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先輩の競泳水着
1079
: 2007/08/13(Mon) 19:11:04


 海斗は水泳部の二年生。彼は密かに先輩の大輔に心を寄せている。大輔先輩はイケメンで背が高く、その日に焼けた競泳パンツ一枚になった姿は羨望の的であった。隣のコースを泳ぐ時など、わざと大輔の競泳水着に覆われた身体を触った。そして、いつの日か、海斗は大輔の競泳水着を自分で穿いてみたいという欲求をもつようになった‥。大輔の競泳水着を入手した大輔は、早速その競泳水着を身に付けて快感に浸るが‥。
 実はその競泳水着は呪われていていた。持ち主はオリンピック選手を期待されていたアスリートであったが、3年前に試合中に心筋梗塞で亡くなった上級生・武史であった。その競泳水着を着用すると、亡くなった上級生そっくりの姿になってしまうのだった。つまり、海斗が惚れていたのは大輔ではなく、武史の姿であった。
 実は水泳部でこの武史化は暗黙の了解になっていた。何故かというと、武史化が行われるのはオリンピック選考の年で、その年の大会は必ず良い成績になるからであった。武史になってしまった生徒は四年でその任務を終えて、次の生徒にバトンタッチする仕組になっていた。

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