最近鬼ネタが多いのに触発されて、以前書き込んだ鬼ネタを。

　昔の古い民話に、こんなものがありました。題名は「鬼がら」。
　ある怠け者の青年が、偶然、青鬼が赤鬼に脱皮する場面を目撃する。彼はその抜け殻を着込んで鬼になりすまし、村人たちを脅して食っちゃ寝の生活を楽しむが、ある時、脱げなくなっていることに気づく……。

　この青年を少女に置き換えてひとひねりすれば、結構面白い話ができそうに思うのですが。

> 　この青年を少女に置き換えてひとひねりすれば、結構面白い話ができそうに思うのですが。

　この場合、前にモノノケ館で書かれた節分話みたいに集まった邪気を浄化する為に干されていたのを…と言うのもありですし、それこそその鬼の皮自体が着た人間の過ぎたる邪気を浄化するためのアイテムだったと言うのもありかもですね。
　見た目はともかく性格のきつすぎる女性がふとした事からそれを着て、数々の試練のうちに皮が脱げると…と言うのもありですし、逆に美人だが性格の悪い女性がそれを着て、数々の試練の末脱げると見た目こそイマイチになったけどそれを補って余りある人格とその他を得たと言うのもありかも?

>それこそその鬼の皮自体が着た人間の過ぎたる邪気を浄化するためのアイテムだったと言うのもありかもですね。

　実は鬼が人間になる時に脱ぎ捨てた皮だった……というオチもありかも。

>美人だが性格の悪い女性がそれを着て、数々の試練の末脱げると

　性格の悪い女がそれを着て数々のたちの悪い行いをした結果、その邪な心が無くなるまで脱げなくなる……というパターンも。