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俊輔の初恋
1379
: 2008/05/26(Mon) 20:56:14
ともこ

俊輔は少し離れた叔父さんの家に下宿をしていた。俊輔は学校では男子のふりをしていたが、新水泳部や家では立派な女性として振舞っていた。外出もお化粧をして、ボーイッシュな女性のようであった。そんな俊輔がネットで他の高校の男子生徒と知り合った。メールの交換にときめく俊輔。いや、学校以外では「美里」といっていた。青葉美里である。
 美里は付き合っている相手は、隣の高校の男子水泳部員だった。初めてのデートはプールへ行った。美里は地味だけど光沢がたまらないアシックスのブルーの競泳水着だった。相手はオレンジ色のアシックスの競泳パンツだった。新水泳部の白アシと色違いのものだった。美里の鼓動が高まった。
 そして、もう一人の美里が現れたのだった。「香織様のためには、この人を新水泳部の部員にしなければ‥。香織様も喜ばれる。この人が女の子になれば、新水泳部ももっと強くなれる。この人を女の子にしなくちゃ‥。この子を女の子にしなくちゃ‥。
 ボーイフレンドの名前は博といった。水泳が好きな同士のよいカップルだった。でも、美里は泳いだ後に飲むスポーツ飲料にある薬を無意識に混入させていた。そして、ある日、博から「俺の身体おかしいんだ」というメールを受け取った美里。学校の帰り、博の家に行く美里。博はジャージを着ていた。その身体つきはどこか女性のものであった。美里は自分が何をしたのか、博がどうなったのか、知っていた。「俺の身体こんなになっちゃったんだよ」。泣き声のような声を上げる博。ジャージの下にはいつものオレンジ色の競泳パンツを穿いていたが、胸は大きくなり、腰は括れ、競泳パンツには男子のものはなく、女子の縦溝が刻まれていた。「俺、どうしよう」という博。美里は博を愛撫し始めたのだった。

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