本人男性その他…で出てくると言う感じで。

　とはいえ、自分ひとりの手だけでその黒幕を追い詰めたり、元の姿に戻るすべを見つけるのはかなり困難だと思われるので、それこそW蛇堂や業屋、そして鍵屋が絡んでくるんでしょうね。
　個人的には女性化した鍵屋との奇妙な冒険的な展開を考えてますが。
　あ…紅蛇堂を使えば一発か？（紅蛇堂が体調不良とか、仕事があったり、あるいはしばらくもとの女の子の体でいなければならなくなったとか理由をつけて紅蛇堂を欠場させるのも手ですが）