マナ>マナでーす。 カナ>カナです。 マナ>さて、今宵のマナカナはちょっと重いテーマを行って見ましょうか、 カナ>ほぅ重いテーマとは? マナ>ふふっ カナ>なんだよっ、もったいぶって マナ>さて、某サイトに”風祭文庫はキモくてみられない”なんて趣旨の評価もありましたけど、 カナ>あー、あれか、大きなお世話じゃっ、まったくもぅ マナ>まーまー、ムキにならないムキにならない。 で、質問だけど、なんであの論評が出たんだと思う? カナ>さぁなぁ? 要するに女性の変身物語が口に合わなかっただけだろう? 女の人がムキムキの男になるなんて、 カナ>興味の無い奴にとってはキモい以外なんでもないからな マナ>うん、そうねぇ カナ>で、それがどうした? マナ>ふむ カナ>? マナ>じゃぁ話は変わるけど 作者がここのメインページで言っている ”ネット上で女性変身の作品が少ない”というのは何でだと思う? カナ>おっいきなり飛んだな マナ>飛んでは居ないわ、さっきカナが言ったことと関係が有るのよ カナ>へ?そうなの? マナ>そうよ カナ>女性変身の作品が少ないのは… まぁ、そんなことに萌える人が少ないのと違う? あの論評を書いた香具師も女性変身がいける口ではなかったし。 マナ>あら、香具師だなんて… カナ>いいじゃないか、いちいち突っ込むな マナ>そう、確かにそれもあるんだけどね でも、女性変身に萌える人、萌えない人の比率の差ってそんなに大きくは無いと思うの。 カナ>え?そうなの? じゃぁなんで、発表作品に差があるんだよ? 9対1、いや999対1ぐらいの差が有るんじゃないか? 変身系で出回っている作品の殆どは男性の女性変身物語ばかりだぞ マナ>うん、それはね… ネットで変身小説を発信している人って圧倒的に男性が多いでしょう。 カナ>まぁそうだな(条件によっては変わるけど) マナ>つまり、男性視点の話ばかりなのよ、 カナ>で? マナ>じゃぁさ、男性視点で話を書くとき、どんな気持ちで物語を書く? カナ>そりゃぁ、僕の場合だったら… まぁ…自分が変身したシーンを思い浮かべながら書くよなぁ… マナ>うん、そこよ、そこ、 カナ>へ? マナ>要するに、自分をその主人公と重ね合わせて書くでしょう? カナ>まぁ…そうだな マナ>となると、自分が変身をしたり空を飛んだりする話を書くわけじゃない。 カナ>うん、そっか、 それで、男性の女性変身物語が多いのか、 マナ>ご名答! と言いたいけど、それだけじゃないのよ? カナ>まだ何かあるの? マナ>うん、重大な要素がね。 カナ>へ? マナ>ねぇ、自分が書いた物語を人に読んでもらうってどんな気分? カナ>また、何を言い出すのかと思えば… マナ>どんな気分? カナ>そりゃぁ恥ずかしいよ、 アイツ、こんなことを考えているのかって…思われるし マナ>そーそれよ カナ>? マナ>自分が書いた物語を読まれるってことは恥ずかしいことなのよ、 でも、書いている人達ってそのことが楽しくて仕方が無いの。 カナ>楽しい? マナ>そうよ、だからせっせと書くんでしょう? 恥ずかしかったら誰も書かないわ カナ>まぁなぁ… マナ>ここが”肝!” カナ>? マナ>人に見られることに快感を感じる… これって自分を虐めていること…そう自虐であり、マゾと言うことよ カナ>ほぇぇぇ!! マナ>そして、その反対はサドであり他虐なのよ カナ>まっマゾ・サドと言ったら…その「女王様とお呼び!!」の世界かよ マナ>飛躍しすぎよ、カナ… カナ>なっなんだよ、その目は! マナ>まっ、確かにマゾ・サドと言えばそっちを連想しちゃうのも無理ないわね。 カナ>でもね、マゾとサドって誰の心の中にあって、 マナ>そのバランスによって人間の心理が変化していくんだって… カナ>へー、誰に聞いたんだ?そんなこと? マナ>作者の経験らしいわよ カナ>心理学者か、アイツは マナ>話を進めるね で、要するに男性の変身は自分が変身させられるのでマゾ(自虐)あり、 女性の変身は人が変身していくところ見るのだからサド(他虐)と言うことなのよ、 カナ>なるほど… 男が読むんだから男の変身は自分に置き換えるんだからマゾで、 女の変身は見る側になるからサドか…理に叶っているな。 マナ>でしょう? カナ>じゃぁ作品数のアンバランスの説明は? マナ>そーそこ、 じゃぁなんで作品数に偏りがあるのかというと、 さっきも言ったけど執筆って言う行為は自分の心で描いた妄想を文章にしてさらけ出すことでしょう? カナ>うん マナ>執筆をして人に読んでもらう、それだけでも立派なマゾ(自虐) だから、そのような人たちが書く作品はマゾの話であり、 マナ>しかも、男性が書くから当然男性の変身物語になってしまうってことよ カナ>ふむ、一種の露出プレイか マナ>……(汗 それに対してサドの人って執筆をして己を晒すのは苦手だから、 そんな苦労するなら行動した方が早いって作品なんて書かないのよ。 