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: 異形変身の館「サルスベリ
: 3713
: 2017/06/05(Mon) 01:37:12
: 風祭玲
:
: 3713
: 2017/06/05(Mon) 01:37:12
: 風祭玲
:
あらすじ:その姿になって初めての春、水の流れに起こされ彼女は目を覚ました。冬の眠りのお陰なのか、冷静に樹としての暮らしを始めた彼女だが…
今回のお話は状況説明などは全て省いて、
本人視点のセリフのみで進めました。
見えない聞こえない感じるだけの樹の暮らしを、
真面目に描くとこうなりますね。
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: Re: 異形変身の館「サルスベリ
: 3715
: 2017/06/12(Mon) 22:09:00
: 徒然地蔵
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: 3715
: 2017/06/12(Mon) 22:09:00
: 徒然地蔵
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サルスベリ、ツルツルの木肌は容易に想像できたのですが、
花をつけているイメージがぴんとこず、画像を検索してみました。
独特の木肌と相まって、花を付けたその佇まいはなんとも幻想的。
そんなサルスベリになってしまった女の子のお話し。
樹として頑張って生きている姿が、逞しくもあり、なんだか切なくもありました。
水を足元から吸い上げたり、春に目覚めたり、チクチクに耐えて若葉を茂らせたり、
根を所狭しと這わせたり、花を付けたり、虫に近寄られるのを我慢したり…
樹も色々と忙しいのですね(笑)
新米の樹に指南をするベテラン(?)の樹とのやりとりが微笑ましかったです。
そして、このサルスベリが元人間だと知っているであろう、樹が言うところの「あいつ」、
最後に樹を満足気に愛でる男、描写は少なながらも愛情に満ち溢れております。
彼はずっとこの樹を見守り続けることでしょう。
また台風で樹がぶっ倒れてしまうことがあったとしても(笑)
それにしても、冒頭の飲み会シーンからコポコポ繋がりで
本編突入はすごですね(笑)