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金粉プレイ
1309
: 2008/02/14(Thu) 20:12:38
ともこ

 金粉プレイといえば、007シリーズの「ゴールドフィンガー」が有名ですね。全身に金粉を塗られて死んでしまうジル。そして、もう一つ金粉プレイの犠牲になった人のお話です。
 世間でアイドルが金粉を塗って扮装することが流行っていた。ここはとある高校の水泳部。その日、お調子者のキャプテン・裕太がこんな提案をした。「今日のレースで最下位だった人は、おしおきとして金粉プレイね」最下位は健太だった。女子水泳部の部員も混ざって、どこから入手してきたのか、みんなは楽しそうに刷毛で金粉を健太の身体に塗りたくる。髪の毛を残して全身を金粉に塗られた健太。「健太は今日一日金粉姿でいること!」みんなが沸いた。金粉姿のまま黙々と罰ゲームの掃除をする健太。部活が終わると、仲のいい栄治が待っていてくれた。金粉を落とすのを手伝うためだ。しかし、全く落ちない金粉。焦る健太と栄治。そして、健太はどこか自分の身体が硬くなっていることに気づく。そして、健太の耳には、ある声が聞こえてきた。夢遊病者のように歩く健太。周囲は暗くなっている。わずかな街灯の光を受けたその姿は、金の銅像そのものであった。夢遊病者のように彷徨う健太が止まったのは、すぐ近くの洋館だった。健太が洋館の門をくぐるや、健太の両足は銅像のように硬くなってしまった。地面に倒れる健太。しかし、そのまま健太は硬くなってしまった。ある日のオークションで「競泳水着のスイマー」という銅像がオークションに出品されていた。実は洋館の持ち主は栄治の父親であった。そして、暗い部屋でパソコンの画面に向かう栄治がいた。

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