あらすじ：山に響き渡るテッポウの音。その音と自身を揺るがす衝撃によって彼女が目を覚ますと…


樹怨のようで樹怨ではないお話であります。
もどかしさのような情景が描けたらと思って書いてみました。

樹怨のセルフパロディって訳ではないんですね。
マッチョマンが出てきたら面白そう･･･


樹環の勝手な外伝（というよりもしその続き自分が書くとしたら、っていう妄想）書いてしまいましたけどあれは大丈夫なんでしょうか･･･

外伝は大丈夫ですよ

いやーなんとももどかしいお話しです。
樹になったので視覚も聴覚も人間のときのようには働かない訳ですけど、
周囲の変化とか、情報が欲しいときにそれが認識できないっていう…

周辺の変化がよく分からない中、人間の頃と違うこととか、
彼氏のこと考えてるとことか、切ないですね。
この切なさの中に、ギャグ色の強い力士の稽古をぶつけてくるあたり、ギミックを感じました。

胸の樹皮の剥落、下方の花の開花、まったりとしたエロス世界。

どこかノスタルジックな作品でありますね。
（と言いつつ、最後はギャグ展開なのですけどｗ）

今回の話は以前書いてみた一枚絵をベースに
樹怨の外伝として始めました。
ただ、書き進めるウチに樹怨世界に縛るのももったいないと思いまして、
その辺の関連性をボカしてみました。

樹怨ではあまり描かなかった
樹化世界の中から外世界へ手を伸ばすことが出来ないもどかしさ、
この辺を一番書いてみたかったのでそこは十分描けたと思っています。