今回掲載された「裏方」を読んで、以前ここに書き込んだネタをアレンジすることを思いつきました。

　近未来の世界で、「人間が、過去の名馬の細胞から造ったバイオスーツを着てのレース」が行われている。もちろん「裏方」とは違って、世間にもちゃんと事実が知られているのですが。

　ちゃんと牝馬限定戦もあって、その場合、中身も女性でなければならないというルールがある。しかし当然ながら、こんなことをやりたがる女の子なんてめったにおらず、それゆえどこの「厩舎」でも人員確保に苦労している。

　物語は、「小さい頃からの馬好き」と、「馬になって駆け回ることの喜びを知ってしまった」がゆえに、この世界に飛び込んだ女の子が主人公。

　ところがこの世界、彼女が思っていたよりもずっとキツイものだった。そのキツさの大半は、バイオスーツに入ってのトレーニングに有ったのだが。

　あとはスポ根もののノリに、同じ「厩舎」に所属する男性との恋愛をからませて描くのがよいでしょう。