カナ>あーーーそっかぁ… じゃぁさぁ なんでウチの作者はその両方に手を染めているんだ? マゾのクセして女性変身・サドにも手を出しているじゃないか、 マナ>ふふ…良いところに気づいたね。 カナ>なんだよっ マナ>風祭文庫の作品遍歴を見て、 カナ>ん? マナ>最初は華代ちゃんでしょう? カナ>うっうんまぁ…そうだな マナ>それからマサイや人魚などが出てきているよね、 カナ>うん マナ>要するにウチの作者って基本はあくまでもマゾ、 そして、そのマゾの延長線上としてサドがあるのよ… カナ>器用な奴だな… マナ>うん、確かに器用ね。 でも、そう言う人も結構いるわ、 ちなみに風祭文庫の館を分類すると、 マゾ(自虐)系が 「華代ちゃん」 「レンタルボディ」 「天使」 「巫女」 「人魚」 「バニー」 「バレリーナ」 「海女」 「尼さん」と 「物語」 一方、サド(他虐)系が 「マサイ」 「レスラー」 「獣」 「蟲」 「もののけ」 「フリークス」 そして、混在系として 「性変身」 「人形」 という区分けになるわね。 カナ>へぇぇ、 俺達人魚館はマゾ(自虐)に属するのか… でも、俺ってマゾじゃぁないぞ、 マナ>なぁに言っているのっ 人魚になった上に散々弄ばれている上に悦んでいるじゃないの そう言うのをマゾって言うのよ カナ>誰が悦んでいるって? マナ>でね、 文庫に収録されている話を良く見てみると、 ホラ マゾ(自虐)系の話はどちらかというとソフト路線なのに、 サド(他虐)系になるとどれもハードな話ばかりでしょう。 カナ>そうだなぁ マナ>これが、作者の傾向を端的に表しているのよ。 それってどういうこと? マナ>つまり、さっき言った様に作者のサドはマゾの延長にある証拠よ、 カナ>? マナ>判らない? カナ>まぁ… マナ>実は…マゾ(自虐)の者がサド(他虐)に手を出すというのはとても怖いことなの、 なぜなら ”どんなことをさせられたり、見せられたりするが一番嫌なのか” と言うことを知っているからよ カナ>ふむ、 マナ>見て、男の人の変身は程度の差はあってもどれも可愛い女の子に変身しているでしょう。 カナ>そうだな、 マナ>それに対して女の人の変身はどれも女性としての美を奪われ醜くなっていっているの。 単に正反対ならこんな傾向にはならないわ、 むー… カナ>この容赦ない女性変身がマゾの者がサドに手を出している証拠よ、 そっか、 それで、最初にあげたサイトの奴が”キモイ”って言っていたのか、 マナ>そー、ついていけないのよ、作者の世界に… カナ>ってことはさ、 ここの掲示板で応援してくれる人たちってそれについて行っているのか、 マナ>うん カナ>じゃぁさ、 サドの人がウチをみてどぅ思っているのかな? マナ>さぁ?それは判らないわ、 でも、作者のサドは純粋なサドじゃないので、恐らく拒絶反応が出ると思う。 それだけ毒が強すぎるのよ作者のサドって… カナ>恐ろしいなぁ… マナ>まぁね… カナ>はー… でも、人魚がマゾで良かった… もし、サドに属していたらと思うと… マナ>なぁに言っているのっ サドの人魚はあるのよ カナ>へ? マナ>え?気づいてなかった? 「もののけ館」にあるでしょう? カナ>あぁ!! マナ>まったく、カナもあっちへ行って強制的に卵を産卵させられたり、 バラバラにされて料理されたりして貰いましょうか? カナ>そっそれだけはヤメテ マナ>とは言ってもカナも串刺しにされたけどね(今回の乙姫で) カナ>げっ、あれってそうだったのか? マナ>ふふ…作者のちょっとした虐め心だったとか、 カナ>うげっ! マナ>まぁ話を戻すけど、 そう言う理由で風祭文庫と同じ傾向のHPが少ないわけが判った? カナ>うんうん、 マナ>要するに殆どの人は扇を一枚広げているけど… でも作者はもぅ一枚扇を持っていて、 マナ>扇の反対側にも広げている… カナ>事実上全方位か… マナ>そうね…最も作品の切り口なんて平面の2次元じゃないから、 作者が広げている扇の切り口なんてほんの一部にしか過ぎないんだけど、 でも、作者が持つ視点の幅が広いことには変わりは無いでしょう。 カナ>視点って言ってもねぇ 要するにフェチの話じゃないか、 でもまぁ…確かにこれじゃぁ孤高のサイトになってしまうな… マナ>ふふ、そう言うこと ところで、作者は最近こう考えてもいるそうよ、 風祭文庫と同じ趣向のHPが新たに立ち上がり、それが軌道に乗れば、 風祭文庫はそのHPにバトンを渡して役目を終える。ってね。 そんな日って来るのかな… カナ>どうでしょうか おわり