ある若者が森で道に迷ってしまったが、どこからか女性の声がするので、声のする方へ向かうと女性が水浴びをしていた。
実はこの女性は女神であり、若者に裸を見てしまった事に腹を立て、若者を女にしてしまった。

　この場合、泉の美しさに魅入られすぎた若者が「ずっとこの泉にいたい」と思いながら奥底にもぐってゆくとその姿がとろけ、中から美しい泉の精霊が…と言うのもありかもですね。

　あえて俗に走ると実は泉の精と言うのは特殊なスーツを着た普通の人間で、若者がムリヤリ「同好の士」にされると言うのも。
　ホラー路線なら実は泉の精と言うのは「人型の水」みたいな存在で、若者もそれに取り込まれると言うのもいかがでしょうか？

泉の女神は実は姉妹なのです。沐浴を見られた女神は姉の方で
覗き見た罰として男の玉を取って泉の中に消えてしまいます。

途方に暮れる男の前に今度は妹女神が姿を見せ、
「お前が落としたのはこの金の玉か、それとも銀の玉か」
と妹女神は問い尋ねるのです。

男は答えに詰まります。
なぜなら男は吸血鬼だったからなのです。

神話っぽくいくと、

体の一部を奪われ女にされた若者は泉から離れることが出来なくなってしまった。
女神に仕え3年が過ぎたある日、
若者を探し旅をしている恋人が女神の神託を受けるために訪れる。
神託を受けるためには女神の出すクエストをとかなければならない。
若者は恋人に手を貸すことを許されるが、その間に正体が知られてしまえば男に戻ることはできない。
…

元ネタはアクタイオンですか？
あれはそのまま現代風にして小説化出来そうですが……（人→鹿TFとして）